彼が二度愛したS
原題:DECEPTION
邦題:彼が二度愛したS
時間:108分
公開:2008-11-08
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:ショウゲート
製作総指揮:マージョリー・シク
製作:ヒュー・ジャックマン、アーノルド・リフキン、ジョン・パレルモ、ロビー・ブレナー、デヴィッド・ブシェル、クリストファー・エバーツ
監督:マーセル・ランゲネッガー
脚本:マーク・ボンバック
撮影:ダンテ・スピノッティ
音楽:ラミン・ジャヴァディ
出演:ヒュー・ジャックマン(ワイアット・ボーズ/ジェイミー・ゲッツ)、ユアン・マクレガー(ジョナサン・マコーリー)、ミシェル・ウィリアムズ(S)、リサ・ゲイ・ハミルトン(ルッソ刑事)、マギー・Q(ティナ)、シャーロット・ランプリング(ウォール街の美女)
だましだまされっていう練りに練った作品。客観的にみればかなりヒッチコックへのオマージュのような作品。主人公が謎にまきこまれ、その巻き込んだのが親友って思ってた人物で、実は邪悪な目的をもって主人公を最初から籠絡していた、っていう「なにがなんだか知らないうちに・・・」系。そういうのってミステリでいえば叙述トリックっていうわけで、そのシナリオや映像化を細心に仕上げていかなければいけないと思うの。そういう意味ではクライマックスまでなだれこんでるけどね。ネタは、私には割れていたけど。被害者だったはずの主人公が逆襲に転じるポイント、さらに彼が、犯人の目論見に気づいていながら、それを観客にも察知されないように攻守が逆転する部分の演出力。これが重要よね。ちょっと甘かったかな、そのあたり。ヒッチコックさんに監督してもらいたかった映画かも。
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