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亀は意外と速く泳ぐ

Kamehaigaito邦題:亀は意外と速く泳ぐ   
時間:90分
公開:2005-07-02
製作年度:2005
製作国:日本
配給:ウィルコ
製作総指揮:橋本直樹
製作:佐々木亜希子
監督:三木聡
脚本:三木聡
原作:
撮影:小林元
音楽:
出演:上野樹里(片倉スズメ)、蒼井優(扇谷クジャク)、岩松了(クギタニシズオ)、ふせえり(クギタニエツコ)、要潤(加東先輩)、松重豊(ラーメン屋のオヤジ)、村松利史(豆腐屋のオヤジ)、森下能幸(最中屋のおじさん)、緋田康人(水道屋)、温水洋一(パーマ屋のおじさん)、松岡俊介(韮山)、水橋研二(白バイ警官)、岡本信人(スズメの父親)、嶋田久作(福島)、伊武雅刀(中西)

好き。この映画。ふつうの主婦が突然「某国のスパイ」に採用されて、普通に生活することが「世を欺く姿」だって教育されて、普通に生活をしていく物語。これまで無意識にしていた普通の生活が普通の生活じゃなじゃなくなっていくパラドックス。わざと目立たないために、そこそこのまずさのラーメンを出すラーメン屋。でもラーメン屋は本当はとっても美味しいラーメンを作る技術を持ってるので、常に美味しくないラーメンを作ることにストレスを感じてたりして。もちろんラーメン屋もスパイの仲間。そんなわけのわからない「普通の人たちに見えるスパイたち」が、主人公の預かり知らないところで勝手に任務を終わらせて地中に消えていくの。これまで日常風景に溶け込んでいた人たちが何人か永遠に消え去ってしまうんだけど、日常は続くんだな。きっと。わたしも知らないうちにスパイたちに取り囲まれているかもしれない。日常に見慣れた風景が「見慣れるように操作された風景」なのかもしれない。っていうお伽話。こういうの好き。

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