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エディット・ピアフ~愛の讃歌~ 2007-07-10

Lavienrose原題:LA VIE EN ROSE
邦題:エディット・ピアフ~愛の讃歌~
時間:140分
公開:2007-
製作年度:2007
製作国:フランス/イギリス/チェコ
配給:ムービーアイ
製作総指揮:
製作:アラン・ゴールドマン
監督:オリヴィエ・ダアン
脚本:オリヴィエ・ダアン 、イザベル・ソベルマン
撮影:永田鉄男
音楽:クリストファー・ガニング
出演:マリオン・コティヤール 、シルヴィー・テステュー 、パスカル・グレゴリー 、エマニュエル・セニエ 、ジャン=ポール・ルーヴ 、ジェラール・ドパルデュー 、クロチルド・クロ 、ジャン=ピエール・マルタン 、カトリーヌ・アレグレ 、マルク・バルベ

アカデミー主演女優賞に一番近いんじゃないかな。マリオン・コティヤール。エリザベス女王で獲れるんだもの。体当たり感じゃピアフの方が圧倒してる。彼女の演技っていうか存在感を観ることを主眼にした映画ってとらえてほしい。だって超破綻してた「クリムゾンリバー2」のオリヴィエ・ダアン監督なんだもの。物語をきっちりと筋道立てて描いていくのが苦手っぽくて、サスペンスに必要な伏線やツイストが壊滅していた前作を見れば不安になるのも道理よね。とはいえ女一代記なわけだからそう難しいものじゃないって思うのでちと油断してた。ところがやっぱりだめ。マリオン・コティヤールの演技に救われまくってるの。ダアン監督は脚本も担当してるんだけど、その時点でだめ。後半のアメリカ公演以降のエピソードの唐突な羅列。説明なく結果だけのシーン。このあたりのピアフの人生が線じゃなくて点をたどるんで観てるほうとしては気の休まる時がないの。もっとエレガントに連続したストーリーを作れなかったのかしら。とはいえそんな「映画的」な欠点のすべてをコティヤールは救ってるの。ああ、ピアフってこういう人だったんだろうなぁって、なんか乗り移ってる。コティヤールってTAXIシリーズのコメディ女優ってイメージがあって、ほかの映画もちょこっと出る脇役な感じだった。ところがここでいっきにブレイクね。すごいもの。なんか本気だしてきたって。とはいえここまで超越するとこれからの出演作選ぶの大変ぽいわよね。こういう方向へ来たのってラブコメ姉ちゃんのリース・ウィザースプーンが「ウォークザライン」で気合入れたのと同じベクトルかもね。作品はピアフの生涯を描く映画なんだけど、だんだん美空ひばりが頭にわいてきた。クライマックスでピアフの最期の歌になるような「水に流して」を絶唱するんだけど、その歌詞を売り込まれて「私の歌!」って言う。それはあたかも美空ひばりの「川の流れのように」と同じように、歌手として、恋する女性として、生きてきた自分のたどった道を歌う作品。まあ「川の流れのように」のほうがピアフの「水に流して」の本歌どりになってるってだけかもしれないけど、ってこのあたりはわたしの勝手な想像。

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