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スピード・レーサー

Speedracer 原題:SPEED RACER
邦題:スピード・レーサー
時間:135分
公開:2008-07-05
製作年度:2008
製作国:アメリカ
配給:WB
製作総指揮:デヴィッド・レイン・セルツァー 、マイケル・ランバート 、ブルース・バーマン
製作:ジョエル・シルヴァー、グラント・ヒル、アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
監督:アンディ・ウォシャウスキー 、ラリー・ウォシャウスキー
脚本:アンディ・ウォシャウスキー 、ラリー・ウォシャウスキー
原作:吉田竜夫
撮影:デヴィッド・タッターサル
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:エミール・ハーシュ(スピード・レーサー)、クリスティナ・リッチ(トリクシー)、マシュー・フォックス(レーサーX)、スーザン・サランドン(スピードの母)、ジョン・グッドマン(スピードの父)、キック・ガリー(スパーキー)、ポーリー・リット(スプリトル)、ロジャー・アラム(ローヤルトン)、RAIN(ピ)、(タエジョー・トーゴーカーン)、真田広之(ミスター・ムシャ)、リチャード・ラウンドトゥリー(ベン・バーンズ)

ウォシャウスキー兄弟監督ということで「マトリックスの・・・」っていう宣伝。で、あれくらいアダルトな哲学的能書きに裏付けられた作品をイメージさせていくのは失敗よね。ぜんぜんお子様ファミリー映画なんだもの。日本のアニメ「マッハゴーゴー」を実写化っていうけど、まあオリジナルを知らないからわたし世代以下の、今の若い観客には関係ないしね。おもちゃ箱をひっくり返したみたいな、キャンディボックスみたいな原色映像と圧倒的にゲーム画面のようにデフォルメされたレースシーン。物理法則なんか関係ない上下左右。そんな映像の中で「友情・努力・勝利」「正義は勝利が必然」がストレートに描かれていくの。画面のスピード感にわくわくしながら、楽しめばいいのよね。「マトリックス」なんか関係ないし、そのあたりに拘る観客には酷評されるかもしれないけど、絶対安全な優良お子様ファミリー映画っていう作品の「立場」を理解してあげれば、けっこう楽しめる作品になってる。だから支持派よ、わたしは。ちょっと長すぎたけど。

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