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ロスト・イン・スペース

「ロスト・イン・スペース」Lost in space 鑑賞 1998/12/15
【監  督】 ステファン・ホプキンス
【キャスト】ゲイリー・オールドマン/ウィリアム・ハートマット・ルブラン

あんまり深く考えてはいけないのかもしれない。原作になった「宇宙家族ロビンソン」って観た事ないし(聞いた事はある)、だから純粋に新しいアイデアのSF映画として観た。きっと旧作のパロディとかあるんだろうけど、わからいもの。で、この映画、すっごく無理がある。ぐるぐると理屈をフローチャートで計画して作ったみたいで、時間を超えていくストーリーのつじつまを合わせよう合わせようとしている(努力)がプンプン匂う。だから余計、その「さあどうだ。文句あっか」という傲慢さ(物語の)が気に障る。もっとそういう説明をはぶいてストレートに宇宙冒険モノにしてくれたほうが楽に観れるのにね。時間旅行っぽいことを考え付いたからこうなっちゃったのかぁ。見事に(もしヒットしたら)第二弾を作ろう!という意図が見える幕切れ。あ、もしかしたらテレビシリーズにもなるかも。でも、きっと懐かしい人には懐かしい映画なんだろうなって思うけど、Ayaringとしてはチープな第二弾なんかはちょっと見る気がしない。スタートレックみたいにもうマニアじゃないと判らない内容になると思うもの。数年前、何だか判らないで「スタートレックシリーズ」の映画を観てしまって、ところが、それまでの経緯や歴史を知ってないと理解できない会話や物語りだったので、すっごくつまらなく感じた事が有る。多分そういう「マニアじゃない客は観なくていいや」っていうシリーズになっていくと思う。そういうのなら、普通のお客さんに宣伝しないで欲しい。って、最後は「スタートレック」への愚痴でした。

【結論】これほど計算されているのに、本質部分で<理屈>に破綻があるみたい。

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