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陰日向に咲く

Kagehinata 邦題:陰日向に咲く
時間:129分
公開:2008-01-26
製作年度:2008
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:川村元気、佐藤貴博
監督:平川雄一朗
脚本:金子ありさ
原作:劇団ひとり
撮影:中山光一
音楽:澤野弘之
出演:岡田准一(シンヤ)、宮崎あおい(鳴子・寿子)、伊藤淳史(雷太)、平山あや(みゃーこ)、緒川たまき(ジュピター)、塚本高史(ゆうすけ)、西田敏行(モーゼ)、三浦友和(リュウタロウ)

原作を読んでから観た。それぞれの登場人物がそれぞれの「理由」で絡み合い影響し合い、人生を方向づけあう。ハリウッド映画が大好きな「群像劇」にしたててある。原作だとそんな人間関係が「読中の記憶」で構造化していくので、関係性のカタルシスまではワンアクションあっちゃうんだけど、映画だとビジュアルで見せてくれる。「忘れる前に見せてくれる」から関係図を覚え続けてる必要がないってとこでメリットがあるわよね。とはいえ、そこにウワーっていう関係性の暴露による感動を与えてくれるためには「演出力」が一番大事。で、この作品は演出力より俳優たちの「キャラ」がたちすぎて、見ている側が引いてしまう分だけ損してるみたい。もうちょっと抑えた演技演出を俳優にすればよかったのに。残念。

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