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SAYURI 2005-12-26

sayuri 原題:MEMOIRS OF A GEISHA
邦題:SAYURI
時間:146分
公開:2005-12-10
製作年度:2005
製作国:アメリカ
配給:ブエナ・松竹
製作総指揮:ゲイリー・バーバー 、ロジャー・バーンバウム 、ボビー・コーエン 、パトリシア・ウィッチャー
製作:スティーヴン・スピルバーグ、ルーシー・フィッシャー、ダグラス・ウィック
監督:ロブ・マーシャル
脚本:ロビン・スウィコード 、ダグ・ライト  
原作:アーサー・ゴールデン
撮影:ディオン・ビーブ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:チャン・ツィイー 、渡辺謙 、ミシェル・ヨー 、役所広司 、桃井かおり

すっごく「日本」に似ているけど「エキゾチック&オリエンタルな架空の国」の物語よね。って思わなければいけない映画。映画っていうのはそういうもんだろうし、LOTRだって、どこにもない「どこか」の話だし。それに近い感覚で観なきゃ。で、映画の舞台になってる「架空の国」には「ゲイシャ」という貧乏な女性が栄達の可能性を追求できる職業があって、その職業の究極の目標は「ダンナ」をゲットすることっていう事になってる。もちろん「ダンナ」をゲットするためには、ヴァージンでいて「ミズアゲ」を受けなければならないっていう条件がつく。しかも、それ以降かせいだお金は「オキヤ」という所属するプロダクションの経営をささえることに使われる。もちろん、そのプロダクション経営者は女性で、稼ぐ「ゲイシャ」を養女にして後を継がせるという人生ルートも用意されている。ああ、不思議。そんなシステムが唯一の価値観にある「架空の国」を思いついて映画にしてみようっていう感覚。どうやら、この国の公用語は英語らしいけど、まあLOTRでは、どんな種族でも英語を使ってたから、これは「世界で公開する映画の都合」なんだって割り切るしかない。わたしが所属する日本という国にそっくりなだけに、ともすれば「日本を舞台にした映画」って思ってしまうシーンもあるけど、それじゃいけない。インド人がこの映画を観る感覚で対応しなきゃいけないのよね。別にインド人じゃなくてもいいけど。

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コメント

「SAYURI」の評価を読んで。”あははは!”です。早速観てみる。

投稿: えびご | 2009.09.18 09:14

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