2018-115M 「散り椿」☆☆☆★

時間:112分
公開:2018-09-28
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:
監督:木村大作
脚本:小泉堯史
原作:葉室麟
撮影:木村大作
音楽:加古隆
出演:岡田准一、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、緒形直人、新井浩文、柳楽優弥、芳根京子、駿河太郎、渡辺大、麻生久美子、石橋蓮司、富司純子、奥田瑛二
名カメラマンの木村大作が、「劔岳 点の記」「春を背負って」に続く映画監督第3作として手がけた時代劇。「雨あがる」などの監督・小泉堯史を脚本に迎え、直木賞作家・葉室麟の同名小説を実写映画化した。享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものだった。妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙する。過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が彼を襲おうとしていた。主人公・新兵衛を岡田准一、かつての友・采女を西島秀俊が演じるほか、黒木華、池松壮亮、麻生久美子ら日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。
真面目につくった時代劇ということで★ひとつ加増。
(1)ゴッドファーザーのテーマ曲クリソツのメインテーマが数分おきにBGMされ、うざい。
(2)人物造形が薄っぺらで、関係性の複雑さとともに観客に伝わってこない。
(3)静謐な王道な端正な、映画にしたいのは理解できるが、やはり娯楽作品であってほしかった。この程度の物語なら『椿三十郎』の痛快さが欲しかった。
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