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パッチギ! LOVE&PEACE 2007-05-28

Pachigilovepeace邦題:パッチギ! LOVE&PEACE
時間:127分
公開:2007-05-19
製作年度:2007
製作国:日本
配給:シネカノン
製作総指揮:
製作:李鳳宇、河合洋、キム・ウテク、西垣慎一郎、川崎代治、千葉龍平、冨木田道臣
監督:井筒和幸
脚本:羽原大介 、井筒和幸
原作:
撮影:山本英夫
音楽:加藤和彦
出演:井坂俊哉 、中村ゆり 、西島秀俊 、藤井隆 、風間杜夫 、キムラ緑子 、手塚理美 、キム・ウンス 、今井悠貴 、米倉斉加年 、馬渕晴子 、村田雄浩 、ラサール石井 、杉本哲太 、麿赤兒 、でんでん 、寺島進 、国生さゆり 、田口浩正 、すほうれいこ 、宮川大輔 、山本浩司 、松尾貴史 、清水優 、桐谷健太 、粟野史浩 、土平ドンペイ 、田中要次 、徳山昌守 、浜田学 、菅原大吉 、堀江慶 、長原成樹 、田中哲司 、日向丈 、愛染恭子 、木下ほうか 、金田敦 、並樹史朗 、竹下明子 、鎌田愛 、吉田千晃 、川村亜紀 、松永京子 、ソン・チャンウィ 、ちすん 、パク・ソヒ 、新屋英子 、中村有志 、温水洋一 、木村祐一

前作は2004年の私の日本映画ベストワンだったけど、残念ながら2007年日本映画ベストワンにはなりそうもないわね。それだけ「泣き笑い&感動の狙い」がゴツゴツと見えてしまって、しらけてしまう。前作の舞台が京都で、そこから上京してきたアンソンの一家のその後の物語。もっと庶民的な事件やエピソードが描かれるかと思ったらキョンジャが映画スターになったり、アンソンが玄界灘で密輸やったり、子供が難病だったりっていう「極端」な状況がベタベタと張り付いてくるからいけない。キョンジャの舞台挨拶のカムアウトにしても「狙い」が見えすぎ。「ここで感動せにゃならんやろ」っていう井筒監督の観客に対するサインがイヤ。そりゃ民族問題や差別問題を正面から描いているから「映画を否定するやつは人道にもとる差別主義者だ」な強迫観念もあるけど、あえて「映画としては平凡」って言っておこう。

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