バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 2007-02-10
邦題:バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
時間:116分
公開:2007-02-10
製作年度:2006
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:亀山千広
製作:宮澤徹、種田義彦、和田倉和利、蔵本憲昭、仁科昌平
監督:馬場康夫
脚本:君塚良一
原作:ホイチョイ・プロダクションズ
撮影:松島孝助
音楽:本間勇輔
出演:阿部寛 、広末涼子 、吹石一恵 、伊藤裕子 、劇団ひとり 、小木茂光 、森口博子 、愛川ゆず季 、鈴木一功 、有吉弘行 、山岸拓生 、杉崎真宏 、小野ヤスシ 、露木茂 、松山香織 、木幡美子 、ラモス瑠偉 、飯島愛 、八木亜希子 、飯島直子 、伊武雅刀 、薬師丸ひろ子
「バブル崩壊」の原因となる政策の発表を阻止するっていう目的でタイムマシンで1990年へ向った母親が行方不明に。そこで娘の広末も送り込まれて、ってプロローグから展開する1990年を舞台にしたバブル絶頂コメディ。純粋に楽しかったわ。とはいえ、わたしが中学に入った頃の話だから「私が謳歌してた」わけじゃないけどね。でも学校じゃお立ち台ごっこや覚えたてのメークやファッションや、ってあたりの「お手本のお姉さん」がああだったもの。カラオケボックスも携帯もなくて、原宿歩くだけで満足してた時代だしね。忙しがってたパパにはめったに家で会えなかったって思いでもあるわ。ともかく、そんなバブル絶頂期の「大人」たちがやってた事が描かれてるから、わたしとしては「そうだったんだ」って改めて客観的にあの「お祭り騒ぎの時代」を感じ取れたわ。ああ、あのときせめて大学生くらいだったら面白かっただろうに。わたしの大学時代なんか「失われた90年代のど真ん中」だものね。最低。なんてプチ嫉妬とともに笑いながら見れたコメディ。ラストのオチも「矛盾だ!!!」ってつっこんでもしょうがないし、そういう種類の映画じゃないから。娯楽作品として多分、面白がり方が特殊かもしれないわね。六本木の夜景とかタワーの電飾とかお店とかのディテールに凝ってると思うから。そういうところを笑ってる人がいたもの。劇場で。ギャグじゃない単なる風景カットに突然ゲラゲラと笑い声が聞こえるの。おそらく製作者がイチバン理想とするお客さんなのかもしれない。風景で笑う観客って。なんかいちいち凝ったポイントをカット毎に説明する本とか出ないかしら。
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