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トリコロールに燃えて 2004,11,8

torikoro 原題:Head in the Clouds
邦題:トリコロールに燃えて
時間:121分
公開:2004
製作年度:2004
製作国:アメリカ/イギリス/スペイン/カナダ
配給:GAGA
監督:ジョン・ダイガン
脚本:ジョン・ダイガン
原作:
音楽:テリー・フルーワー
製作:ジュリア・パラウ 、マシュー・ペイン
出演:シャーリーズ・セロン 、ペネロペ・クルス 、スチュアート・タウンゼント 、トーマス・クレッチマン 、スティーヴン・バーコフ

「モンスター」で凄かったシャーリーズ・セロンの美女っぷりを確認するんで観たの。まあ、絵に描いたようなゴージャスな弾けたお嬢様ぶり。反動なのかな。やっぱり。でもそれだけ。ペネロペ・クルスもスペイン難民で、ってまんまのキャラクターだったし。それよりも、映画そのものに問題があるみたい。全体をとおしての致命的欠陥は「タメ」が無いっていうことかしら。クラシックコンサートでコーダーのあと数秒して割れんばかりの拍手がっていう、その数秒のようなタメ。緩急が監督の掌で自在に操られて、観客がストーリーのリズムに乗せられている「スイング感」っていうの?それが皆無。カチカチとコンピュータでリズムセクションを刻んだような素っ気無さが、映画のテーマの経年型代恋愛大河ドラマの「味」を殺している。って、テーマそのものも古風で、いまさらって思うけど。でも、十数年にわたる恋愛の構造を描いているわけだから、うまく魅せてくれれば納得するのに。エピソードが都合よく時間を省略して、伏線も雑に繋がっていくうちに唐突な悲劇で終わらせてしまうから「泣いてる」暇もなくエンドクレジットになっちゃうの。この結末なら「泣ける」ようにして欲しいのに。流れ作業のようにリズムが一定でカットアウトしちゃう。盛り上がりも「タメ」てくれないから恋愛そのものが余計に安っぽく見えちゃう。一定のリズムを刻む「ボレロ」だってラストの大盛り上がりとカットアウトのようなコーダーで感動を呼ぶんだもの。せめてそのくらいの技巧は発揮して欲しかったわ。文字で読めばきっといいお話だろうに、映画はこれだけの女優を揃えながらB級にしちゃったのね。

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