グエムル -漢江の怪物- 2006-09-06
原題:THE HOST
邦題:グエムル -漢江の怪物-
時間:120分
公開:2006-09-02
製作年度:2006
製作国:韓国
配給:角川ヘラルド
製作総指揮:チョ・ヨンベ 、キム・ウテク 、ジョン・テソン
製作:チョ・ヨンベ
監督:ポン・ジュノ
脚本:ポン・ジュノ 、ハ・ジョンウォン 、パク・チョルヒョン
原作:ポン・ジュノ
撮影:キム・ヒョング
音楽:イ・ビョンウ
出演:ソン・ガンホ 、ピョン・ヒボン 、パク・ヘイル 、ペ・ドゥナ 、コ・アソン
ボン・ジュノ監督の「殺人の追憶」がけっこう面白かった、っていうかパワーに圧倒されたんだけど、ソン・ガンホとのコンビで「怪獣映画」なんだもの。で、物語をすすめる「オレさまが走るんだからドケドケドケ!」な強引なパワーと「細かいとこをグチャグチャ言わずに黙って観てろ、辻褄なんか放っておけ」という「行き先は球に聞けっていう」ゴルフのパワーショットみたいな起承転々転々・・・。主人公が誰やら怪獣の存在意味やら関係なく、語られるウィルスやら市民運動やらもセリフや登場人物の単なる役名や単語でしかなく、ただただ物語を終わらせるためだけに物語が進んでるっていう映画なの。なんだかなぁ。これまた1000万人以上がつめかけそう?つめかけた?っていう韓国の大ヒット映画らしい。なんか、やっぱり韓流って幻想だったのかもしれない。このレベルの映画がヒットするんだもの。映画文化の成熟はまだまだ先かもしれない。メロドラマ(死語?)やラブストーリー(死語?)な作品はベタベタで不覚にも涙させられる作品もあるけど、冷静に考えれば「君の名は」や「赤いシリーズ」なわけで、数十年も遅れているわけよね。となると時代劇も怪獣映画も実態は日本より数十年遅れたものなのかもしれないわね。技術的には「現代のテクノロジー」が映像効果をあげてるかもしれないけど、映画そのものの「品質」はカビがはえてるって断言しておく。どうせそろそろプロ評論家の誰かが言うに違いないから。
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