ナイト・ウォッチ 2006-08-27
原題:NOCHNOY DOZOR
邦題:ナイト・ウォッチ
時間:115分
公開:2006-04-01
製作年度:2004
製作国:ロシア
配給:FOX
製作総指揮:
製作:コンスタンティン・エルンスト、アナトリー・マキシモフ
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:ティムール・ベクマンベトフ 、レータ・カログリディス
原作:セルゲイ・ルキヤネンコ
撮影:セルゲイ・トロフィモフ
音楽:ユーリ・ポテイェンコ
出演:コンスタンチン・ハベンスキー 、ウラジーミル・メニショフ 、マリア・ポロシナ 、ガリーナ・チューニナ 、ヴィクトル・ヴェルズビツキー
韓流が真っ逆さまな「ブーム消失」の中、なんとかしなきゃっていう映画配給の世界が無理矢理作ろうとしてる、かもしれないロシア映画ブーム。絶対無理なんだけど、すがるものが欲しいのかもね。というわけで、「大国ロシアの本気を見ろ」(うる覚えだけど)っていうようなキャッチコピーで「大統領のカウントダウン」っていうチェチェンテロ活劇映画があって、思いっきりがっかりさせられたけ。今度は公開時に「ロシアのマトリックス」(うつ覚えだけど)みたいな謳い文句だった「ナイト・ウォッチ」。一部のシネコンでしか公開してなかったから見逃してたのでDVDを借りて見た。しかも半額キャンペーン。200円だったもの。で、200円の価値もなかったっていう結論なんだけど、これも映画配給会社がポスト韓流をなんとか作らないと生死にかかわるっていうんで、ロシア映画に着目した結果なのよね。きっと。そうでなければ、日本に輸入さえされないレベルのバカ映画なんだもの。光と闇の戦いが人類史を超えたレベルで繰り広げられていて、っていう世界観の前提だけで、もうどうでもいい状態になってしまう。使い古されてそこら中に毛玉ができてるようなテーマ。そんなものを真っ向正面からアメリカの超大作映画のテクニックを安っぽく模倣してるの。こういうレベルの映画に頼っていかなければならないのも辛いわよね。
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