クライシス・オブ・アメリカ 2006-11-19
原題:THE MANCHURIAN CANDIDATE
邦題:クライシス・オブ・アメリカ
時間:130分
公開:2005-03-26
製作年度:
製作国:アメリカ
配給:UIP
製作総指揮:スコット・アヴァーサノ
製作:ジョナサン・デミ、イロナ・ハーツバーグ、スコット・ルーディン、ティナ・シナトラ
監督:ジョナサン・デミ
脚本:ダニエル・パイン 、ディーン・ジョーガリス
原作:リチャード・コンドン
撮影:タク・フジモト
音楽:レイチェル・ポートマン 、ワイクリフ・ジョン
出演:デンゼル・ワシントン 、メリル・ストリープ 、リーヴ・シュレイバー 、ジェフリー・ライト 、キンバリー・エリス 、ジョン・ヴォイト 、ブルーノ・ガンツ 、テッド・レヴィン 、ミゲル・ファーラー 、サイモン・マクバーニー
「陰謀論者」系の映画。政治と軍事産業の陰謀にまきこまれて、っていう系列。メル・ギブソンの「陰謀のセオリー」がその王道を行くような作品だったし、陰謀のバリエーションを言い尽くしてしまって感じもあるって思うの。で、この作品は湾岸戦争で消えた小隊のメンバーが、っていうことで大統領選挙とテクノロジーを駆使した洗脳をテーマにして「軍産複合体政治」を描いたフィクションにしたててある。やたら長いわりに、陰謀の過程が説明不足なうえに動機もたいしたことがなくて、メリル・ストリープの怪演ばかりが目立つ「母子もの」になっちゃってる。デンゼル・ワシントンはなんにも解決できないでいる狂言回し。陰謀の中枢付近をウロウロするだけ。脚本以前に「原案レベルでなにをしたいか明確じゃなかった」タイプの企画の詰めが甘い作品になっちゃってたわ。
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