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ハンニバル・ライジング 2007-05-11

Hannibalrising原題:HANNIBAL RISING
邦題:ハンニバル・ライジング
時間:121分
公開:2007-04-21
製作年度:2007
製作国:アメリカ/イギリス/フランス
配給:東宝東和
製作総指揮:ジェームズ・クレイトン 、ダンカン・リード
製作:ディノ・デ・ラウレンティス、マーサ・デ・ラウレンティス、タラク・ベン・アマール 
監督:ピーター・ウェーバー
脚本:トマス・ハリス
原作:トマス・ハリス
撮影:ベン・デイヴィス
音楽:アイラン・エシュケリ 、梅林茂
出演:ギャスパー・ウリエル 、コン・リー 、リス・エヴァンス 、ケヴィン・マクキッド 、スティーヴン・ウォーターズ 、リチャード・ブレイク 、ドミニク・ウェスト 、チャールズ・マックイグノン 、アーロン・トーマス 、ヘレナ・リア・タコヴシュカ 、イヴァン・マレヴィッチ 、ゴラン・コスティッチ 、インゲボルガ・ダクネイト

大好きな「真珠の耳飾りの少女」っていう映画。その映画の監督が、ハンニバル・レクターを描くんだから、映画界ってすごい。若き日のハンニバルがどういう過程で、ああいうキャラクターになったかっていう物語なんだけど、納得はぜんぜんいかない。コン・リーとの意味不明な「恋愛」と、戦争中に彼の家族におきた事件の復讐を軸にしてるけど、「たんなるサスペンスストーリー」にしか作り上げられていないの。イメージだと「モンスター」みたいな息も詰まる、生理的に嘔吐しかねない緊張感を期待したのに。ふつうのグロ。映画倫理とか表現の限界があるのかしら。ともあれ、ピーター・ウェーバー監督の切れのいい構図やテンポが、映画の完成度に貢献しきれなかったっていうのが残念。完全にトマス・ハリスの責任よね。

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