« リトル・ヴォイス | トップページ | シックス・センス »

バッファロー66

「バッファロー66」 原題 Buffalo'66 1998米 鑑賞 1999/11/04
【監  督】 ヴィンセント・ギャロ
【キャスト】ヴィンセント・ギャロ/クリスティーナ・リッチ
映画以外にちょっと別の要素もあっての鑑賞。だけど、あんまり期待してなかったわりに、けっこう面白い映画だった。もしかしたら、ヴィンセント・ギャロってけっこー才能あるかもしれない。ストーリーは乱暴だし、辻褄があうような展開は無いし、でも出口の無い、自分の人生に嫌悪しながらも、もがいているっていう閉塞感をすっごい出してる。で、ギャロの演じる主人公が、風貌とは全然ちがって<マトモ>であることが、<マトモ>なふりしている様々の登場人物の<マトモでない>こととの対比として描かれている。なんか、コイツって本当は馬鹿なんじゃない?って感じ。でも、もしかしたら、こういう人物=超善人っているようでいないかもって暗澹たる気分になる。錯覚で生きてるんだものね。普通。主役のカップル以外が全部エキセントリックなんだけど、逆にそういう人たちが社会に適応して生きてる。そんな暗喩がメインテーマなんだろうなぁ。もしかしたら、宗教的な映画なのかもしれない。ある意味でボーイミーツガールのヴァリエーションなんだけど、表層だけで理解する映画じゃなくて、もっと人間の本質にグサァって切り込む、ちょっと見かけじゃわからないけど深淵なテーマを内包してる映画なのかもしれない。*この映画の冒頭に、サイレントの短編作品があったけど、ちょっとアレは理解不能だった。

【結論】とはいえ、映像そのものは、雑っぽさが意識的なのか、無意識なのか、見られる。でもそれもこの作品の味になってる。

|

« リトル・ヴォイス | トップページ | シックス・センス »

映画・テレビ」カテゴリの記事

洋画 は行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5950/7326002

この記事へのトラックバック一覧です: バッファロー66:

« リトル・ヴォイス | トップページ | シックス・センス »