ベッカムに恋して 2007-04-08
原題:BEND IT LIKE BECKHAM
邦題:ベッカムに恋して
時間:112分
公開:2003-04-19
製作年度:2002
製作国:イギリス/アメリカ/ドイツ
配給:アルバトロス
製作総指揮:ウルリッヒ・フェルスベルク 、ラッセル・フィッシャー 、サイモン・フランクス 、ジギー・カマサ 、ハニート・ヴァスワニ
製作:ディーパック・ナヤ、グリンダ・チャーダ
監督:グリンダ・チャーダ
脚本:グリンダ・チャーダ 、グルジット・ビンドラ 、ポール・マエダ・バージェス
原作:
撮影:ジョン・リン
音楽:
出演:パーミンダ・ナーグラ 、キーラ・ナイトレイ 、ジョナサン・リス=マイヤーズ 、アヌパム・カー 、アーチー・パンジャビ 、シャズネ・ルイス 、フランク・ハーパー 、ジュリエット・スティーヴンソン 、シャヒーン・カーン 、アミート・チャーナ 、デヴィッド・ベッカム
インドってイギリスの植民地だったのね、っていう再確認が必要なわけで、そんなインド系イギリス人のサッカー好きな女の子のジャンプ風スポ根物語。これもまたイギリス映画のひとつのジャンル「リトル・ダンサー系列」に入る作品ね。女子サッカーのメンバー同士の友情やコーチへの恋愛と嫉妬や、民族的な問題で家族との確執や、そんなこんななハードルを乗り越えて、アメリカの大学に恋愛成就とともにスカウトされていく、っていう映画が描く環境でベストな成功をクライマックスにするの。ってよく考えると、イギリス社会って何百年も続く階級社会じゃない。「マイ・フェア・レディ」とかでも描かれているけど、乗り越えられない社会的なステージがあって、それは職業だったり民族だったり。でもそんなハードルを映画の中だけでもぶち破って勝者になっていく、っていうイングランド・ドリームは労働者階級の溜飲を下げるんだろうなって半分同情しつつ、映画の存在意味、製作意図を裏読みしちゃうわ。
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