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やさしい嘘 2004,12,8

yasashiuso 原題:Depuis wu'Otar est parti...
邦題:やさしい嘘
時間:102分
公開:2004
製作年度:2003
製作国:フランス・ベルギー
配給:東芝
監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
脚本:ジュリー・ベルトゥチェリ 、ベルナール・レヌッチ
原作:
音楽:
製作:ジャナ・サルドリシュヴィリ
出演:エステル・ゴランタン 、ニノ・ホマスリゼ 、ディナーラ・ドルカーロワ 、テムール・カランダーゼ 、ルスダン・ボルクヴァーゼ

ヨーロッパの閉塞感は島国に住む私たちとは別の種類のものなんだなって思う。日本での動乱は日本史の中では、ほぼ同民族の覇権争いが殆どだし、ある時点からは天皇家は縦軸にいるし、破滅的に宗教戦争があるわけでもないし、基本的な文化傾向は維持されているし。島国だから元々閉塞してるしね。ヨーロッパでは「戦場」か、それに類する「動乱」が歴史的日常で、他民族によって、歴史や文化がリセットされていくっていう価値観の崩壊に惑う人たちの地理的な移動によって掴む「閉塞からの脱出」感。そんなダイナミックな変革が比較にならないくらい大きいって思うの。で、そういう歴史の中で語る物語としては「あるある」系なんだなって。パリに不法移民した息子からの手紙を待つ母親と、永遠に続くかもしれない、退屈で未来のない日常を生きる孫娘の思いが交差して、パリという都会で人生をチェンジし、諦観する。ああ、地味なテーマ。NHKが渋い俳優を駆使して芸術祭に参加するスペシャル企画ドラマみたいな内容。文化格差や高齢化や社会貧困問題や、テーマっぽく謳いあげるネタは満載のね。これでも商業映画なのね、きっと。だって日本の会社が買い付けて東宝の劇場が公開してて、お客さんも入ってるのだから。

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