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ゴッド・ディーバ 2004,2,25

goddiva 原題:IMMORTAL AD VITAM
   GOD * DIVA
邦題:ゴッド・ディーバ
時間:104分
公開:2004/04
製作年度:2004
製作国:フランス
配給:日本ヘラルド、ポニーキャニオン、フジテレビ、角川書店
監督:エンキ・ビラル
脚本:エンキ・ビラル
製作:シャルル・ガソ
出演:リンダ・アルディ、トーマス・クレッチマン、シャーロット・ランプリング

最近どうも似たような世界観の映画が多いみたい。あんまり期待しないで観たら、やっぱりね。作家の心象風景なのか、かなり閉鎖的なイメージの終末風景を舞台にしたSF。「ブレードランナー」「フィフスエレメト」とかの原点っていう謳い文句。一番、後から出てきたけど、原作じゃオリジナルで、他の作品が模倣なんだって言う。でも、後から出てきたんだから、負け。やっちゃったもの勝ちよね。でも、それも、風景描写っていうか、科学技術描写っていうか、そういう画面づらの部分だもの。それだったら、戦前の名作SF映画って言われる「メトロポリス」が最初なのかもしれないもの。レトロなゴシックな爛熟した退廃社会風な味わいのある未来観。そんな風景を舞台に、引用と暗喩がちりばめられたパンキッシュ(なんて言葉あるかしら)な会話が続く。エジプト神がエイリアンていうか、超越者であるっていう部分は「フィフスエレメント」で既出の表現。ビラル監督が、限定された世代っていうか、時代でのパンクカルチャーのカリスマだっていう事をアドバンテージにしていくなら、その思想を反映しているはずの映画が陳腐臭が漂う愚作でしかないだけに、偶像が堕ちてしまう。餅は餅屋っていう言葉を贈りたい世界で二番目の人。一番目はもちろん、ギャロだわ。映画って才能があからさまにされてしまって、すごく恥ずかしい鏡かもしれないわね。

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