沈まぬ太陽 ☆☆☆★

時間:202分
公開:2009-10-24
製作年度:2009
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:角川歴彦
製作:井上泰一
監督:若松節朗
脚本:西岡琢也
原作:山崎豊子
撮影:長沼六男
音楽:住友紀人
出演:渡辺謙(恩地元)、三浦友和(行天四郎)、松雪泰子(三井美樹)、鈴木京香(恩地りつ子)、石坂浩二(国見正之)、香川照之(八木和夫)、木村多江(鈴木夏子)、清水美沙(小山田修子)、鶴田真由(布施晴美)、柏原崇(恩地克己)、戸田恵梨香(恩地純子)、大杉漣(和光雅継)、西村雅彦(八馬忠次)、柴俊夫(堂本信介)、風間トオル(沢泉徹)、山田辰夫(古溝安男)、菅田俊(志方達郎)、神山繁(桧山衛)、草笛光子(恩地将江)、小野武彦(道塚一郎)、矢島健一(青山竹太郎)、品川徹(龍崎一清)、田中健(井之山啓輔)、松下奈緒(樋口恭子)、宇津井健(阪口清一郎)、小林稔侍(竹丸鉄二郎)、加藤剛(利根川泰司)
出来不出来を語るより、今の時代にこういった「大作」な日本映画が作られることを大事にしたい。もちろん、3時間半ちかい作品で見せきるには監督の力量がイマイチだったり、脚本が大味だったり、ステレオタイプな役柄が多かったり、散漫なサイドストーリーだったり、といった批判は出てくるのは当然。山本薩夫だって、いつも大作は成功していたわけじゃないもの。なによりも、日本映画がおかれているマーケットサイズで、これだけの時間とお金をかけた作品を作ってしまおうというあたり、大映の遺伝子を残した角川映画っぽい快挙と言っていいのじゃないかな。作品はその「存在」において評価されると思う。芸術性や深いドラマによる感動といった部分とは違う意味で、映画というものの「伝統」を継いでくれたことが大事。
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