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新・平家物語 2006-12-16

Shinheikemonogatari邦題:新・平家物語
時間:108分
公開:1955-09-21
製作年度:1955
製作国:日本
配給:大映
製作総指揮:
製作:永田雅一
監督:溝口健二
脚本:依田義賢 、成沢昌茂 、辻久一
原作:吉川英治
撮影:
音楽:早坂文雄
出演:市川雷蔵[8代目] 、久我美子 、林成年 、木暮実千代 、大矢市次郎 、進藤英太郎 、菅井一郎 、千田是也 、柳永二郎 、羅門光三郎 、夏目俊二 、河野秋武 、中村玉緒 、十朱久雄 、沢村国太郎 、香川良介 、杉山昌三九 、南條新太郎 、荒木忍 、東良之助 、西田智 、上田寛 、小柳圭子

平清盛の若き日を描いた映画。ああ、だから「新・平家物語」なんだ、タイトルが。色が綺麗。王朝の雅、なんていうタイプの雅楽のリズム感のだるいタイプの映画かと思ったら、アメリカ映画もビックリっていうくらいに「成長する若者の成長の痛み」みたいな青春ドラマになってるの。父と子の誤解と葛藤、武士階級として認知される「力の本領」を持ち始める、っていう価値観の転換期を描いている。画面の構図やメリハリは溝口健二監督の緻密な技がさえていて、っていうより冴えすぎて堅苦しさっていうか、自由さが皆無な「監督の意志の具現化」がされていたわ。

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