Dr.パルナサスの鏡 ☆☆☆★
原題:THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
邦題:Dr.パルナサスの鏡
時間:124分
公開:2010-01-23
製作年度:2009
製作国:イギリス/カナダ
配給:ショウゲート
製作総指揮:デイヴ・ヴァロー、ヴィクター・ハディダ
製作:ウィリアム・ヴィンス、エイミー・ギリアム、サミュエル・ハディダ、テリー・ギリアム
監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム 、チャールズ・マッケオン
原作:
撮影:ニコラ・ペコリーニ
音楽:マイケル・ダナ 、ジェフ・ダナ
出演:ヒース・レジャー(トニー)、クリストファー・プラマー(パルナサス博士)、ジョニー・デップ(鏡の向こうのトニー#1)、ジュード・ロウ
(鏡の向こうのトニー#2)、コリン・ファレル(鏡の向こうのトニー#3)、リリー・コール(ヴァレンティナ)、アンドリュー・ガーフィールド(アント
ン)、ヴァーン・トロイヤー(パーシー)、トム・ウェイツ(Mr.ニック)
テリー・ギリアムって監督は本当についてない。ドンキホーテの映画もそうなのだが、さまざまな映画的トラブルの最悪な事件が起きる。今回は、主役 の死。ヒースの死を惜しんだ友人スターが「鏡の中のヒース役」を演じて映画として完成させたけど、そもそものシナリオどおりの物語として仕上げられたかは 疑問。途中からグダグダになって、ヒースの存在があっちのほうへ飛んでいってしまっている。辻褄を合わせる作業と物語を進める作業の葛藤が観客にストレス を強いる。なんとも不幸な監督だろう。とはいえ、ヒースだけだったら、ここまで話題になる映画だったかというと、疑問。まったく無視されてひっそりと公開 されてたに違いない。
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