2018-112M 「500ページの夢の束」☆☆☆★
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邦題:500ページの夢の束
時間:93分
公開:2018-09-07
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:マーク・キューバン、ティム・クレイン
製作:ダニエル・ダビッキ、ララ・アラメディン、トッド・ワグナー、ベン・コスグローブ
監督:ベン・リューイン
脚本:マイケル・ゴラムコ
原作:マイケル・ゴラムコ
撮影:ジェフリー・シンプソン
音楽:ヘイター・ペレイラ
出演:ダコタ・ファニング(ウェンディ)、トニ・コレット(スコッティ)、アリス・イブ(オードリー)
ダコタ・ファニングが自閉症を抱える少女を演じ、ある思いを胸に500ページの脚本を届けるためハリウッドを目指す旅の中で、少しずつ変わっていく少女の姿を描いたハートフルストーリー。自閉症のウェンディは「スター・トレック」が大好きで、自分なりの「スター・トレック」の脚本を書くことが趣味だった。ある日、「スター・トレック」の脚本コンテストが開かれることを知った彼女は、渾身の一作を書き上げる。しかし、郵送では締め切りに間に合わないことに気づき、愛犬ビートとともにハリウッドを目指して旅に出る。ダコタ・ファニングが主人公ウェンディを演じ、ウェンディを支えるソーシャルワーカーのスコッティ役でトニ・コレット、ウェンディを案じながらも訳あって離れて暮らしている姉オードリー役でアリス・イブが共演。監督は「セッションズ」のベン・リューイン。
「レインマン」におけるダスティン・ホフマンを連想させる。天才少女ダコタ・ファニングが、子役時代を名演技で名を馳せ、ティーンズ時代を大ヒットヤングシネマシリーズで疾走し、二十歳を超えてから、本格的に大人の演技で真価を問われることになった。そういう点で、今回の出演は、彼女の冷静なキャリア構築のためには必須だったのかもしれない。監督のリズム感の無さに苦労しているようだが、子役のナチュラルな名演技ではなく、大人の女優としての計算した演技を試行錯誤しているような感じがする。手さぐり中か。ともあれ、今後のダコタ・ファニングの成長を期待するのに、ギリギリ合格点という作品か。
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