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007/慰めの報酬

007nagusame 原題:QUANTUM OF SOLACE
邦題:007/慰めの報酬
時間:106分
公開:2009-01-24
製作年度:2008
製作国:イギリス/アメリカ
配給:SPE
製作総指揮:カラム・マクドゥガル 、アンソニー・ウェイ
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
監督:マーク・フォースター
脚本:ニール・パーヴィス 、ロバート・ウェイド 、ポール・ハギス
原作:イアン・フレミング
撮影:ロベルト・シェイファー
音楽:デヴィッド・アーノルド
出演:ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)、オルガ・キュリレンコ(カミーユ)、マチュー・アマルリック(ドミニク・グリーン)、ジュディ・デンチ(M)、ジェフリー・ライト(フィリックス・レイター)、ジェマ・アータートン(フィールズ)、イェスパー・クリステンセン(ミスター・ホワイト)、デヴィッド・ハーバー(ビーム)、アナトール・トーブマン(エルヴィス)、ロシー・キニア(タナー)、ジャンカルロ・ジャンニーニ(マティス)、ホアキン・コシオ(メドラーノ将軍)、グレン・フォスター(ミッチェル)、フェルナンド・ギーエン・クエルボ(カルロス大佐)

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激情版 エリートヤンキー三郎

Saburo 邦題:激情版 エリートヤンキー三郎
時間:106分
公開:2009-02-28
製作年度:2008
製作国:日本
配給:東映
監督:山口雄大
脚本:木田紀生
原作:阿部秀司
撮影:
音楽:松石ゲル
出演:石黒英雄(大河内三郎)、板倉俊之(河井星矢)、橋本じゅん(石井武)、山本ひかる(如月春菜)、佐伯日菜子、池田鉄洋(関根)、仲間由紀恵、小沢仁志(大河内一郎)、小沢和義(大河内二郎)、なだぎ武(如月聖之)、竹内力(久能徳次郎)

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ミラーズ

Mirrors 原題:MIRRORS
邦題:ミラーズ
時間:111分
公開:2008-12-26
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:FOX
製作総指揮:アーノン・ミルチャン 、キーファー・サザーランド 、マーク・S・フィッシャー 、アンドリュー・ホン
製作:グレゴリー・ルヴァスール、アレクサンドラ・ミルチャン、マーク・スターンバーグ
監督:アレクサンドル・アジャ
脚本:アレクサンドル・アジャ 、グレゴリー・ルヴァスール
原作:キム・ソンホ
撮影:マキシム・アレクサンドル
音楽:ハビエル・ナバレテ
出演:キーファー・サザーランド(ベン・カーソン)、ポーラ・パットン(エイミー・カーソン)、エイミー・スマート(アンジェラ・カーソン)、メアリー・ベス・ペイル、ジョン・シュラプネル、ジェイソン・フレミング

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プライド

Pride 邦題:プライド
時間:126分
公開:2009-01-17
製作年度:2008
製作国:日本
配給:東映・ヘキサゴン・ピクチャーズ
製作総指揮:
製作:坂井洋一、伊藤秀裕
監督:金子修介
脚本:高橋美幸、伊藤秀裕
原作:一条ゆかり
撮影:
音楽:坂井洋一
出演:ステファニー(麻見史緒)、満島ひかり(緑川萌)、渡辺大(池之端蘭丸)、高島礼子(池之端菜都子)、及川光博(神野隆)、由紀さおり(山本教授)、キムラ緑子(緑川多美)、五大路子(松島春子)、ジョン・カビラ(麻見総一郎)、新山千春(有森)、黒川智花(東野さやか)、長門裕之(星野権三郎)

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フィッシュストーリー

Fishstory 邦題:フィッシュストーリー
時間:112分
公開:2009-03
製作年度:2009
製作国:日本
配給:ショウゲート,TX
製作総指揮:
製作:宇田川寧、遠藤日登思
監督:中村義洋
脚本:林民夫
原作:伊坂幸太郎
撮影:小松高志
音楽:斉藤和義
出演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋、渋川清彦、大川内利充、眞島秀和、江口のりこ、山中崇、波岡一喜、高橋真唯

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ボーイズ・ドント・クライ

Boysdontcry 原題:BOYS DON'T CRY
邦題:ボーイズ・ドント・クライ   
時間:119分
公開:2000-07-08
製作年度:1999
製作国:アメリカ
配給:FOX
製作総指揮:パメラ・コフラー 、ジョナサン・セリング 、キャロライン・カプラン 、ジョン・スロス
製作:ジェフリー・シャープ、ジョン・ハート、エバ・コロドナー、クリスティーン・ヴァッション
監督:キンバリー・ピアース
脚本:キンバリー・ピアース 、アンディ・ビーネン
原作:
撮影:ジム・デノールト
音楽:ネイサン・ラーソン
出演:ヒラリー・スワンク(ブランドン・ティーナ)、クロエ・セヴィニー(ラナ)、ピーター・サースガード(ジョン)、ブレンダン・セクストン三世、アリソン・フォランド、アリシア・ゴランソン、マット・マクグラス、ロブ・キャンベル、ジャネッタ・アーネット

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幸せのちから

Pursuitofhappyness 原題:THE PURSUIT OF HAPPYNESS
邦題:幸せのちから
時間:117分
公開:2007-01-27
製作年度:2006
製作国:アメリカ
配給:SPE
製作総指揮:ルイス・デスポジート 、マーク・クレイマン 、デヴィッド・アルパー 、テディ・ジー
製作:トッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、スティーヴ・ティッシュ、ジェームズ・ラシター、ウィル・スミス
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:スティーヴン・コンラッド
原作:
撮影:フェドン・パパマイケル
音楽:アンドレア・グエラ
出演:ウィル・スミス 、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス 、タンディ・ニュートン 、ブライアン・ホウ 、ジェームズ・カレン 、カート・フラー 、ダン・カステラネタ 、タカヨ・フィッシャー 、ケヴィン・ウェスト 、ジョージ・K・チェン

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ヒットマン

Hitman 原題:HITMAN
邦題:ヒットマン
時間:93分
公開:2008-04-12
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:FOX
製作総指揮:ジェイソン・フローザー
製作:チャールズ・ゴードン、エイドリアン・アスカーリ、ピエランジュ・ル・ポギャム監督:ザヴィエ・ジャン
脚本:スキップ・ウッズ
撮影:ローラン・バレ
音楽:ジェフ・ザネリ
出演:ティモシー・オリファント、ダグレイ・スコット、オルガ・キュリレンコ、ロバート・ネッパー、ウルリク・トムセン、ヘンリー・イアン・キュージック

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コーヒー&シガレッツ

Coffeeandciga 原題:COFFEE AND CIGARETTES
邦題:コーヒー&シガレッツ   
時間:93分
公開:2005-04-02
製作年度:2003
製作国:アメリカ
配給:アスミック・エース
製作総指揮:
製作:ジェイソン・クリオット、ジョアナ・ヴィセンテ
監督:ジム・ジャームッシュ
脚本:ジム・ジャームッシュ
撮影:トム・ディチロ、フレデリック・エルムズ、エレン・クラス、ロビー・ミューラー音楽:
出演:ロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト、ジョイ・リー、サンキ・リー、スティーヴ・ブシェミ、イギー・ポップ、トム・ウェイツ、ジョー・リガーノ、ヴィニー・ヴェラ、ヴィニー・ヴェラ・Jr、ルネ・フレンチ、E・J・ロドリゲス、アレックス・デスカス、イザック・ド・バンコレ、ケイト・ブランシェット、メグ・ホワイト、ジャック・ホワイト、アルフレッド・モリナ、スティーヴ・クーガン、GZA、RZA、ビル・マーレイ、ビル・ライス、テイラー・ミード

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チェ 28歳の革命

Che28 原題:CHE: PART ONE
邦題:チェ 28歳の革命
時間:132分
公開:2009-01-10
製作年度:2008
製作国:アメリカ/フランス/スペイン
配給:GAGA
製作総指揮:フレデリック・W・ブロスト 、アルバロ・アウグスティン 、アルバロ・ロンゴリア 、ベレン・アティエンサ 、グレゴリー・ジェイコブズ
製作:ローラ・ビックフォード、ベニチオ・デル・トロ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本:ピーター・バックマン
原作:
撮影:ピーター・アンドリュース
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演:ベニチオ・デル・トロ(エルネスト・チェ・ゲバラ)、デミアン・ビチル(フィデル・カストロ)、サンティアゴ・カブレラ(カミロ・シエンフエゴス)、エルビラ・ミンゲス(セリア・サンチェス)、ジュリア・オーモンド(リサ・ハワード)、カタリーナ・サンディノ・モレノ(アレイダ・マルチ)、ロドリゴ・サントロ(ラウル・カストロ)

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4ヶ月、3週と2日

4m3w2d 原題: 4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE
邦題:4ヶ月、3週と2日
時間:113分
公開:2008-03-01
製作年度:2007
製作国:ルーマニア
配給:コムストック
製作総指揮:
製作:オレグ・ムトゥ、クリスティアン・ムンジウ
監督:クリスティアン・ムンジウ
脚本:クリスティアン・ムンジウ
原作:
撮影:オレグ・ムトゥ
音楽:
出演:アナマリア・マリンカ(オティリア)、ローラ・ヴァシリウ(ガビツァ)、ヴラド・イヴァノフ(ベベ)、アレクサンドル・ポトチェアン(アディ)、ルミニツァ・ゲオルジウ(アディの母)、アディ・カラウレアヌ(アディの父)

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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

Cwwar 原題:CHARLIE WILSON'S WAR
邦題:チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
時間:101分
公開:2008-05-17
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:セリア・コスタス 、ジェフ・スコール 、ライアン・カヴァノー
製作:トム・ハンクス、ゲイリー・ゴーツマン
監督:マイク・ニコルズ
脚本:アーロン・ソーキン
原作:ジョージ・クライル
撮影:スティーヴン・ゴールドブラット
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:トム・ハンクス(チャーリー・ウィルソン)、ジュリア・ロバーツ(ジョアン・ヘリング)、フィリップ・シーモア・ホフマン(ガスト・アブラコトス)、エイミー・アダムス(ボニー・バック)、ネッド・ビーティ(ドク・ロング)

トム・ハンクスは要チェック俳優だったんだけど、タイミングが合わないで劇場へ行けなかったのでDVDを借りたの。それにしても、こんな共和党っぽい映画とは。CIAの資金をしきってるらしいチャーリー・ウィルソンが保守王国のテキサス州選出もあって、ソ連のアフガン侵攻に対するため武器援助を裏から行うのを推進するっていうお話。表ざたにならないアメリカの戦争の秘話映画だったのね。もちろん、アフガンへ援助した結果が、アルカイダを産み、結果119へ繋がるのだから、クライマックスで「その後を失敗した」というウィルソン議員の言葉は意味と責任が大きいわよね。それにしても、大統領選挙とかで油っこい時期に、この作品をハリウッドは制作して、なにをしようとしてたのかしら。それにトム・ハンクスやジュリア・ロバーツはこのキャスティングオファーになぜ乗ったのかしら。意味が深そうな「映画の成立」がありそうだわ。

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今宵、フィッツジェラルド劇場で

Koyoifittu 原題:A PRAIRIE HOME COMPANION
邦題:今宵、フィッツジェラルド劇場で   
時間:105分
公開:2007-03-03
製作年度:2006
製作国:アメリカ
配給:ムービーアイ
製作総指揮:
製作:デヴィッド・レヴィ、トニー・ジャッジ、ジョシュア・アストラカン、レン・アーサー
監督:ロバート・アルトマン
脚本:ギャリソン・キーラー
原作:ギャリソン・キーラー、ケン・ラズブニク
撮影:エド・ラックマン
音楽:リチャード・ドウォースキー
出演:メリル・ストリープ(ヨランダ・ジョンソン)、リリー・トムリン(ロンダ・ジョンソン)、ギャリソン・キーラー(ギャリソン・キーラー)、ケヴィン・クライン(ガイ・ノワール)、リンジー・ローハン(ローラ・ジョンソン)、ヴァージニア・マドセン(デンジャラス・ウーマン)、ジョン・C・ライリー(レフティ)、マーヤ・ルドルフ(モリー)、ウディ・ハレルソン(ダスティ)、トミー・リー・ジョーンズ(アックスマン)、メアリールイーズ・バーク(ランチレディ)、L・Q・ジョーンズ(チャック・エイカーズ)、ロビン・ウィリアムズ

ラジオ番組をこういうステージライブでやってるって素敵ね。司会しながら歌い始めたり、常連の歌手がご存知なカントリーソングを歌ったり楽しそう。こういうエンタテイメント世界もあったのね。で、その劇場が無くなることになって、最後のライブ放送っていう一日を登場する歌手たちの群像劇で描いた、アルトマンの遺作。ほんわかした善人ばかりで、悪人なんか一人も出てこないなかで、劇場に住み着く「天使」がやさしく彼らのラストライブを見守るの。けれんみのある大作とは対極にある「心あたたまるいい映画」になってる。群像劇はアルトマンの真骨頂ね。やっぱり。

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俺たちフィギュアスケーター

Oretachifigia 原題:BLADES OF GLORY
邦題:俺たちフィギュアスケーター
時間:93分
公開:2007-12-22
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:GAGA
製作総指揮:マーティ・ユーイング
製作:ベン・スティラー、スチュアート・コーンフェルド、ジョン・ジェイコブス
監督:ウィル・スペック
脚本:ジェフ・コックス 、クレイグ・コックス 、ジョン・オルトシュラー 、デイヴ・クリンスキー
原作:
撮影:ステファン・チャプスキー
音楽:セオドア・シャピロ
出演:ウィル・フェレル(チャズ・マイケル・マイケルズ)、ジョン・ヘダー(ジミー・マッケルロイ)、ウィル・アーネット(ストランツ・ヴァン・ウォルデンバーグ)、エイミー・ポーラー(フェアチャイルド・ヴァン・ウォルデンバーグ)、クレイグ・T・ネルソン(コーチ)、ジェナ・フィッシャー(ケイティ・ヴァン・ウォルデンバーグ)、ウィリアム・フィクトナー(ダレン・マッケルロイ)、ロマニー・マルコ(ジェシー)、ニック・スウォードソン(ヘクター)、ロブ・コードリー(ブライス)

フィギアスケートを舞台に友情・努力・勝利っていう図式で単純化したバカでもわかるストーリーでのコメディ。ウィル・フェレルがねぇ。五輪やワールドカップの金メダル常連フィギアスケーターなんだもの。そこでもう笑っていいわけで、暴れん坊の彼がフィギアスケート界からケンカが原因で追放され酒びたりになっているところへ、ケンカの相手がペアを組もうとやってくるっていう荒唐無稽なお話。あくどいライバルが邪魔をして、っていうのもお約束。それにしてもフィギアスケートを舞台にしようって発想がすごい。しかもハマってるからアメリカ映画は、ある意味奥が深い。

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シューテム・アップ

Shootmup 原題:SHOOT 'EM UP
邦題:シューテム・アップ   
時間:86分
公開:2008-05-31
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:ムービーアイ
製作総指揮:ダグラス・カーティス 、トビー・エメリッヒ 、ケイル・ボイター
製作:スーザン・モントフォード、ドン・マーフィ、リック・ベナーター
監督:マイケル・デイヴィス
脚本:マイケル・デイヴィス
原作:
撮影:ピーター・パウ
音楽:ポール・ハスリンジャー
出演:クライヴ・オーウェン(スミス)、ポール・ジアマッティ(ハーツ)、モニカ・ベルッチ(ドンナ)、スティーヴン・マクハティ、グレッグ・ブリック

ひたすら銃を撃つというアクションシーンを86分間続けるためだけにストーリーが存在する映画。アクション場面は凄い。これまでに観たことがないっていうか、物理的に不可能な状況や体勢での銃撃。主人公は絶対に弾に当たらないし、主人公の弾はどんな不可能な場所にいる相手にもザクザク当たっていく。もう確信犯よね。「あずみ」の100人斬りの銃撃版ってとこかしら。物語なんか無いも同然だから、アクションシーンだけを眺めて終わる作品。なんか格闘技を観てるみたいな感じ。びっくりするような技の出し合いとかね。

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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

Hotfuzz 原題:HOT FUZZ
邦題:ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
時間:120分
公開:2008-07-05
製作年度:2007
製作国:イギリス/フランス
配給:GAGA
製作総指揮:ナターシャ・ワートン
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ニラ・パーク
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト 、サイモン・ペッグ
原作:
撮影:ジェス・ホール
音楽:デヴィッド・アーノルド
出演:サイモン・ペッグ(ニコラス・エンジェル)、ニック・フロスト(ダニー・バターマン)、ジム・ブロードベント(フランク・バターマン)、パディ・コンシダイン(アンディ・ウェインライト刑事)、ティモシー・ダルトン(サイモン・スキナー)、ビリー・ホワイトロー(ジョイス・クーパー)、エドワード・ウッドワード(トム・ウィーヴァー)、ビル・ベイリー(ターナー巡査)

エリート警察官がエリートすぎてロンドンから何にも事件が起きない田舎町の巡査に左遷されて。ところがその田舎町じゃ住民が秘密結社を作って、流れ者を抹殺しまくってるっていうことに主人公は気づき。っていうサスペンスな状況なんだけど、クライマックスはバリバリ銃を撃ちまくり射殺しまくるスラプスティックコメディアクションになだれ込む。コメディなのかクライムストーリーなのか途中まで迷ってて、中ほどで「こりゃコメディかも」ってモードに切り替えての鑑賞。それでよかった。残酷で間抜けで爽快感のある妙な満足感のある佳作に仕上がってる。

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風林火山

Furinkazan 邦題:風林火山
時間:165分
公開:1969-03-01
製作年度:1969
製作国:日本
配給:東宝
製作:田中友幸、稲垣浩
監督:稲垣浩
脚本:橋本忍 、国弘威雄
原作:井上靖
撮影:山田一夫
音楽:佐藤勝
出演:三船敏郎(山本勘助)、佐久間良子(由布姫)、大空真弓(於琴姫)、中村錦之助(武田信玄)、中村勘九郎[5代目](武田勝頼)、中村翫右衛門[3代目](板垣信方)、中村賀津雄(板垣信里)、田村正和(武田信繁)、志村喬(飯富虎昌)、香川良介(長坂頼弘)、中谷一郎(内藤修理)、清水将夫(横田備中)、久保明(馬場美濃守)、土屋嘉男(土屋右衛門尉)、嵯川哲朗(秋山伯[老/日]守)、堺左千夫(山県三郎兵衛)、向井淳一郎(萩原常陸介)、村田吉次郎(戸田淡路)、山崎竜之介(甘利備前守)、中村梅之助[4代目](萩原弥右衛門)、緒形拳(畑中武平)、久我美子(三条氏)、高瀬一樹(義信)、寺田広巳(龍宝)、南原宏治(青木大膳)、平田昭彦(諏訪頼茂)、東郷晴子(諏訪岩根)、沢井桂子(諏訪茅野)、春川ますみ(武平の女房)、月形龍之介(笠原清重)、富田仲次郎(高田節頼)、戸上城太郎(村上義清)、石原裕次郎(上杉謙信)

重量感のある監督と出演者で骨太に製作された東宝時代劇。こういう真正面から剛球が飛んでくるような映画って最近ないわよね。「花男」なんだもの。ヒットするのが。わたしとしては、この「風林火山」のような「娯楽映画の王道」のような大人な作品が年に1本は作られてほしいって思うんだけど。でもこんなの作りそうなのって角川春樹くらいしかいないかもね。それはそれで方向的に不幸なことかもしれないわ。

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2008年キネマ旬報ベストテン発表

【日本映画ベスト・テン】
(1)「おくりびと」
(2)「ぐるりのこと。」
(3)「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」
(4)「トウキョウソナタ」
(5)「歩いても 歩いても」
(6)「闇の子供たち」
(7)「母べえ」
(8)「クライマーズ・ハイ」
(9)「接吻」
(10)「アフタースクール」

 【外国映画ベスト・テン】
(1)「ノーカントリー」
(2)「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
(3)「ダークナイト」
(4)「イントゥ・ザ・ワイルド」
(4)「ラスト、コーション」
(6)「イースタン・プロミス」
(7)「その土曜日、7時58分」
(8)「エグザイル/絆」
(9)「つぐない」
(10)「チェチェンへ アレクサンドラの旅」

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20世紀少年<第2章> 最後の希望

20century2 邦題:20世紀少年<第2章> 最後の希望
時間:139分
公開:2009-01-31
製作年度:2008
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:島田洋一
製作:
監督:堤幸彦
脚本:長崎尚志 、渡辺雄介
原作:浦沢直樹
撮影:
音楽:白井良明
出演:豊川悦司、常盤貴子、平愛梨、香川照之、ユースケ・サンタマリア、藤木直人、石塚英彦、宇梶剛士、小日向文世、佐々木蔵之介、森山未來、古田新太、小池栄子、木南晴夏、ARATA、前田健、荒木宏文、六平直政、佐藤二郎、片瀬那奈、光石研、石橋蓮司、中村嘉葎雄、黒木瞳、唐沢寿明

2015年が舞台。やっぱり中継ぎ、階段の踊場のような存在の映画になってる。第一部の登場人物もそれぞれ国内にちって、一度世界は滅びかけ、殺伐とした日本は「ともだち」に支配され、その支配は強固になってきているっていう背景。で、豊川悦司たちはその体制へ対して地下でレジスタンスしてるっていうエピソードが並べられる。日本映画っぽいシュリンクした世界観じゃなくて、けっこう壮大な末法な舞台にしているのあたりを評価していいかもしれないわね。いちおう、第三部の完結が気になるわ。第二部単独じゃ映画としてはダメなんだけど。

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VICKY CRISTINA BARCELONA

Vickycristinabarcelona 原題:VICKY CRISTINA BARCELONA
時間:98分
公開:2009
製作年度:2008
製作国:スペイン/アメリカ
配給:
製作総指揮:ハウメ・ロウレス
製作:レッティ・アロンソン、スティーヴン・テネンバウム、ギャレス・ワイリー
監督:ウディ・アレン
脚本:ウディ・アレン
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
音楽:
出演:ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、パトリシア・クラークソン、ケヴィン・ダン、レベッカ・ホール、クリス・メッシーナ

すっごい面白い。アメリカじゃ嫌われ?て放浪の映画製作を敢行して?ウディ・アレンがスペインで作った映画。もの凄く乾いた視点で、癖のある3人+1の登場人物を縦横無尽に動かしている。たんなる三角関係物語なんだけど、それぞれの心象風景や不都合な偶発的な状況が運命を翻弄していくあたりが、ウェットさゼロで描かれていくの。ハビエルの超ワルオヤジっぷりの色気や、ペネロペの激情的な存在感、そして相変わらず「唇がいやらしい」って表現される私が親友になりたくてやまないスカーレット・ヨハンソンの人生舐めたポジション演技が独特のテンポで物語を牽引していくの。女の子同士で誰に肩入れするかって考えながら観てると面白いかもしれないわね。

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マンマ・ミーア!

Mammamia 原題:MAMMA MIA!
邦題:マンマ・ミーア!
時間:116分
公開:2009-01-30
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:
製作:
監督:フィリダ・ロイド
脚本:キャサリン・ジョンソン
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
音楽:ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース
出演:メリル・ストリープ、ジュリー・ウォルターズ、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファース、ドミニク・クーパー、ピアース・ブロスナン、アマンダ・セイフライド、クリスティーン・バランスキー

アメリカじゃヒットしたらしいけど、日本だとステージそのものが無名なんでどうしようもない。若い頃遊んでたママのツケが3人のパパ候補で、っていう底抜けに中味の無いシチュエーションでABBAのヒットソングをみんなが歌う音楽が主体な感じの作品。3人のパパ候補が、かつてのヒッピー写真からすっかりまっとうなオヤジになってるあたりが笑えるんだけど、なんともこの能天気なアメリカンなノリにはついていけないわ。

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The House Bunny

Housebunny 原題:The House Bunny
時間:97分
公開:
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:SPE
製作総指揮:
製作:
監督:Fred Wolf
脚本:カレン・マックラー・ラッツ、キルステン・スミス
撮影:
音楽:
出演:Anna Faris、Colin Hanks、Emma Stone、Kat Dennings、Hugh M. Hefner、Christopher McDonald

アメリカの偏差値が超低い非行に走ったプアホワイトのティーンズや、その彼女(ダイナーでウェイトレスのバイトとかしてる)が、キスしたいけど、なんとなく行き場が無いのでシネコンで一番すいてそうなスクリーンに入ったら上映してた、っていうタイプの映画ね。だからキスするのに夢中で見てもいないってことで、およそ誰にも見てもらえない映画になっちゃうわけ。プレイメイツを追い出された主人公が、女子大のダメダメ寮の寮母になって、セクシー人気寮に勝利するためダメダメ寮の女の子をセクシーに変えていくっていうどうでも中味の薄い話。プレイボーイのお墨付き映画だけにヒュー・ヘフナーが本人役でチャラい感じで美女に囲まれて登場。本気で脱力する映画だわ。

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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

Hellboy2 原題:HELLBOY II: THE GOLDEN ARMY
邦題:ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
時間:119分
公開:2009-01-09
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:クリス・シムズ 、マイク・ミニョーラ
製作:ローレンス・ゴードン、マイク・リチャードソン、ロイド・レヴィン
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ギレルモ・デル・トロ
原作:マイク・ミニョーラ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ロン・パールマン(ヘルボーイ)、セルマ・ブレア(リズ・シャーマン)、ダグ・ジョーンズ(エイブ)、ジェフリー・タンバー(トム・マニング)、ルーク・ゴス(ヌアダ王子)、アンナ・ウォルトン(ヌアラ王女)、ジョン・ハート(トレヴァー・ブルッテンホルム教授)

お正月は海外でのんびり、っていう贅沢を無謀にも企画してしまった。というわけで、JAL機内で観たのがこれ。監督は去年のベスト映画にした「パンズラビリンス」のギレルモ・デル・トロ。すっごい期待したんだけど、やっぱりメジャー映画になるとこうなってしまうのね、っていう典型。ジュネ監督もメジャーではダメにされちゃったし。トロ監督も「剃刀で皮膚を裂いていくようなダークな演出」が出せていないと思う。ヘルボーイっていうプチヒットした作品の続編ってことで、登場キャラも引き継いでいるし、前作の設定やエピソードをキャリーオーバーさせなくちゃいけないっていう点で最初からハンディがあるものね。アニメ原作ものだし。やっぱりトロ監督はインディで自由に彼の世界を構築してほしい。テリー・ギリアムの路線に行くことを望むわ。諸刃の剣だけどね。

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