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ワイルドシングス

「ワイルドシングス」  原題:WILD THINGS 1988アメリカ 鑑賞 1999/02/19
【監  督】 ジョン・マクノートン
【キャスト】ケビン・ベーコン/マット・ディロン/ネーブ・キャンベル/テレサ・ラッセル/デニース・リチャーズ/ダフネ・ルービン=ベガ/ロバート・ワグナー/ビル・マーレー

身に覚えの無い女子高生レイプ事件を発端に、人生を狂わされていく真面目な体育会系教師がマット・デュロン。で、そういう現代的な問題を描くのかと思ったら、これでもかぁ!っていうドンデン返しの連続。多分、後半30分以上はドンデン返しが続く。でもねぇ・・・。本当にいい映画なら、切れの良いドンデン返しがラストにどかん!って大きいのがあって、観客を驚かせるんだろうけど、この映画はちょっと違う。ドンデン返ししすぎて、ほとんどの登場人物が、それまで描かれていた人物像を裏切っていく。ちょっと卑怯な感じ。というよりも、脚本が破綻してるんじゃないかとも思う。がちっと構築されたストーリーで、微妙な伏線を敷きつつ、脚本家と監督の演出と俳優の演技に上手に騙されていく<快感>が、全くない。途中ちょっとだけ登場する人物もラストには完全に忘れられていたり、もうちょっと練ったほうがいいんじゃないかなって思う。マット・デュロンを見に行ったから、まあいいけど、、、。

【結論】謎解きが説明しなくちゃ分からない。推理小説なら、超駄作になってしまう。

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