ブラックブック 2006-12-12
原題:ZWARTBOEK
邦題:ブラックブック
時間:124分
公開:2007-03
製作年度:2006
製作国:オランダ/ドイツ/イギリス/ベルギー
配給:ハピネット
製作総指揮:グレアム・ベッグ 、ジェイミー・カーマイケル 、サラ・ジャイルズ 、アンドレアス・グロッシュ 、ヘニング・モルフェンター 、アンドレアス・シュミット 、マーカス・ショファー 、チャーリー・ウォーケン
製作:ジェローン・ベケル、テューン・ヒルテ、サン・フ・マルタ、ジェンス・ミューラー、ジョス・ヴァン・ダー・リンデン、フランス・ヴァン・ジェステル
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
脚本:ジェラルド・ソエトマン 、ポール・ヴァーホーヴェン
原作:ジェラルド・ソエトマン
撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
音楽:アン・ダッドリー
出演:カリス・ファン・ハウテン 、トム・ホフマン 、セバスチャン・コッホ 、デレク・デ・リント 、ハリナ・レイン 、ヴァルデマール・コバス
第二次世界大戦ヨーロッパのレジスタンスもの。なんていうとすっごい古臭い映画よね。でも本当に古臭いの。なんでいまさらこんなテーマで映画を作るのかしら。オランダに帰ったポール・ヴァーホーヴェン監督がロボットの刑事でもなく、透明人間でもなく、ガチなレジスタンスものなんだもの。で、納得いかないのはテーマってことで、じゃあ映画はっていうと、それなりに面白く観てしまったから悔しい。もちろん、最後に生き残るヒロインがいるわけだから、起死回生や九死に一生なご都合主義な展開が満載なエンタテイメント・スパイ?・レジスタンス?映画にしたてられてるの。騙しや裏切りや恋愛が交錯しながらオランダのレジスタンスを描いて行くわけで、まあ、フランス映画じゃ重箱の隅をつついてもネタはもうありません、てくらい作られたタイプのテーマでも、オランダじゃまだまだ未開拓ってことかしら。ベルギーのお隣の国っぽく、チョコレートが全編を通してキーアイテムになってるけど、これってタイアップかしらん。邦題を再考したほうがいいかもしれないわ。「ブラックブック」じゃよく判らないもの。それに宣伝もしづらそう。マクガフィンかと思ったら最後の方で出てきたしね。っていうか、最後にやっとタイトルになってるブツが出てくるから、それまでは、この映画のタイトルの意味不明なまま展開しちゃうんだもの。であれば、もっと「鑑賞のフック」になるような邦題をつけたほうがいいわよね。多分。
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