« 奥様は魔女 2005,7,13 | トップページ | マイ・ジェネレーション 2005,7,16 »

記憶の音楽Gb 2005,7,14

gb 邦題:記憶の音楽Gb
時間:120分
公開:2001
製作年度:2001
製作国:日本
配給:GAGA
製作総指揮:竹本克明 公野勉 倉持健一
製作:
監督:川村ケンスケ
脚本:木田紀生
原作:川村ケンスケ
撮影:宝輪弘行
音楽:森岡賢
出演:松岡充/黒澤優/寺泉憲/矢島健一/笠原紳司 /中村元則/伊倉慎之介/宮田和弥/MariMari/森岡賢/大江千里/余貴美子/本郷功次郎



映画っていうのが翻訳機なら、この映画は壊れてる。川村ケンスケ脚本・監督が自ら作り上げた「世界=原語」を観る側に対して理解させようとする翻訳をしてない。っていうより、できる力が無かったっていったほうがいいのかしら。思いだけが塊のように転がっていて、それをどれだけ解釈できるだけの因数分解を繰り返すかっていうことがされてないの。人間の原初にあるオリジナルな本能に根ざす「音楽」を求めていくっていう実験の被験者が主人公なんだけど、その世界観の設定が陳腐。ブラック団レベル。プロモ系の監督だからスタイリッシュな映像と「音」の使い方に妥協がない。この妥協って「監督=俺様」に対しての妥協。お客のことなんかこれっぽっちも考えてない。セリフなんかいちいち聞こえなくてもいいんだもの。自分だけ台本に書いてあって「解ってる」から。っていうサブカルジャンキーがフィルムを浪費した地球に優しくない「何の役にも立たない製品」がコレ。

|

« 奥様は魔女 2005,7,13 | トップページ | マイ・ジェネレーション 2005,7,16 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

邦画あかさ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 記憶の音楽Gb 2005,7,14:

« 奥様は魔女 2005,7,13 | トップページ | マイ・ジェネレーション 2005,7,16 »