死刑台のエレベーター ☆☆★★
邦題:死刑台のエレベーター
時間:114分
公開:2010-10-09
製作年度:2010
製作国:日本
配給:角川・テレビ東京
製作総指揮:
製作:
監督:緒方明
脚本:木田薫子
原作:ルイ・マル
撮影:
音楽:
出演:吉瀬美智子、阿部寛、玉山鉄二、北川景子、平泉成、りょう、津川雅彦、柄本明
ルイ・マルが道楽のように作った「前衛映画」が評判になって、その後「ヌーベルヴァーグ」という後付けの<ブームの名称の象徴>のようにされてしまった原作映画を、なぜに平成の時代にリメイクしなければならないのか、という根本的な部分に疑問が残る作品。なんか、ある一定の世代の映画人のコンプレックスが、こういう形で昇華しちゃったのか、という感じ。現代日本で展開するためにアレンジしたストーリーが最悪。出演者が最悪。演出の切れと撮影、編集も凡庸。いちばんの裏切りは主役の恋する二人が全編にわたってツーショットがないまま終わること。ラストシーンでツーショット写真が現像!されるというあたり、フランス映画の奥ゆかしさよりも、現代的においしい場面はオリジナルには無くても作らなきゃねぇ。
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