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カレンダー・ガールズ 2004,7,12

calendargirls 原題:CALENDAR GIRLS
邦題:カレンダー・ガールズ
時間:108分
公開:2004
製作年度:2003
製作国:アメリカ
配給:SPE
監督:ナイジェル・コール
脚本:ティム・ファース 、ジュリエット・トウィディ
原作:
音楽:パトリック・ドイル
製作:
出演:ヘレン・ミレン 、ジュリー・ウォルターズ 、シアラン・ハインズ 、ペネロープ・ウィルトン 、セリア・イムリー

実話であるっていう強みね。オリジナルな話だったら、陳腐なコメディになってしまうけど、本当にあったっていう事で、隙のあるストーリーを補完してる。キャラクターの描き分けとかに演出力の弱さっていうか、監督の力量の少なさを感じてしまう。でも、俳優たちの「普通のおばさんたちがこんなことしちゃいました」っていう実話のリアリティを出すために、本当にババアな容姿と演技で頑張ってる。この迫力で、演出力の弱さをカバーしている。っていうことで、この映画、弱いとこだらけなのに、その弱いところが、別の種類の弱いところを補完する形になっていて、ふらふらになりながら、上手く凭れあってちて、結果、それなりの娯楽作品に仕上がっているっていう、「毛利家の三本の矢」みたいな道徳的教えを感じさせる「映画の教科書」になってる。言いすぎ?

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