消えた天使 207-08-09
原題:THE FLOCK
邦題:消えた天使
時間:105分
公開:2007-08-04
製作年度:2007
製作国:アメリカ
配給:ムービーアイ
製作総指揮:デヴィッド・ゴートン 、カリーヌ・ベール 、ロバート・レヴィ 、ドリュー・ラーナー 、ピーター・シュウェリン 、リュック・カンポ 、アラン・レイサム
製作:アンドリュー・ラウ、フィリップ・マルチネス、ジェネット・カーン、ラリー・ラパポート、アダム・リッチマン、エリー・サマハ
監督:アンドリュー・ラウ
脚本:ハンス・バウアー 、クレイグ・ミッチェル
原作:
撮影:エンリケ・シャディアック
音楽:ガイ・ファーレイ
出演:リチャード・ギア 、クレア・デインズ 、アヴリル・ラヴィーン 、ケイディー・ストリックランド 、レイ・ワイズ 、ラッセル・サムズ 、マット・シュルツ 、クリスティーナ・シスコ 、ドウェイン・バーンズ 、エド・アッカーマン 、フレンチ・スチュワート
リチャード・ギアが老いたなぁって感無量?になってもしょうがないか。タキシードに薔薇一輪持って、なんて姿が似合う「人畜無害なゴージャスなミドル」っていうスタイルばっかりじゃやってけないってことよね。日本じゃ田村正和が壁を敗れないでいるみたいだけど。それはともかく、香港の流行なのか芸風なのか、それともラウ監督独自の好みなのか、頭に拳銃をあてるっていう演出。「インファナル・アフェア」でも主人公の激情から高層ビルの屋上でピストルを頭にあてる、なんて印象的シーンがあったけど、この作品にもしっかりある。必然性なんかないのに(と思うのだが)。アメリカ病のひとつの「性犯罪多発」をテーマにした重い作品で、真犯人とかもシナリオでは練られてるんだけど、散漫に見えちゃう。多分主人公男女の描写の整理ができてないからなのかな。余計なっていうか映画には冗漫なキャラエピソードがあるみたいで、ちょっとブレてみてちゃう。もうちょっとスリムにして演出をシャープにすれば切れのいいサスペンス映画になったかもしれないのにね。せっかくのアンドリュー・ラウなんだから。
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