潜水服は蝶の夢を見る
原題:LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON
邦題:潜水服は蝶の夢を見る
時間:112分
公開:2008-02-09
製作年度:2007
製作国:フランス/アメリカ
配給:アスミック・エース
製作総指揮:ジム・レムリー、ピエール・グルンステイン
製作:キャスリーン・ケネディ、ジョン・キリク
監督:ジュリアン・シュナーベル
脚本:ロナルド・ハーウッド
原作:ジャン=ドミニク・ボビー
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:ポール・カンテロン
出演:マチュー・アマルリック(ジャン=ドミニク・ボビー)、エマニュエル・セニエ(セリーヌ・デスムーラン)、マリ=ジョゼ・クローズ(アンリエット・デュラン)、アンヌ・コンシニ(クロード)、パトリック・シェネ(ルパージュ医師)、ニエル・アレストリュプ(ルッサン)、オラツ・ロペス・ヘルメンディア(マリー・ロペス)、ジャン=ピエール・カッセル(リュシアン神父/店主)、イザック・ド・バンコレ(ローラン)、エマ・ドゥ・コーヌ(ウジェニー)、マリナ・ハンズ(ジョゼフィーヌ)、マックス・フォン・シドー(パピノ)、
去年のカンヌ映画祭で評判で、帰ってきたバイヤーの知り合いからも「けっこういけてた」っていう話だけ聞いていた。で、シネカノンの満席続きがひと段落してからの期待の鑑賞。結局のところ「海を飛ぶ夢」だとかの系列の全身不随もの。もちろん実話。で、この作品の特徴が「患者の主観」っていうこと。不随の患者が見渡せる風景の主観カメラ、語れないけどモノローグナレーション。それらが「手法」として新しいってことだけなのかもね。「海を飛ぶ夢」みたいにスペイン人でカソリックへの挑戦とも言える自殺、っていう重いテーマを投げかけるわけでもなく、この作品の主人公は「生」への執着をだらだら続けながらも衰弱して死んじゃうの。主人公が物凄い努力で表現した原作を映画化しているわけだから、まあ逆に「関係者」への配慮が必要で、残念ながらこの程度ってレベルなのねって不完全さの言い訳か、コレ。
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