« 2018年4月 | トップページ | 2018年6月 »

2018-093M 「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」☆☆☆★

Battlesex 原題:Battle of the Sexes
邦題:バトル・オブ・ザ・セクシーズ
時間:122分
公開:2018-07-06
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
製作総指揮:
製作:クリスチャン・コルソン、ダニー・ボイル、ロバート・グラフ
監督:バレリー・ファリス、ジョナサン・デイトン
脚本:サイモン・ビューフォイ
原作:
撮影:リヌス・サンドグレン
音楽:ニコラス・ブリテル
出演:エマ・ストーン(ビリー・ジーン・キング)、スティーブ・カレル(ボビー・リッグス)、アンドレア・ライズボロー(マリリン・バーネット)、サラ・シルバーマン(グラディス・ヘルドマン)、ビル・プルマン(ジャック・クレイマー)、アラン・カミングカス(バート・“テッド”・ティンリング)、エリザベス・シュー(プリシラ・リッグス)、オースティン・ストウェル(ラリー・キング)
「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンが実在のテニスの女王を演じ、1970年代に全世界がその行方を見守った世紀のテニスマッチ「Battle of the Sexes(性差を超えた戦い)」を映画化。73年、女子テニスの世界チャンピオンであるビリー・ジーン・キングは、女子の優勝賞金が男子の8分の1であるなど男女格差の激しいテニス界の現状に異議を唱え、仲間とともにテニス協会を脱退して「女子テニス協会」を立ち上げる。そんな彼女に、元男子世界チャンピオンのボビー・リッグスが男性優位主義の代表として挑戦状を叩きつける。ギャンブル癖のせいで妻から別れを告げられたボビーは、この試合に人生の一発逆転をかけていた。一度は挑戦を拒否したビリー・ジーンだったが、ある理由から試合に臨むことを決意する。ビリー・ジーン役をストーン、ボビー役を「フォックスキャッチャー」のスティーブ・カレルが演じた。監督は「リトル・ミス・サンシャイン」のジョナサン・デイトン&バレリー・ファリス。「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイルが製作、サイモン・ビューフォイが脚本。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-092M 「モリのいる場所」☆☆★★

Morinoirubasyo 邦題:モリのいる場所
時間:99分
公開:2018-05-19
製作年度:2018
製作国:日本
配給:日活
製作総指揮:
製作:
監督:沖田修一
脚本:沖田修一
原作:
撮影:月永雄太
音楽:牛尾憲輔
出演:山崎努(熊谷守一)、樹木希林(秀子)、加瀬亮(藤田武)、吉村界人(鹿島公平)、光石研(朝比奈)、青木崇高(岩谷)、吹越満(水島)、池谷のぶえ(美恵ちゃん)、きたろう(荒木)、林与一(昭和天皇)、三上博史(知らない男)
山崎努と樹木希林という、ともに日本映画界を代表するベテランが初共演を果たし、伝説の画家・熊谷守一夫妻を演じた人間ドラマ。30年間もの間、ほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を見つめ描き続けたという熊谷守一=モリのエピソードをベースに、晩年のある1日を、「モヒカン故郷に帰る」「横道世之介」の沖田修一監督がフィクションとしてユーモラスに描いていく。昭和49年の東京・池袋。守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていた。それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課であった。そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客が訪れる。守一を撮影することに情熱を傾ける若い写真家、守一に看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、さらには得体の知れない男まで。老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-091M 「女と男の観覧車」☆☆☆★★

Kanransha 原題:Wonder Wheel
邦題:女と男の観覧車
時間:101分
公開:2018-06-23
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:ロングライド
製作総指揮:アダム・B・スターン、マーク・アタナシオ、ロナルド・L・シェ
製作:レッティ・アロンソン、エリカ・アロンソン、エドワード・ワルソン
監督:ウッディ・アレン
脚本:ウッディ・アレン
原作:
撮影:ビットリオ・ストラーロ
音楽:
出演:ケイト・ウィンスレット(ジニー)、ジャスティン・ティンバーレイク(ミッキー)、ジム・ベルーシ(ハンプティ)、ジュノー・テンプル(キャロライナ)、ジャック・ゴア(リッチー)、デビッド・クラムホルツ(ジェイク)、マックス・カセラ(ライアン)
ウッディ・アレン監督がケイト・ウィンスレットを主役に迎え、1950年代ニューヨークのコニーアイランドを舞台に、ひと夏の恋に溺れていくひとりの女性の姿を描いたドラマ。コニーアイランドの遊園地内にあるレストランで働いている元女優のジニーは、再婚同士で結ばれた回転木馬操縦係の夫・ハンプティと、ジニーの連れ子である息子のリッチーと3人で、観覧車の見える安い部屋で暮らしている。しかし、ハンプティとの平凡な毎日に失望しているジニーは夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをしながら劇作家を目指している若い男ミッキーと不倫していた。ミッキーとの未来に夢を見ていたジニーだったが、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナの出現により、すべてが大きく狂い出していく。ウィンスレットが主人公のジニーを演じるほか、ミッキー役を歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイク、ハンプティ役をジム・ベルーシ、キャロライナ役をジュノー・テンプルがそれぞれ演じる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-090M 「欲望という名の電車」☆☆☆☆

Yokubo 原題:A Streetcar Named Desire
邦題:欲望という名の電車
時間:122分
公開:1952-05-22
製作年度:1951
製作国:アメリカ
配給:WB
監督:エリア・カザン
脚本:テネシー・ウィリアムズ
原作:テネシー・ウィリアムズ
音楽:アレックス・ノース
製作:チャールズ・フェルドマン
出演:ヴィヴィアン・リー 、マーロン・ブランド 、キム・ハンター 、カール・マルデン 、ルディ・ボンド
1948年度のピュリッツア賞を受けたテネシー・ウィリアムズ「ガラスの動物園(1950)」の同名の戯曲の映画化1951年度作品。「ガラスの動物園(1950)」のチャールズ・K・フェルドマンが製作、原作者ウィリアムズが自ら脚本を書き「暗黒の恐怖」のエリア・カザンが、部隊初演以来の監督を担当する。撮影は「踊る海賊(1948)」のハリー・ストラドリング、音楽はアレックス・ノースの担当。主演はこの舞台劇をロンドンで演じたヴィヴィアン・リー(「アンナ・カレニナ」)と、ニューヨーク初演以来のマーロン・ブランド(「兵隊」)で、助演陣も初演以来のキャストを中心にして、キム・ハンター(「天国への階段」)、カール・マルデン(「拳銃王」)、ルディ・ボンド、ニック・デニス、ベグ・ヒリアスらが出演する。なおヴィヴィアン・リー、キム・ハンター、カール・マルデン及び美術監督のリチャード・デイ、装置のジョージ・J・ホプキンスは夫々51年度アカデミー賞を受けた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-089M 「夜のピクニック」☆☆☆

Bd711c269c55a15a 邦題:夜のピクニック
時間:96分
公開:2006-09-30
製作年度:2006
製作国:日本
配給: ムービーアイ,松竹
製作総指揮:
製作:牛山拓二
監督:長澤雅彦
脚本:
原作:恩田陸
撮影:小林基己
音楽:REMEDIOS
出演:多部未華子、石田卓也、郭智博、西原亜希、貫地谷しほり、柄本佑、加藤ローサ、池松壮亮、嶋田久作、田山涼成、南果歩
第2回本屋大賞に輝いた恩田陸の同名ベストセラーを「ココニイルコト」「ソウル」の長澤雅彦監督が映画化。24時間、夜通しで80kmを歩き続ける高校の伝統行事“歩行祭”に参加した生徒たちの心の成長と恋愛をストレートに描く青春群像劇。主演は宮部みゆき原作の「理由」に出演した多部未華子。共演に嶋田久作、田山涼成、南果歩ら。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-088M 「羊と鋼の森」☆☆☆★

Hitujitohaganenomori 邦題:羊と鋼の森
時間:134分
公開:2018-06-08
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:
監督:橋本光二郎
脚本:金子ありさ
原作:宮下奈都
撮影:山田康介
音楽:世武裕子
出演:山崎賢人(外村直樹)、鈴木亮平(柳伸二)、上白石萌音(佐倉和音)、上白石萌歌(佐倉由仁)、堀内敬子(北川みずき)、仲里依紗(濱野絵里)、城田優(上条真人)、森永悠希(南隆志)、佐野勇斗(外村雅樹)、光石研(秋野匡史)、吉行和子(外村キヨ)、三浦友和(板鳥宗一郎)
ピアノ調律師の青年の成長を描き、2016年・第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説を、山崎賢人の主演で映画化。将来の夢もなく生きていた外村は、高校でピアノ調律師の板鳥と出会い、板鳥の調律したピアノの音色に魅せられ、その日から自身も調律の世界を目指すことを決意。専門学校を出て新米調律師として働くようになった外村は、調律師の先輩たちをはじめ、高校生姉妹、引きこもりの青年、意地悪なバーのオーナーなど、調律を通して知り合う人々とのかかわりによって、調律師として、そしてひとりの人間として成長していく。山崎が主人公・外村に扮し、外村が調律の世界に足を踏み入れるきっかけとなった板鳥を名優・三浦友和が演じる。また、実の姉妹である上白石萌音と上白石萌歌が、ピアノを弾く高校生姉妹の和音と由仁をそれぞれ演じ、初共演した。監督は「orange オレンジ」の橋本光二郎。
■原作のもつ透き通ったクリスタルの様な静謐なイメージが果たして映画のスクリーンに再現できていただろうか。おそらく、監督が一番自覚しているのではないだろうか。ひたすらに森の風景を出すことで、足りていない部分を補完しようとしているとしか思えない。それぞれの登場人物の持つ「物語」がひとつの詩文に収束する原作の余韻は、描き切れてはいなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-087M 「孤狼の血」☆☆☆★★

Korounoti 邦題:孤狼の血
時間:126分
公開:2018-05-12
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:
製作:
監督:白石和彌
脚本:池上純哉
原作:柚月裕子
撮影:灰原隆裕
音楽:安川午朗
出演:役所広司(大上章吾)、松坂桃李(日岡秀一)、真木よう子(高木里佳子)、滝藤賢一(嵯峨大輔)、音尾琢真(吉田滋)、駿河太郎(上早稲二郎)、中村倫也(永川恭二)、中村獅童(高坂隆文)、矢島健一(友竹啓二)、田口トモロヲ(土井秀雄)、ピエール瀧(瀧井銀次)、石橋蓮司(五十子正平)、江口洋介(一之瀬守孝)、竹野内豊(野崎康介)
広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司、松坂桃李、江口洋介らの出演で映画化。「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督がメガホンをとった。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島・呉原で地場の暴力団・尾谷組と新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組の抗争がくすぶり始める中、加古村組関連の金融会社社員が失踪する。所轄署に配属となった新人刑事・日岡秀一は、暴力団との癒着を噂されるベテラン刑事・大上章吾とともに事件の捜査にあたるが、この失踪事件を契機に尾谷組と加古村組の抗争が激化していく。ベテランのマル暴刑事・大上役を役所、日岡刑事役を松坂、尾谷組の若頭役を江口が演じるほか、真木よう子、中村獅童、ピエール瀧、竹野内豊、石橋蓮司ら豪華キャスト陣が脇を固める。
もっとゴッドファーザーのクライマックスのような畳みかけが欲しかった。途中、音楽で仁義に目配せのコード進行。ナレーションも武田に似せきる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-086M 「グッバイ・ゴダール!」☆☆☆★

Goodbyegodarld 原題:Le Redoutable
邦題:グッバイ・ゴダール!
時間:109分
公開:2018-07-13
製作年度:2017
製作国:フランス
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:
監督:ミシェル・アザナビシウス
脚本:ミシェル・アザナビシウス
原作:アンヌ・ビアゼムスキー
撮影:
音楽:
出演:ルイ・ガレル、ステイシー・マーティン、ベレニス・ベジョ、ミーシャ・レスコ、グレゴリー・ガドゥボワ
ジャン=リュック・ゴダールの2番目の妻で、ゴダールの監督作「中国女」の主演を務めたアンヌ・ビアゼムスキーの自伝的小説を映画化。「アーティスト」のミシェル・アザナビシウス監督がメガホンをとり、ゴダールとともに時代を駆け抜けたアンヌの知られざる日々をコミカルに描く。パリの大学で哲学を学ぶアンヌは、もうすぐ19歳。ある日彼女は、映画を変えたと世界中から注目される天才監督ジャン=リュック・ゴダールと恋に落ち、彼の新作映画で主演を飾ることに。新しい仲間たちとの映画づくりやゴダールからのプロポーズなど、生まれて初めての経験ばかりの刺激的な毎日の中で、様々なことを夢中で吸収していくアンヌ。一方、パリの街ではデモ活動が日ごとに激しさを増し、ゴダールも次第に革命に傾倒していく。「ニンフォマニアック」のステイシー・マーティンがアンナ、「サンローラン」のルイ・ガレルがゴダールを演じる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-085M 「万引き家族」☆☆☆★★★

Manbikikazoku 邦題:万引き家族
時間:120分
公開:2018-06-08
製作年度:2018
製作国:日本
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:
監督:是枝裕和
脚本:是枝裕和
原作:
撮影:近藤龍人
音楽:細野晴臣
出演:リリー・フランキー(柴田治)、安藤サクラ(柴田信代)、松岡茉優(柴田亜紀)、池松壮亮(4番さん)、城桧吏(柴田祥太)、佐々木みゆ(ゆり)、緒形直人(柴田譲)、森口瑤子(柴田葉子)、山田裕貴(北条保)、片山萌美(北条希)、柄本明(川戸頼次)、高良健吾(前園巧)、池脇千鶴(宮部希衣)、樹木希林(柴田初枝)
「三度目の殺人」「海街diary」の是枝裕和監督が、東京の下町を舞台に、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描くヒューマンドラマ。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキー、初枝役に樹木希林と是枝組常連のキャストに加え、信江役の安藤サクラ、信江の妹・亜紀役の松岡茉優らが是枝作品に初参加した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-084M 「リディバイダー」☆☆★★★

Redivider 原題:Redivider
邦題:リディバイダー
時間:91分
公開:2018-06-09
製作年度:2017
製作国:イギリス
配給:松竹メディア事業部
製作総指揮:クレイ・ペコリン、ラッセル・ガイザー、アーロン・ライダー、ミラン・ポペルカ、アル・マンティーヌ、ウィリアム・V・ブロマイリー、ネス・サバン、シャノン・ベッカー
製作:デニス・ウィグマン、サンデル・フェルドンク、パトリック・チュウ、ティム・スミット
監督:ティム・スミット
脚本:オミッド・ノーシン
原作:
撮影:
音楽:
出演:ダン・スティーブンス(ウィル)、ベレニス・マーロウ(アビゲイル)、ティゴ・ヘルナント、チャリティー・ウェイクフィールド、バス・カイザー
「美女と野獣」やテレビシリーズ「レギオン」で注目されるダン・スティーブンスが主演し、主人公の一人称視点を取り入れて描いたSFアクション。現実の地球と、地球をコピーして作り上げた複製世界が舞台となり、現実の地球では通常の客観映像、複製世界では主人公の一人称映像が用いられている。エネルギーの枯渇が大きな問題となっている近未来。人類はコピーしたもうひとつの地球「エコーワールド」からエネルギーを得ることで、問題を解決しようとしていた。しかし、2つの世界をつなぐタワーの暴走により各地で異常事態が発生。地球は崩壊の危機に陥ってしまう。人類は元NASAのパイロット、ウィルをエコーワールドへと送り込むが、そこには荒廃した世界が広がっていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-083M 「犬ヶ島」☆☆☆★★

Inugasima 原題:Isle of Dogs
邦題:犬ヶ島
時間:101分
公開:2018-05-25
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
製作総指揮:クリストフ・フィッサー、ヘニング・モルフェンター、チャーリー・ウォーケン
製作:ウェス・アンダーソン、スコット・ルーディン、スティーブン・レイルズ、ジェレミー・ドーソン
監督:ウェス・アンダーソン
脚本:ウェス・アンダーソン
原作:ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン、野村訓市
撮影:トリスタン・オリバー
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:コーユー・ランキン(小林アタリ)、リーブ・シュレイバース(ポッツ)、ブライアン・クランストン(チーフ)、エドワード・ノートン(レックス)、ボブ・バラバン(キング)、ビル・マーレイ(ボス)、ジェフ・ゴールドブラム(デューク)、スカーレット・ヨハンソン(ナツメグ)、F・マーレイ・エイブラハム(ジュピター)、ティルダ・スウィントン(オラクル)、野村訓市(小林市長)、高山明(メイジャー・ドウモ)、伊藤晃(渡辺教授)、オノ・ヨーコ(科学者助手ヨーコ・オノ)、グレタ・ガーウィグ(トレイシー・ウォーカー)、村上虹郎(ヒロシ編集員)、フランシス・マクドーマンド(通訳ネルソン)、野田洋次郎(ニュースキャスター)、渡辺謙(筆頭執刀医)、夏木マリ(おばさん)、ハーベイ・カイテル(ゴンド)、フィッシャー・スティーブンス(スクラップ)、コートニー・B・バンス(ナレーター)
「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン監督が日本を舞台に、「犬インフルエンザ」の蔓延によって離島に隔離された愛犬を探す少年と犬たちが繰り広げる冒険を描いたストップモーションアニメ。近未来の日本。メガ崎市で犬インフルエンザが大流行し、犬たちはゴミ処理場の島「犬ヶ島」に隔離されることに。12歳の少年・小林アタリは愛犬スポッツを捜し出すため、たった1人で小型機を盗んで犬ヶ島へと向かう。声優陣にはビル・マーレイ、エドワード・ノートンらアンダーソン監督作品の常連俳優のほか、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、オノ・ヨーコら多彩な豪華メンバーが集結。日本からも、「RADWIMPS」の野田洋次郎や夏木マリらが参加。第68回ベルリン国際映画祭のオープニング作品として上映され、コンペティション部門で監督賞(銀熊賞)を受賞した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-082M 「友罪」☆☆☆★★

Yuzai 邦題:友罪
時間:129分
公開:2018-05-25
製作年度:2018
製作国:日本
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:
監督:瀬々敬久
脚本:瀬々敬久
原作:薬丸岳
撮影:鍋島淳裕
音楽:半野喜弘
出演:生田斗真(益田純一)、瑛太(鈴木秀人/青柳健太郎)、佐藤浩市(山内修司)、夏帆(藤沢美代子)、山本美月(杉本清美)、富田靖子(白石弥生)
「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督がミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化し、生田斗真と瑛太がダブル主演を務めた人間ドラマ。ジャーナリストの夢を諦めて町工場で働き始めた益田は、同じ時期に入社した鈴木と出会う。無口で影のある鈴木は周囲との交流を避けている様子だったが、同じ年の益田とは少しずつ打ち解けていく。しかしある出来事をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑いを抱くようになり……。益田役を生田、鈴木役を瑛太が演じるほか、共演にも佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら実力派キャストがそろう

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-081M 「女は二度決断する」☆☆☆★

Onnanidoketudan 原題:Aus dem Nichts
邦題:女は二度決断する
時間:100分
公開:2018-04-14
製作年度:2017
製作国:ドイツ
配給:ビターズ・エンド
製作総指揮:
製作:ヌアハン・シェケルチ=ポルスト、ファティ・アキン、ヘルマン・バイゲル
監督:ファティ・アキン
脚本:ファティ・アキン、ハーク・ボーム
原作:
撮影:ライナー・クラウスマン
音楽:ジョシュア・ホーミ
出演:ダイアン・クルーガー(カティヤ・シェケルジ)、デニス・モシット(ダニーロ)、ヨハネス・クリシュハー(バーベック)、サミア・シャンクラン(ビルギット)、ヌーマン・アチャル(ヌーリ・シェケルジ)、ヘニング・ペカー(レーツ警部)
「愛より強く」「そして、私たちは愛に帰る」「ソウル・キッチン」でカンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭それぞれで受賞歴を誇るドイツの名匠ファティ・アキン監督が、ダイアン・クルーガーを主演に迎え、突然の悲劇で家族を奪われた主人公の女性が絶望の中で下す決断を描いたドラマ。ハリウッドはもちろん、フランスなどヨーロッパ映画でも活躍し、英語、フランス語、ドイツ語を操るクルーガーが、ドイツ語を使った演技に初挑戦し、2017年・第70回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。ドイツ、ハンブルグ。トルコ移民のヌーリと結婚したカティヤは幸せな家庭を築いていたが、ある日、白昼に起こった爆発事件に巻き込まれ、ヌーリと息子のロッコが犠牲になってしまう。警察は当初、トルコ人同士の抗争を疑っていたが、やがて人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明。愛する家族を奪われたカティヤは、憎しみと絶望を抱えてさまようが……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018-080M 「セラヴィ!」☆☆☆★

Serabi 原題:Le sens de la fete
邦題:セラヴィ!
時間:117分
公開:2018-07-06
製作年度:2017
製作国:フランス
配給:パルコ
製作総指揮:
製作:
監督:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ
脚本:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ
原作:
撮影:
音楽:
出演:ジャン=ピエール・バクリ、ジル・ルルーシュ、ジャン=ポール・ルーブ、バンサン・マケーニュ
「最強のふたり」のエリック・トレダノ&オリビエ・ナカシュ監督が、パリ郊外の古城で開かれる結婚式を舞台に、人々の人生や思惑が交差していく様子を軽妙なタッチで描いたコメディドラマ。30年間にわたり数多くの結婚式を手がけてきたベテラン・ウェディングプランナーのマックスは、近頃、引退を考え始めていた。そんなある日、ピエールとヘレナというカップルからの依頼で、17世紀の城を式場にした豪華絢爛な結婚式をプロデュースすることに。いつも通り、式を成功させるため様々な準備を整えて当日に臨むマックスだったが、ウェイターはシワシワなシャツに奇妙なヒゲ、スタッフのひとりは新婦を口説き始め、オーケストラはワンマンショー気取りだったりと、トラブルが続発。マックスの努力は全て泡と消え、感動的になるはずの式は大惨事と化してしまう。主人公マックス役に「みんな誰かの愛しい人」のジャン=ピエール・バクリ。共演に「この愛のために撃て」のジル・ルルーシュ、「愛しき人生のつくりかた」のジャン=ポール・ルーブ、「夜明けの祈り」のバンサン・マケーニュ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年4月 | トップページ | 2018年6月 »