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はじまりはオペラ 2006-01-31

hajimariopera 原題:The Prompter
邦題:はじまりはオペラ
時間:97分
公開:2001-10-13
製作年度:1999
製作国:ノルウェイ
配給:アルシネテラン
製作総指揮:
製作:クリスティアン・ビルハーゲン
監督:ヒルデ・ハイエル
脚本:ヒルデ・ハイエル
原作:
撮影:ハラール・グンナル・ポールゴール
音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ(オペラ「アイーダ」より )
出演:ヘーゲ・シュイエン、スヴェーン・ノルディン、フィリップ・サンデーン

オペラの女性プロンプターが主人公。医者の後妻になるけど元妻がからんできたり、医者の連れ子が馴染まなかったりと橋田寿賀子風なドラマ展開。結局は重大な裏切りが医者にあって主人公はまた一人になることを決断するっていう物語を、オペラが作られていく過程とともに描いていく。とはいえ、白夜の国らしく淡々と地味に語られていくから観ているほうが疲労困憊になっていく。「キッチンストーリー」も同じようなスローな映画だったけど、北欧ってとこは映画も黄昏な雰囲気なのかしら。産業としてじゃなくて、演出や表現のありかたとしてね。あ、でも「ショー・ミー・ラブ」っていう秀作もあるし、あなどれないかも。うーん、どっちかな。

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SONNY ソニー 2006-01-30

Sonny原題:SONNY
邦題:SONNY ソニー 
時間:110分
公開:2004-04-17
製作年度:2002
製作国:アメリカ
配給:GAGA
製作総指揮:ノーム・ウェイト
製作:ポール・ブルックス、ニコラス・ケイジ、ノーマン・ゴライトリー
監督:ニコラス・ケイジ
脚本:ジョン・カーレン
原作:
撮影:バリー・マーコウィッツ
音楽:クリント・マンセル
出演:ジェームズ・フランコ 、ブレンダ・ブレシン 、ハリー・ディーン・スタントン 、ミーナ・スヴァーリ 、ジョシー・デイヴィス
ニコラス・ケイジがなぜ監督をやりたがったのかしら。で、なぜこの映画の脚本を選んだのかしら。いったいなぜ?っていう疑問だけが残るの。ニコラス・ケイジの原風景なのかな。フリーなホストっていう主人公が、このままじゃいけないって現状脱出を図るけどうまく行かないっていう救いのない映画。だけどこの程度の「行き止まり=閉塞」な青春映画ってそれこそ星の数ほどあるだろうし、今ニコラス・ケイジが作る必然も感じないのかだらしょうがないわよね。だから、なぜ?なの。もうちっとすっ飛んだアートな作品なら「了解」してあげるけど、このレベルのどうしようもないドラマなんかだと「ニコラス、時間の無駄だったわね」としか言いようがないわ。

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24 セカンドシーズン 12:00-16:00 2006-01-29

24-2原題:24 TWENTY FOUR (2nd Season)
邦題:24 セカンドシーズン
公開:2002-2003
製作年度:2002
製作国:アメリカ
配給:FOX
監督:ジョン・カサー
製作:サイラス・ヤヴネ、キーファー・サザーランド、ジョン・カサー
製作総指揮:ブライアン・グレイザー、トニー・クランツ、ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ロン・ハワード、ハワード・ゴードン
企画:ジョエル・サーノウ、ロバート・コクラン
脚本:ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ハワード・ゴードン
出演:
キーファー・サザーランド Kiefer Sutherland ジャック・バウアー
サラ・クラーク Sarah Clarke ニーナ・マイヤーズ
エリシャ・カスバート Elisha Cuthbert キンバリー・バウアー
デニス・ヘイスバート Dennis Haysbert デイビッド・パーマー大統領
ペニー・ジョンソン・ジェラルド Penny Johnson Jerald シェリー・パーマー
カルロス・バーナード Carlos Bernard トニー・アルメイダ
ザンダー・バークレイ Xander Berkeley ジョージ・メイソン
サラ・ウィンター Sarah Wynter ケイト・ワーナー
ミシェル・フォーブス Michelle Forbes リン・クレスギ
ローラ・ハリス Laura Harris マリー・ワーナー

・ニーナが出獄。テロリストへの情報提供の犯人だった。ニーナに協力させて捜査をするが難航。
・キムは殺人容疑でボーイフレンドとともに逮捕される。CTUのコネで解放されるが、DVを受けている少女の安全は確保されない。父親は母親を殺してしまっているらしい。
・パーマー大統領のもとへ元妻がやってきて、ややこしい状況をさらにややこしくしている。テロへの情報統制と政府部内の確執が混乱をきわめている。
・CTUは爆破されたまま。なぞの一家の結婚相手のアラブ人を取り調べる。花嫁の父親がCIAの協力者らしいが、いまのところ怪しい。
・テロリストの運び屋が内紛で混乱。
・バウアーとニーナが乗っているジェットが攻撃される。

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プライドと偏見 2006-01-27

prideandprejudice 原題:PRIDE & PREJUDICE
邦題:プライドと偏見
時間:127分
公開:2006-01-14
製作年度:2005
製作国:イギリス
配給:UIP
製作総指揮:ライザ・チェイシン 、デブラ・ヘイワード
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ポール・ウェブスター
監督:ジョー・ライト
脚本:デボラ・モガー
原作:ジェーン・オースティン
撮影:ロマン・オーシン
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:キーラ・ナイトレイ 、マシュー・マクファディン 、ドナルド・サザーランド 、ブレンダ・ブレシン 、ロザムンド・パイク、ジュディ・デンチ

イギリス映画。身分制度や身分差で結婚できるできないのなんのかんのっていう社会の仕組みが全然判らないから、そのあたりの「葛藤」はさておいた。でもキーラ・ナイトレイは綺麗。王道の恋愛映画だから、それだけでアリなの。私には。でも見所はジュディ・デンチ。怖い怖い貴族?の未亡人役なんだけど、やっぱり物凄い女優さんね。存在感は満点。主役のキーラと対峙するシーンがあるけど、その迫力が強烈。俗物の牧師役のトム・ホランダーもすばらしい演技。そういう意味では、マシュー・マクファーデンは「誠実だけど堅物な恋に不器用な」っていう押さえた演技をし続けなきゃならないから大変だったかも。だって目立てないんだもん。「パイレーツ」で魅入られたけど、キーラ・ナイトレイは本当に目力がある女優さんね。吸い込まれそうな瞬間が沢山あったわ。

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スタンドアップ 2006-01-26

northcontry 原題:NORTH COUNTRY
邦題:スタンドアップ
時間:124分
公開:2006-01-14
製作年度:2005
製作国:アメリカ
配給:WB
製作総指揮:ヘレン・バック・バートレット 、ナナ・グリーンウォルド 、ダグ・クレイボーン 、ジェフ・スコール
製作:ニック・ウェクスラー
監督:ニキ・カーロ
脚本:マイケル・サイツマン
原作:クララ・ビンガム 、ローラ・リーディー・ガンスラー
撮影: クリス・メンゲス
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
出演:シャーリーズ・セロン 、フランシス・マクドーマンド 、ショーン・ビーン 、リチャード・ジェンキンス 、ジェレミー・レナー

邦題がいいわね。原題だとなんだか判らないけど。邦題で救われる映画かもしれない。でもお客は全然はいってなかったから寂しかったけど。セクハラ裁判にまつわる物語で「エリン・ブロコビッチ」に重なるテーマよね。テーマというよりジャンルかしら。ただ、舞台で描かれているセクハラは強烈すぎるし、あれだけひどければセクハラだけじゃなくて「通常犯罪」でも十分戦えるんじゃないかしらって思った。日常的にあんなにひどい事がアメリカにあったのにはビックリだけど、それが今や「子供は元気?」ってたずねるだけでもセクハラになるんだからアメリカの司法制度ってのは凄いわよね。いったん堰を切るとどこまでも「訴訟対象」になっていくんだもの。そのうちデパートの下着売り場も隔離されるようになるかもしれない。男性はその階に足を踏み入れただけで逮捕とか。でも、わざと誘い込むこともあるんだけど、私とかの場合。困ってる彼を見てるの面白い。たいていは復讐だけど。

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ブロークン・フラワーズ 2006-01-24

brokenflowers 原題:BROKEN FLOWERS
邦題:ブロークン・フラワーズ
時間:106分
公開:2006-04
製作年度:2005
製作国:アメリカ
配給:キネティック
製作総指揮:
製作:ジム・ジャームッシュ、ジョン・キリク、ステイシー・E・スミス
監督:ジム・ジャームッシュ
脚本:ジム・ジャームッシュ
原作:
撮影:フレデリック・エルムズ
音楽:
出演:ビル・マーレイ 、ジェフリー・ライト 、シャロン・ストーン 、フランセス・コンロイ 、ジェシカ・ラング

去年のカンヌで「これまでの精鋭的な監督が丸くコマーシャル&円熟」って語られていた。その代名詞みたいなのが、ジム・ジャームッシュやヴィム・ヴェンダース。で、グランプリを獲得した作品がコレ。どんなに「メジャーっぽい映画」になったかって興味津々だったけど、やっぱりどうしてもジム・ジャームッシュだった。思いっきりキャストはメジャー映画なんだけど、手法やテイストはまだるっこしい(かつては意味深く思った)フェードイン&フェードアウトがやっぱり生き残ってるし、映画そのものの持つリズムが見る側を苛立たせるくらいに観客を拒絶していくの。メジャーを心から憎んでいるジャームッシュだから「メジャーっぽくなった」って言われるの死ぬほど嫌だろうし、そういう点では「変わらないし、延長線にあるわよね」って言ってあげられる。かろうじて。それにしてもビル・マーレイが訪ねていく4人の「有名女優」たちとの物語。ヴィンセント・ミネリあたりが大昔に監督してたら、伝説にのこるメロドラマになったかもね。ラストカット間際に自動車に乗っている青年がキモかもしれない。そういう映画だったのねってプレスを読んで納得したわ。

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輪廻 2006-01-23

rinne 邦題:輪廻
時間:96分
公開:2006-01-07
製作年度:2005
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:濱名一哉、小谷靖
製作:一瀬隆重
監督:清水崇
脚本:清水崇 、安達正軌
原作:
撮影:柴主高秀
音楽:川井憲次
出演:優香 、香里奈 、椎名桔平 、杉本哲太 、小栗旬

どういう舞台にたっても「器」って変わらないっていう証拠みたいな映画。「呪怨」のビデオムービーな安っぽさが、これだけの東宝チェーン映画でも払拭できてない。というか、清水崇監督って、そもそも「呪怨」の器量なのよね。回りがそこに付加価値を見出して、値段があがっているに過ぎないのかもしれない。山下清の貼り絵みたいな感じかしら。役者とカメラを渡しておくと、きっちりと怖い映画を仕立ててくれる道具みたいなね。その製品が良く売れて、特に輸出してみたら大儲けできたから、これまでより良い素材(俳優)とカメラを渡したら、出来たものはいつもと同じものだったということなのね。オチへ向かうのに無理があったりウソがあったりが満載なんだけど、清水節に怖さを堪能できるから、予定調和な分だけ安心して観られるの。そうそう、致命的なウソがあるからオチは想像できなかったな、ギリギリまで。

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太陽を盗んだ男 2006-01-23

taiyonusundaotoko邦題:太陽を盗んだ男
時間:149分
公開:1979-10-06
製作年度:1979
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:山本又一朗
製作:伊地智啓
監督:長谷川和彦
脚本:レナード・シュレイダー、長谷川和彦
原作:レナード・シュレイダー
撮影:鈴木達夫
音楽:井上堯之
出演:沢田研二 、菅原文太 、池上季実子 、北村和夫 、神山繁

面白かった日本映画っていう投票で3位になってるってパッケージにあった。で、さすがに面白かった。古くないし。でも私が歩き出してもいない頃の大昔の映画。年バレ…自爆。沢田研二が素敵。今再映画化するなら誰だろう。キムタクかもね、投票してみたら。でも個人的には浅野忠信がいいかも。いずれにしろ、核テロを真正面から扱っていて、それが深刻にならないできちんとエンタテイメントになってるのが凄いと思うわ。この長谷川監督が、この映画以降作品を作ってないらしい。ちょっと判るかも。こんな映画を作ってしまったら、超えるの大変だもの。自分でゴールをきっちゃったのね、多分。いま余生?奥さんが稼ぐからいいのかな。

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美しき野獣  2006-01-20

runningwild 原題:RUNNING WILD
邦題:美しき野獣
時間:125分
公開:2006-02-11
製作年度:2006
製作国:韓国
配給:東芝
製作総指揮:
製作:
監督:キム・ソンス
脚本:
原作:
撮影:
音楽:
出演:クォン・サンウ 、ユ・ジテ 、オム・ジウォン 、ソン・ビョンホ

つっこみどころ満載の「韓国版湾岸署」映画。まあ、どうせクォン・サンウが涙を流して画面に写ってれば日本のお客は喜ぶんでしょっていう「輸出用製品」なんだから、韓国内では無視されて興行ボロボロの粗悪品でも関係ないんでしょうね。でもクォン・サンウが格好をつけてるのか、汚すぎる。ヒゲ似合わないし。乱暴だし。物語もだけどね。冒頭で出てくるユ・ジテが別れそうになってる「妻」はその後いっさい登場しないし、どうやら二組のギャングが争ってる(た?)らしいけど、誰がどっち側なのか全く判らないし、警察に協力したり裏切ったり、行動が分裂してる「証人」がいたり、ああ、きりがないわよね。この手の映画を正面から論じる意味なんてきっとないんだものね。

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立喰師列伝 2006-01-18

tachigui邦題:立喰師列伝
時間:104分
公開:2006-04-08
製作年度:2006
製作国:日本
配給:東北新社
企画:石川光久
製作:渡辺繁、安永義郎、二宮清隆、奥田誠司
監督:押井 守
脚本:押井 守
原作:押井 守
撮影:坂崎恵一
音楽:川井憲次
出演:吉祥寺怪人、兵頭まこ、石川光久、河森正治、樋口真嗣、寺田克也、鈴木敏夫、山寺宏一

虚構っていうものは「他人を許容」するのか「他人を拒絶」するのか二者択一だと思うけど、この映画は後者かもしれない。なんか自分の観た夢を他人が理解しないのに延々と語ってるだけで、饒舌なアジテーションにも似た山寺宏一ナレーションに意識が朦朧とさせられていくの。「立喰師」という存在が前提となっている戦後日本の社会で、彼らを通して昭和史を検証していくみたいな「理想」があったらしい。ただ、それがパラレルワールドな「もうひとつの」日本であるはず(パロディ化した)が架空と実在の混在という中途半端な背景描写によって揺れてしまってる。1951年生まれという微妙にポスト団塊な押井監督だけに、吉本隆明の言葉や行き止まった学生運動に「社会の必然」として「立喰師」の進化を描いて行くのは、宿便を処理する腸内洗浄にも似た行為なのかもしれないわね。そんな精神的な風俗プレイにつき合わされ、汚臭ただよう自慰的なスクリーンに投射される写真人形劇に対して「傑作」と言わざるえない押井教祖の側近たちや信者たちって哀れよね。

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燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY / 2006,1,17

Moyurutoki 邦題:燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY
時間:114分
公開:2006-02-11
製作年度:2006
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:石畑俊三
製作:鍋島壽夫、安倍夏彦
監督:細野辰興
脚本:鈴木智
原作:高杉良
撮影:鈴木達夫
音楽:川崎真弘
出演:中井貴一 、大塚寧々 、津川雅彦 、伊武雅刀 、鹿賀丈史

アメリカ市場でいまひとつ売れないカップラーメンを売り込むために頑張るサラリーマンたちの物語。テーマそのものがヒトゴトでしかないし、物語も予定調和な一本調子。プロジェクトXな作品にしたかったんだろうけど、やっぱり架空の物語にしてしまうと「本物感」がないわ。まだVHS開発の映画のほうが判りやすかった。多分、ある程度の年齢のサラリーマンの人たちじゃなければ「入れない」映画かもしれない。わたしたちを観客に想定してないだろうから置いてけぼりにされちゃう。別にいいけど。

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24 セカンドシーズン 10:00-12:00 2006,1,15

24-2 原題:24 TWENTY FOUR (2nd Season)
邦題:24 セカンドシーズン
公開:2002-2003
製作年度:2002
製作国:アメリカ
配給:FOX
監督:ジョン・カサー
製作:サイラス・ヤヴネ、キーファー・サザーランド、ジョン・カサー
製作総指揮:ブライアン・グレイザー、トニー・クランツ、ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ロン・ハワード、ハワード・ゴードン
企画:ジョエル・サーノウ、ロバート・コクラン
脚本:ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ハワード・ゴードン
出演:
キーファー・サザーランド Kiefer Sutherland ジャック・バウアー
サラ・クラーク Sarah Clarke ニーナ・マイヤーズ
エリシャ・カスバート Elisha Cuthbert キンバリー・バウアー
デニス・ヘイスバート Dennis Haysbert デイビッド・パーマー大統領
ペニー・ジョンソン・ジェラルド Penny Johnson Jerald シェリー・パーマー
カルロス・バーナード Carlos Bernard トニー・アルメイダ
ザンダー・バークレイ Xander Berkeley ジョージ・メイソン
サラ・ウィンター Sarah Wynter ケイト・ワーナー
ミシェル・フォーブス Michelle Forbes リン・クレスギ
ローラ・ハリス Laura Harris マリー・ワーナー
サラ・ギルバート Sara Gilbert ポーラ・シェーファー
・バウアーが潜入捜査している集団がCTUを爆破する。バウアーはその首謀者に核テロの陽動で使われたはずなのでCTU爆破を指令した者の名を言えとつめよる。
・大統領はCTU爆破情報を抑えた国務長官を解任する。
・キムは少女とCTU爆破にまきこまれるが病院へ行く。少女は父親に倒されたときに頭を骨折していた。その原因をキムの暴力によると誤解した病院は警察を呼ぶ。
・CTU爆破指令を連絡した女性の写真をわたしてテロ集団のボスは自殺する。写真を見るバウアー。そこには意外な人物が。
・国務長官?を解任した大統領が信頼するNSAの女性?も敵か味方かあやしいわよ、っていう印象のカットで次回へ続く。

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24 セカンドシーズン 08:00-10:00 2006-01-14

24-2 原題:24 TWENTY FOUR (2nd Season)
邦題:24 セカンドシーズン
公開:2002-2003
製作年度:2002
製作国:アメリカ
配給:FOX
監督:ジョン・カサー
製作:サイラス・ヤヴネ、キーファー・サザーランド、ジョン・カサー
製作総指揮:ブライアン・グレイザー、トニー・クランツ、ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ロン・ハワード、ハワード・ゴードン
企画:ジョエル・サーノウ、ロバート・コクラン
脚本:ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ハワード・ゴードン
出演:

キーファー・サザーランド Kiefer Sutherland ジャック・バウアー
サラ・クラーク Sarah Clarke ニーナ・マイヤーズ
エリシャ・カスバート Elisha Cuthbert キンバリー・バウアー
デニス・ヘイスバート Dennis Haysbert デイビッド・パーマー大統領
ペニー・ジョンソン・ジェラルド Penny Johnson Jerald シェリー・パーマー
カルロス・バーナード Carlos Bernard トニー・アルメイダ
ザンダー・バークレイ Xander Berkeley ジョージ・メイソン
サラ・ウィンター Sarah Wynter ケイト・ワーナー
ミシェル・フォーブス Michelle Forbes リン・クレスギ
ローラ・ハリス Laura Harris マリー・ワーナー
サラ・ギルバート Sara Gilbert ポーラ・シェーファー
レイコ・エイルスワース Reiko Aylesworth ミシェル・デスラー
ティモシー・カーハート Timothy Carhart エリック・レイバーン
ジュード・チコレッラ Jude Ciccolella マイク・ノヴィック
ジョン・グリース Jon Gries ジョー・ウォルド
ダグラス・オキーフ Douglas O'Keefe エディ・グラント
フランチェスコ・クイン Francesco Quinn サイエド・アリ
フィリップ・ライズ Phillip Rhys レーザ・ナイール
ジョン・テリー John Terry ボブ・ワーナー
イニス・キャシー ミゲル
ビリー・バーク Billy Burke ゲイリー・マシスン
トレイシー・ミッデンドーフ Tracy Middendorf カーラ・マシスン
スカイ・マッコール=バートシアク Skye McCole Bartusiak メーガン・マシスン
タムリン・トミタ Tamlyn Tomita ジェニー
ケヴィン・ディロン Kevin Dillon ロニー・マクレー
グレッグ・ヘンリー Gregg Henry ジョナサン・ウォレス
ハリス・ユーリン Harris Yulin ロジャー・スタントン
ポール・シュルツ Paul Schulze ライアン・シャペル
アンソニー・アジジ Anthony Azizi マムード・ファヒーン
アラン・デイル Alan Dale ジム・プレスコット
マイケル・ホールデン Michael Holden ロン・ウィーランド
テリー・ボズマン Terry Bozeman リチャード・アルムス
ダニエル・デイ・キム Daniel Dae Kim ベーカー
ローデス・ベネディクト Lourdes Benedicto キャリー
トビン・ベル Tobin Bell ピーター・キングスレー
リック・D・ワッサーマン Rick D. Wasserman アレックス・ヒューイット
トーマス・クレッチマン Thomas Kretschmann マックス
ミア・カーシュナー Mia Kirshner マンディ
グレン・モーシャワー Glenn Morshower

・バウアーは前回の事件いらい休職してぶらぶらしてる。
・キムは父親としっくりいかず、母親の死のトラウマに悩まされながらもベビーシッターのアルバイト
・パーマーは大統領になっている。息子もどうやら刑務所に行ってないようで、父親と湖で釣りをしてる。
・そこへテロリストがLAで核爆弾テロを起こすという情報が。しかも今日。
・パーマーはバウアーを呼び戻すようにCTUに命じる。
・バウアーはキムの安全を保障できるなら、と復帰。テロと繋がりのある集団へ潜入捜査に入る。
・キムはバイト先の父親のDVから娘を救うが怒り狂った父親に追われる。

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アサルト13 要塞警察 2006-01-13

assalut13 原題:ASSAULT ON PRECINCT 13
邦題:アサルト13 要塞警察
時間:110分
公開:2006-02-18
製作年度:2005
製作国:アメリカ/フランス
配給:角川ヘラルド
製作総指揮:ドン・カーモディ 、ジョセフ・カウフマン 、セバスチャン・クルト・ルメルシエ
製作:パスカル・コーシュトゥー、ジェフリー・シルヴァー、ステファーヌ・スペリ
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
脚本:ジェームズ・デモナコ
原作:ジョン・カーペンター 
撮影:ロバート・ガンツ 
音楽:グレーム・レヴェル
出演:イーサン・ホーク 、ローレンス・フィッシュバーン 、ドレア・ド・マッテオ 、ブライアン・デネヒー 、ジョン・レグイザモ

あえて「要塞警察」というタイトルにしてるのはカルト的マニアがいるオリジナルの題名を使うことによって、そのファンを動員しようっていうつもりらしいけど、オリジナルそのものがカルト人気なだけに空回りしてるタイトルになってる。「アサルト13」という主題さえも意味不明だし。で、警察収賄の証人を消すために送り込んだ警察分署ごと抹殺しようという巨悪とワケありの分署員のバトルというだけの物語。安っぽい洋画劇場レベルの映画だし、オリジナルも未公開で洋画劇場でしか初公開されなかったの、よくわかるわ。しょせんその程度の内容しかないのに、リメイクしちゃうなんてハリウッドの企画力はかなり末期的症状になってるのかもしれないっていう証左よね。

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リング・リング・リング 涙のチャンピオンベルト

ringringring 邦題:リング・リング・リング 涙のチャンピオンベルト
時間:94分
公開:1993
製作年度:1993-05-08
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:
製作:山科誠、久保忠佳
監督:工藤栄一 
脚本:つかこうへい
原作:つかこうへい
撮影:仙元誠三、藤沢順一
音楽:大谷和夫
出演:長与千種 、島田陽子 、渡瀬恒彦 、阿部寛 、アジャ・コング

つかこうへいが舞台でかけた作品の映画化だって。舞台でも長与千種が長与千種役をやったそうね。女子プロレスって毫も興味がないから全然わからないけど、スポ根映画としてとらえてみた。で、そうすると最低。多分つかこうへいの脚本と工藤栄一監督の演出が全く水と油なんだろうなって思う。演劇的なシチュエーションと画面構築とセリフ回しとリズムが全然ない。工藤栄一監督はつかこうへいの舞台を観た事も無いし、そのあり方や芸風や面白さの秘密みたいなのが理解できないのかもしれないって想像しちゃうわ。それなのに「お仕事」で映画としてまとめてみたら、想像を絶する駄作にしちゃったていうわけね。阿部寛が若くて笑ってしまったけど、それ以外は時間の無駄でしかなかったの。

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柳生一族の陰謀 2006-01-12

yagyuichizoku 邦題:柳生一族の陰謀
時間:130分
公開:1978-01-21
製作年度:1978
製作国:日本
配給:東映
製作総指揮:
製作:
監督:深作欣二
脚本:深作欣二 、野上龍雄 、松田寛夫
原作:
撮影:中島徹
音楽:津島利章
出演:千葉真一 、萬屋錦之介 、丹波哲郎 、芦田伸介 、成田三樹夫

お正月に狂ったように一日中時代劇を放送するテレビ局があるけど、今年は柳生一族のお話だった。獅童が気になったので、数分間だけ眺めたけど、しっかりコマーシャルなお仕事をしていた。そんなこととは何にも関係ないけど、伝説の「夢じゃ」って叫ぶクライマックスが有名な深作欣二作品。柳生但馬守の萬谷錦之助だけがセリフ回しを「歌舞伎調」で粘って凄んで節回して語る。で、それ以外の登場人物は普通のセリフ。このコントラストが中盤から麻痺して、とっても良く思えて来るから不思議。とはいえ、突然復活させた東映時代劇が奇跡の大ヒット作品という「映画史で記述される事件」は観て置かなきゃねっていうだけでした。

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ロード・オブ・ウォー 2006-01-11

roofwar 原題:LORD OF WAR
邦題:ロード・オブ・ウォー
時間:122分
公開:2005-12-17
製作年度:2005
製作国:アメリカ
配給:GAGA
製作総指揮:ブラッドリー・クランプ 、クリストファー・エバーツ 、ファブリス・ジャンフェルミ 、ゲイリー・ハミルトン 、マイケル・メンデルソーン 、アンドレアス・シュミット、ジェームズ・D・スターン
製作:ニコラス・ケイジ、ノーマン・ゴライトリー、アンディ・グロッシュ、アンドリュー・ニコル、クリス・ロバーツ、テリー=リン・ロバートソン、フィリップ・ルスレ
監督:アンドリュー・ニコル
脚本:アンドリュー・ニコル
原作:
撮影:アミール・M・モクリ
音楽:アントニオ・ピント
出演:ニコラス・ケイジ 、イーサン・ホーク 、ブリジット・モイナハン 、ジャレッド・レトー 、イアン・ホルム

ニコラス・ケイジのシニカルなたたずまいが生きた映画。意外な拾い物だったわ。なんかどう生きて行きたいのか将来像っていうかポジションを喪失気味のニコラス・ケイジの出演作っていうだけで、全く期待もせずに1000円だからっていうリスクヘッジしながら観にいったんだけどね。冷めた語り口で武器商人の立身出世、成功物語をブラックジョークのように描いて行く。この熱くならなさが映画の成功の鍵かもしれない。ニコラス・ケイジのはにかんだような微笑も、裏にはすべてを「あきらめた」「しらけてる」精神の荒野を予測させていくの。ラストもショックよね。ある意味で全く救いがないんだもの。

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GERRY ジェリー 2006-01-11

gerry 原題:GERRY
邦題:GERRY ジェリー
時間:103分
公開:2004-09-18
製作年度:2002
製作国:アメリカ
配給:GAGA
製作総指揮:
製作:ダニー・ウルフ
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:ガス・ヴァン・サント 、マット・デイモン 、ケイシー・アフレック
原作:
撮影:ハリス・サヴィデス
音楽:アルヴォ・ペルト
出演:マット・デイモン 、ケイシー・アフレック

「エレファント」でパルムドールに輝いた監督の作品だけど、学生映画みたいね。お金がかってないし、監督が伝えたいっていう「核」みたいなのが読み取れないし。印象的なのは「エレファント」に通じる「空」の情景。よほど「空」と「雲」の表情にガス・ヴァン・サント監督はこだわってるに違いないわ。ただ「空」が作る造形になんらかの意味をもたせようっていう試みは「買う」けど「不毛」であるって絶対的に思う。少なくともこの監督の見せ方じゃね。

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メイキング・オブ・ドッグヴィル ~告白~ 2006-01-10

dogvmake 原題:DOGVILLE CONFESSIONS
邦題:メイキング・オブ・ドッグヴィル ~告白~
時間:52分
公開:2004-02-21
製作年度:2003
製作国:デンマーク
配給:GAGA
製作総指揮:
製作:
監督:サミ・マーティン・サイフ
脚本:
原作:
撮影:
音楽:
出演:ラース・フォン・トリアー 、ニコール・キッドマン 、ポール・ベタニー 、ステラン・スカルスガルド 、クロエ・セヴィニー

エキセントリックな監督だと思ってたら、やっぱりエキセントリックだったということを確認できる映画。本編の感想文でも書いたけど、商業映画として日本で輸入してはいけない「幻の映画」に捨て置けばいい映画のメイキング・ドキュメンタリー。公開の時に、本編のあとのレイトショーで公開していたので見逃していた。特典映像としてサラっと入ってれば我慢もできるけど、レイトショーで料金を払ってたらムカつく映画よね。去年のカンヌでは「マンダレイ」という続編を見てしまったし、もう心中する気分で54分ガマンした。で、ランス監督が弱気になって「最後の映画かもしれないけどね、傑作になるよ」って発言。傑作にはならなかったけど、最後の映画にならなかったわね。逆ならよかったのに。残念。

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銀色の髪のアギト 2006-01-10

ginagito 邦題:銀色の髪のアギト
時間:95分
公開:2006-01-07
製作年度:2005
製作国:日本
配給:GONZO、松竹
製作総指揮:
製作:稲田浩之、石川真一郎、関一郎、喜多埜裕明、亀山慶二、島本雄二
監督:杉山慶一
脚本:椎名奈菜 、柿本直子
原作:飯田馬之介
撮影:
音楽:岩崎琢
出演:勝地涼 、宮崎あおい 、古手川祐子 、濱口優 、布川敏和

多分、マニアからは指摘されまくってボロボロになってると思うけど、いちおう言っておきたい。ナウシカの世界観、ラピュタの関係性と一部世界観のゴンゾ版。どうして、この手の「マニア垂涎系アニメ劇場映画」ってエコに走っていくのかしら。まあ、そのほうが見栄えはいいし、テーマでどうこう言われないだろうし、っていう「逃げ」なのか、それとも悪い宗教というかスピリチュアルな電波を浴びまくってるのか。大見得きった「自然共生・文明否定」なのには辟易。マニアあがりの作家がマニアックに模倣を繰り返していく前途喪失なスパイラルに入ってきてるみたい。コピーを繰り返すとそのうち癌細胞になってしまうみたいにね。けっこう悪性に進行してるかもしれないけど。日本のアニメ映画界って。

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キング・コング  2006-01-09

kingkong2006 原題:KING KONG
邦題:キング・コング
時間:188分
公開:2005-12-17
製作年度:2005
製作国:ニュージーランド/アメリカ
配給:UIP
製作総指揮:
製作:ジャン・ブレンキン、キャロリン・カニンガム、ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン 、フラン・ウォルシュ 、フィリッパ・ボウエン
原作:メリアン・C・クーパー、エドガー・ウォレス
撮影:アンドリュー・レスニー
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ナオミ・ワッツ 、ジャック・ブラック 、エイドリアン・ブロディ 、トーマス・クレッチマン 、コリン・ハンクス

90分くらいのオリジナルを観た事がある。で、これが180分と倍増するんだから凄い。しかも物語は同じ。ということは「見せ場」のCGシーンに思いっきり凝りました!ってことなのよね。ピーター・ジャクソン監督が製作費が足りなくなって自腹を切ったというニュースも見たけど、ここまで凝って映画を作れれば本望かもしれない。でも、作品を愛しすぎて「切れ」なくなっちゃってる。冗漫なシーンもあったりして、せめて2時間15分くらいにしてくれれば疲れなかったのに。

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チキン・リトル 2006-01-06

chilittle 原題:CHICKEN LITTLE
邦題:チキン・リトル
時間:81分
公開:2005-12-23
製作年度:2005
製作国:アメリカ
配給:ブエナビスタ
製作総指揮:
製作:ランディ・フルマー
監督:マーク・ディンダル
脚本:スティーヴ・ベンチック 、ダン・ガーソン 、ロバート・L・ベアード
原作:
撮影:
音楽:ジョン・デブニー
出演:

ニワトリの父子の「相互理解」にまつわる啓蒙的なアニメ。アメリカ人にとっては一番必要としてるテーマかもしれない。子供にも判りやすいしね。パパは最後は僕の味方なんだなって子供が刷り込まれれば大成功なんでしょうね。でも、リトルのママはどうしたんだろう。死んでしまったのか、父子を残して離婚してしまったのか。ちょっとそのあたりのエピソードを見逃したみたい。というより、いないことは表現してたけど、何故?っていうのは語られてなかったかもしれない。片親が多いアメリカの子供にとっても親近感がある環境なのかもね。クライマックスのエピソードでリトルの活躍をハリウッドが映画化したっていう劇中劇は面白かったわ。いかにもハリウッド的でね。

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エブリバディ・フェイマス! 2006-01-06

everybody 原題:EVERYBODY FAMOUS
邦題:エブリバディ・フェイマス! 
時間:95分
公開:2002-08-17
製作年度:2000
製作国:ベルギー/フランス/オランダ
配給:アルシネテラン
製作総指揮:
製作:ドミニク・デリュデレ、ロレット・メウス 
監督:ドミニク・デリュデレ
脚本:ドミニク・デリュデレ
原作:
撮影:ウィリー・スタッセン
音楽:レイモン・ヴェン・ハットフルネバルトゥ
出演:ヨセ・デパウ 、エヴァ・ヴァンデルフフト 、ウェルナー・デスメット 、ヴィクトル・レーヴ 、テクラ・ルーテン

ものすごく地味なヨーロッパコメディ。娘を歌手にするために、偶然であったスター歌手を誘拐しちゃう人のいい親父。「朴訥」っていう言葉が彼の国にあるかどうかは知らないけど、クストリッツァの映画に似た「純朴」「素朴」「低偏差値」が、この映画にもたっぷり表現されている。で、これって演出や演技だけじゃないんだろうなって思う。もともとヨーロッパの田舎って、こういう人たちしかいないんじゃないかなってね。この映画の主人公みたいに、生まれた町で成長して生まれた町で老いて死んで行くのが「当然」っていうような諦観した人生って「ロザンナのために」で妻の墓を確保するのに必死な夫が持っていた「死生観」と同じなのよね。映画はたいしたことないけど、映画の中で生きているローカルなヨーロピアンに共感しちゃうな。

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ディック&ジェーン 復讐は最高! 2006-01-05

dickjane 原題:FUN WITH DICK AND JANE
邦題:ディック&ジェーン 復讐は最高!
時間:91分
公開:2005-12-24
製作年度:2005
製作国:アメリカ
配給:SPE
製作総指揮:ピーター・バート 、ジェーン・バーテルミ 、マックス・パレフスキー
製作:ジム・キャリー、ブライアン・グレイザー
監督:ディーン・パリソット
脚本:ジャド・アパトー 、ニコラス・ストーラー 、ピーター・トラン  
原作:
撮影:ジャージー・ジーリンスキー
音楽:セオドア・シャピロ
出演:ジム・キャリー 、ティア・レオーニ 、アレック・ボールドウィン 、リチャード・ジェンキンス 、アンジー・ハーモン

アメリカじゃけっこうヒットしてるみたいね。ジム・キャリーっていうだけでウィークエンドのブルーカラームービーの資格があるのかもしれない。短いしね。で、日本では劇場ガラガラ。しかも東映系。娘一人で観るには環境が怖すぎて、後ろの扉のソバにシートを取ってしまった。で、映画はどうやらリメイクらしい。といっても前作を観た事もないから比較できない。勤めてた会社が計画倒産して、貯金も使い果たして最後は夫婦で強盗稼業っていう「堕ちる」コメディ。でもリズムは悪いしギャグも(日本人にとっては)キレは悪いし、時々見せるジム・キャリーの定番の「変な顔」だって唐突。リメイクで現代性を出してみたいらしく、ラストでエンロンに再就職する友人がいたり、とアメリカ人の低レベルなギャグセンス向けのエピソードやクレジットに悪徳企業社名を「協力」として延々を並べてみたりって、どうでもいいところで製作者が遊んでる。そういえば宣伝もまともにしてなかったし、日本マーケットは「捨て」てるのよね、きっと。

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フライトプラン 2006-01-05

flightplan 原題:FLIGHTPLAN
邦題:フライトプラン
時間:98分
公開:2006-01-28
製作年度:2005
製作国:アメリカ
配給:ブエナビスタ
製作総指揮:ロバート・ディノッツィ 、チャールズ・J・D・シュリッセル
製作:
監督:ロベルト・シュヴェンケ
脚本:ピーター・A・ダウリング 、ビリー・レイ  
原作:
撮影:フロリアン・バルハウス
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:ジョディ・フォスター 、ピーター・サースガード 、ショーン・ビーン 、マーレン・ローストン

オチを知ってしまうと終りな映画。ヒッチコックの「バルカン超特急」の時にシチュエーションが似ているから興味あり、って書いた映画。さすがに謎の誘拐系「フォーガットン」のウルトラ破綻は無かったし、まっとうな脚本にしあがってはいた。ただ動機も含めてもっと切迫したタッチで描いて欲しかったし(ジュディ・フォスターは眉間にしわ寄せて絶叫するだけの芝居なんだもの)、ラスト15分くらいはきちんと詰め将棋のようにクライマックスへの「駆け引き」を骨太にして欲しかったな。

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髪結いの亭主 2006,1,4

kamiyuiteisyu 原題:LE MARI DE LA COIFFEUSE
邦題:髪結いの亭主
時間:82分
公開:1991-12
製作年度:1990
製作国:フランス
配給:アルシネテラン
製作総指揮:
製作:ティエリー・ド・ガネ
監督:パトリス・ルコント
脚本:クロード・クロッツ 、パトリス・ルコント  
原作:
撮影:エドゥアルド・セラ
音楽:マイケル・ナイマン
出演:ジャン・ロシュフォール 、アンナ・ガリエナ 、ロラン・ベルタン 、フィリップ・クレヴノ 、ジャック・マトゥ

濃密な恋愛って、失うことを死よりも恐れるっていう気持ち、良く判る。わたしはそれで死のうとは思わないけど。ある意味では天涯孤独だった女性が唯一愛する男性と結婚して、逆に失うことの「恐怖」が死を選ばせるという寓話。でも残された夫にしても、狂気の中に閉じ込められて「妻の死」を「なかったこと」にしていく悲劇。観終わったあとに、「愛しすぎるのは、ちょっとやめとこう」っていう教育的指導されちゃう。

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24  19:00-24:00 2005,12,31

24 原題:24 TWENTY FOUR (1st Season)
邦題:24
公開:2001-2002
製作年度:2001
製作国:アメリカ
配給:FOX
監督:スティーヴン・ホプキンス、ジョン・カサー
製作:サイラス・ヤヴネ、アンドレア・ニューマン
製作総指揮:ブライアン・グレイザー、トニー・クランツ、ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ロン・ハワード
共同製作総指揮:スティーヴン・ホプキンス、ハワード・ゴードン
企画:ジョエル・サーノウ、ロバート・コクラン
脚本:ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウ、ハワード・ゴードン
出演:
キーファー・サザーランド Kiefer Sutherland ジャック・バウアー
レスリー・ホープ Leslie Hope テリー・バウアー
サラ・クラーク Sarah Clarke ニーナ・マイヤーズ
エリシャ・カスバート Elisha Cuthbert キンバリー・バウアー
デニス・ヘイスバート Dennis Haysbert デイビッド・パーマー上院議員
ペニー・ジョンソン・ジェラルド Penny Johnson Jerald シェリー・パーマー
カルロス・バーナード Carlos Bernard トニー・アルメイダ
ザンダー・バークレイ Xander Berkeley ジョージ・メイソン
ダニエル・ベス Daniel Bess リック
ヴィセラス・レオン・シャノン Vicellous Reon Shannon キース・パーマー
メガリン・エキカンウォーク Megalyn Echikunwoke ニコール・パーマー
カリーナ・アロヤヴ Karina Arroyave ジェイミー・ファレル
ミア・カーシュナー Mia Kirshner マンディ
マイケル・オニール Michael O'Neill リチャード・ウォルシュ
ルドルフ・マーティン Rudolf Martin マーティン/ジョナサン
リチャード・バージ Richard Burgi アラン・ヨーク/ケビン・キャロル
マシュー・キャリー Matthew Carey ダン
ジャッキー・マックスウェル Jacqui Maxwell ジャネット・ヨーク
ザック・グルニエ Zach Grenier カール・ウェブ
ジュード・チコレッラ Jude Ciccolella マイク・ノヴィック
タマラ・チュニー Tamara Tunie アルバータ・グリーン
マイケル・マッシー Michael Massee アイラ・ゲインズ
エリック・バルフォー Eric Balfour マイロ
ジェリコ・イヴァネク Zeljko Ivanek アンドレ・ドレーゼン
ミシャ・コリンズ Misha Collins アレクシス・ドレーゼン
ポール・シュルツ Paul Schulze ライアン・シャペル
グレン・モーシャワー Glenn Morshower

ということで、嵌らせていただいての大団円なんだけど、後味わるぅ!

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