明日への遺言
邦題:明日への遺言
時間:110分
公開:2008-03-01
製作年度:2007
製作国:日本
配給:アスミックエース
製作総指揮:
製作:原正人
監督:小泉堯史
脚本:小泉堯史)、ロジャー・パルヴァース
原作:大岡昇平
撮影:上田正治、北澤弘之
音楽:加古隆
出演:藤田まこと(岡田資)、ロバート・レッサー(フェザーストン主任弁護人)、フレッド・マックィーン(バーネット主任検察官)、リチャード・ニール[俳優](ラップ裁判委員長)、西村雅彦(町田秀実)、蒼井優(守部和子)、近衛はな(小原純子)、加藤隆之(岡田陽)、田中好子(水谷愛子)、富司純子(岡田温子)
延々と裁判シーンが続くとは思わなかった。日本のインディ作品の資金力の限界が、こういう作品で露呈するのね。とにかく法廷セットつくるだけで製作費はいっぱいいっぱい。こんなんで「映像作品」としてどうすりゃいいの、ってハンディをものとせず小泉監督は頑張ってるけど、残念。オリジナルが三谷とかの練りに練られた演劇で、シナリオも超絶推敲されてたりしたら、こういう閉鎖的な不自由なセット=空間でもイメージは無限に広げられるんだろうけどね。この作品はただただ検事と弁護士と主人公が弁舌しあうだけ。立ち位置も動かしようも無く(法廷だもんね)、劇的な証人が登場してこれまでの不利がどんでん返しのように勝利へ転じるカタルシスも描けず(実話だもんね)、ただただ岡田中将の老いの一徹な佇まいだけを映していくの。それって映画?ラジオドラマとかで充分じゃん?
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