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マイ・ファーザー 2005,7,12

myfather 原題:MY FATHER
邦題:マイ・ファーザー
時間:112分
公開:2005
製作年度:2003
製作国:イタリア/ブラジル/ハンガリー
配給:
製作総指揮:
製作:
監督:エジディオ・エローニコ
脚本:エジディオ・エローニコ 、アントネッラ・グラッシ
原作:ペーター・シュナイダー
撮影:
音楽:リカルド・ジャーニ
出演:トーマス・クレッチマン 、チャールトン・ヘストン 、F・マーレイ・エイブラハム 、トーマス・ハインツ 、ドニーズ・ワインベルク

ナチの高官が南米に逃亡して、っていう話を聞いてはいたけど、そんな高官をドイツに残された息子が訪ねていくという話。そういう意味では南米に生きるナチの高官っていう情景を初めて見せてくれた映画。テーマは「三つ子の魂、百まで」っていう事で、民族浄化っていうかアーリア優性思想が絶対無くなってなかった父親の真実の心を見た息子が、結局のところ父子の絆を切りきれなかったっていう話。別にこんな設定じゃなくても描けるテーマなのにね、って思うけど。ドイツのホロコーストが起きてしまった思想的な狂信性っていう重すぎるテーマが父子の関係性っていうもう一本のテーマの何百倍も大きすぎて、映画として「なにを伝えたいか」っていうことの視線がぶれてしまってると思う。それにしても、けっこう老齢のチャールトン・ヘストン(マイケル・ムーアの映画で印象的な保守オヤジだったわね)が意味無く上半身裸になっているシーンが不気味。なぜかしら。監督がフケ専ゲイなのかしらって引いたわ。

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