華麗なる賭け 2007-02-18
原題:THE THOMAS CROWN AFFAIR
邦題:華麗なる賭け
時間:105分
公開:1968-06
製作年度:1968
製作国:アメリカ
配給:UA
製作総指揮:
製作:ノーマン・ジュイソン
監督:ノーマン・ジュイソン
脚本:アラン・R・トラストマン
原作:
撮影:ハスケル・ウェクスラー
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:スティーヴ・マックィーン 、フェイ・ダナウェイ 、ポール・バーク 、ジャック・ウェストン 、ビフ・マクガイア 、アディソン・パウエル 、アストリッド・ヒーリン 、ゴードン・ピンセント 、ヤフェット・コットー 、サム・メルヴィル
カンヌじゃ映画祭がボイコットされたり、ベトナム戦争が膠着したり、東西冷戦もしこってきたグローバルな袋小路感があったり、なんて時代、1968年にセレブな超ノーテンキな犯罪娯楽作品を作ろうっていうハリウッドの根性がすごいって思う。それはそれで娯楽映画はビジネスとして必要不可欠ってユダヤ資本の功利主義が感じられるわ。音楽がミシェル・ルグランってとこもフランス人から観たら「裏切り者」な感じかもしれないけどね。で、この娯楽犯罪恋愛映画。ちょっとスタイリッシュに凝りすぎ。スティーヴ・マックイーンが富豪の銀行強盗黒幕、フェイ・ダナウェイが保険調査員。超セレブな雰囲気で恋愛ごっこをしながらお互いに騙しあっていくんだけど、ポロやグライダーやサンドバギーやってお金持ちな遊びをしてるだけ。ひたすら。二人の「ウソの恋愛」が「ホントの恋愛」になっていくのか、ウソのまま相手を信じられないで終わるのか、ってとこが見どころなのかもしれないけどダラダラしてて展開が遅いだけ。映像に凝ってるけど多分、映像手法としてマルチウィンドみたいなのが開発されて「使って見ました」なだけだしね。見てないけどリメイクまでされてる映画なんだからビックリ。アメリカじゃ評価されてるのかしら。こんな妙な映画。あ、でもマックイーンは素敵かも。
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