JUNO/ジュノ
原題:JUNO
邦題:JUNO/ジュノ
時間:96分
公開:2008-06-14
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:FOX
製作総指揮:ジョー・ドレイク 、ネイサン・カヘイン 、ダニエル・ダビッキ
製作:リアンヌ・ハルフォン、ジョン・マルコヴィッチ、メイソン・ノヴィック、ラッセル・スミス
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コディ
原作:
撮影:エリック・スティールバーグ
音楽:マテオ・メッシーナ
出演:エレン・ペイジ(ジュノ)、マイケル・セラ(ポーリー)、ジェニファー・ガーナー(ヴァネッサ)、ジェイソン・ベイトマン(マーク)、オリヴィア・サールビー(リア)、J・K・シモンズ、アリソン・ジャネイ
ブロックバスターな作品ばっかりじゃない、っていうアメリカ映画産業の意地?でもけっこう痩せ我慢。映像ビジネスとして確固たる合理性を達成しているアメリカで、これほど「どうだかなぁ」っていう小品が成立するのが奇跡よね。ビジネスとして。だからそういう「小さな作品」を発見するサンダンス映画祭なんてのが受け皿としてあったりするんだろうけどね。で、この作品はそんな小品のなかでも「大ヒット」っていう奇跡を演じたもの。ヒットはしてないけど、こういう映画って時々登場するわよね。普通のドラマ。「アリスの恋」「ミスデイジー」「ペーパームーン」「サイドウェイ」等々。もしかしたら「スケアクロウ」なんてものそういう一本かも。キャスティングはメジャーすぎるけどね。で、この作品は地味なキャスティングで、少ない予算で、16歳の高校生が妊娠出産っていうセンセーショナル(アメリカの社会じゃね)なテーマで話題になって、とってもかわいいエレン・ペイジが主人公を生き生きと演じている。出産の瞬間の彼女ってとっても素敵。深刻なテーマを彼女が役柄をしっかり明るく演じていることで、アメリカ人たちは「映画で表現されている状況」に対してほっとしているのかもしれない。救いがあるもの。逆にアメリカの現実は本当に深刻なんだろうなぁ。
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