Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
原題:Mr. Brooks
邦題:Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
時間:120分
公開:2008-05-24
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:プレシディオ
製作総指揮:サム・ナザリアン 、アダム・ローゼンフェルト 、マーク・シャバーグ 、トーマス・アウグスバーガー
製作:ケヴィン・コスナー、ジム・ウィルソン、レイノルド・ギデオン
監督:ブルース・A・エヴァンス
脚本:レイノルド・ギデオン 、ブルース・A・エヴァンス
原作:
撮影:ジョン・リンドレー
音楽:ラミン・ジャヴァディ
出演:ケヴィン・コスナー(アール・ブルックス)、デミ・ムーア(トレーシー・アトッド)、デイン・クック(ミスター・スミス)、ウィリアム・ハート(マーシャル)、マージ・ヘルゲンバーガー(エマ・ブルックス)、ダニエル・パナベイカー(ジェイン・ブルックス)、レイコ・エイルスワース(シェイラ)
配給会社や興行劇場は「ビデオタイトルじゃない」っていう冷たい扱いのようだけど、これは傑作。もちろんケビン・コスナーやデミ・ムーアといったキャスティングの布陣。いまどき客が呼べないって考えたのかしら。80年代のマネーメイキングスターも扱いがぞんざいになっちゃって可哀想。昔なら大劇場で大宣伝でっていうスター競演なのにね。性格俳優ウィリアム・ハートだっているし。ともあれ、パトスという二番館(って言ったら怒られるかしら)での上映。ところが、脚本も演出もしっかりして、ケビン・コスナーも自らのプロデュースっていう悪癖にも負けずに頑張ってる。上等なピカレスク・サスペンスに仕上がっている。最後までドキドキさせられて、クライマックスの「解釈」が沸騰しそうなところまで丁寧な仕事。今じゃビデオタイトルやテレビの洋画劇場ってレベルの評価しかされないかもしれないけど、したたかな出演陣や製作スタッフがちゃんと作り上げた佳作。
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