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父親たちの星条旗 2006-11-06

Flagsofourfathers原題:FLAGS OF OUR FATHERS
邦題:父親たちの星条旗
時間:132分
公開:2006-10-28
製作年度:2006
製作国:アメリカ
配給:WB
製作総指揮:
製作:スティーヴン・スピルバーグ、クリント・イーストウッド、ロバート・ロレンツ 
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ポール・ハギス 、ウィリアム・ブロイルズ・Jr
原作:ジェームズ・ブラッドリー 、ロン・パワーズ
撮影:トム・スターン
音楽:クリント・イーストウッド
出演:ライアン・フィリップ 、ジェシー・ブラッドフォード 、アダム・ビーチ 、ジェイミー・ベル 、バリー・ペッパー 、ポール・ウォーカー 、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー 、ジョン・スラッテリー 、ロバート・パトリック 、ニール・マクドノー 、メラニー・リンスキー 、トム・マッカーシー 、クリストファー・バウアー 、ジュディス・アイヴィ 、スコット・リーヴス[俳優] 、スターク・サンズ 、ジョセフ・クロス 、ベンジャミン・ウォーカー 、マイラ・ターリー 、アレッサンドロ・マストロブーノ 、ジョージ・グリザード 、ハーヴ・プレスネル 、ジョージ・ハーン 、レン・キャリオー 、クリストファー・カリー 、ベス・グラント 、コニー・レイ 、アン・ダウド 、メアリー・ベス・ペイル 、デヴィッド・パトリック・ケリー 、ジョン・ポリト 、ネッド・アイゼンバーグ 、ゴードン・クラップ 、カーク・B・R・ウォーラー 、トム・ヴェリカ 、ジェイソン・グレイ・スタンフォード

イーストウッドがアカデミー賞を狙うっていうより、ポール・ハギスが3連覇するっていう方が正確な表現って感じだけど、狙いに来てるわよね。高齢アカデミー会員の琴線に触れるようなテーマよね。しかも映画というメディアが「リベラル」である方向への社会批判とかに使われてきていたっていう要素もあるし、そういう意味では「平和のための戦争」「必要とされた英雄と英雄にされてしまった兵士の悲劇」っていうアングルが「アメリカの良心を描く映画」っていう存在感を持ってるのよね。この作品の立ち位置は文脈として「賞を狙ってる」というあからさまなものじゃなくて、「あの旗が掲げられた後のクロニクル」っていう抒情を前面に出してるし。ともかく砂漠のように何にも無い小さな島の小さな山を攻略するアメリカ軍と迎え撃つ日本軍の兵士たちのリアルな「死」(かなりスプラッタ)と、結果としてあの戦争の勝敗を方向付けた「旗の掲揚」の真実と「国債を売るためのつくられた英雄」たちの戦後。「事実の風化」や「イラクでいまだに戦い続けるアメリカ」っていう今、アメリカ人にとって「戦争」ってなんだろうって考えさせる絶妙なタイミング。やっぱり狙ってるわね。MDBの時もそうだったけど、楽器をポツンポツンと爪弾くような音楽。今回はイーストウッドの音楽はノミネートされるかしら。

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