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雨あがる

「雨あがる」 1999年 日本  鑑賞 2000/01/29
【監  督】 小泉尭史
【キャスト】 寺尾 聡/宮崎美子/三船 明
黒澤明が残した脚本を助監督だった小泉尭史が映画化したもの。ほのぼのとしたいい映画。腕がたつのに、いたって真面目すぎるんで仕官できない浪人と、静かに無口に夫の跡をついていく妻の物語。時代劇ってあんまり観ないから久しぶり。でもよかった。三船敏郎の息子っていう人が殿様をやってたけど、それだけは最低!って感じ。どうしても違う。もっと別の人にすればいいのに。黒澤だから三船だからって配慮かなぁ。船宿では芸達者な役者さんが揃っているんだから、殿様は名前より演技力がある人の方がよかったんじゃないかな。すっごく推敲しきった完成度の高い短編小説を読んだ跡みたいな気分になる映画だわ。でも、あれだけ妻として心から愛され、大事にされ、優しくされたら、やっぱり尽くしちゃうわよね。でもああいうガンコな旦那様って扱いにくそう。

【結論】あんな奥さんって普通いない。なれない。やっぱ時代劇だからかなぁ。すごいよぉ。

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