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聖なる嘘つき その名はジェイコブ

「聖なる嘘つき その名はジェイコブ」 原題  1999米/ソニー・ピクチャーズ 鑑賞 1999/12/07
【監  督】 ピーター・カソヴィッツ
【キャスト】ロビン・ウィリアムズ/アラン・アーキン/ボブ・バラバン/ハンナ・テイラー・ゴードン/マイケル・ジェター/アーミン・ミューラー・スタール/リーブ・シュライバー
パンドラが壷を開けてしまって、世界に飛び出した災厄の中で最後に出てきたのが「希望」だった。ていうお話があるけど、この映画で「希望」が壷から出てきてよかったって思った。ホロコーストっていうのは永遠のテーマなのかもしれない。シンドラーのリストもそうだったけど本当にどうしようもなく救われない悲惨なことだったんだろうなって思う。ユダヤ人地区でたまたま聞いたラジオニュースを仲間に話したところからジェイコブが戦争が終わる日が近いという情報を持っているとされてしまう。で、ジェイコブが聞いてもいないラジオニュースを語り始めると、住民が希望を持つことで自殺をするものがいなくなる。ジェイコブは嘘をつき続けることになる。で、ラストにドイツ兵に「嘘だったと住民の前で白状しろ」と強要されるんだけど、彼はそのまま黙して死を選ぶ。そんな話。ストーリーは予測できるし、俳優たちの演技もいいし、冒頭のタイトルバックが「ああ、そうか」って思うくらいにうまくできてるし。いい映画なんだけど、残念ながら日本人向きじゃないし、楽しい気持ちにもならない。やっぱホロコーストって日本人にとっては他人事でしかないのかな。ベトナム戦争ものもそうだし、やっぱ海の向こうの出来事なんだもの。多分、欧米人が感動するのとは決定的に違うんだろうな。同じ感情はもてないんだと思う。やっぱ日本にはアニメ「火垂るの墓」があるものね。

【結論】ヨーロッパの人たちが「寅さん」を観て感動できる?泣ける?共有できる共通の涙と笑いの存在は認めるけど、共通しないものの方が多いはずだわ。

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