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グレン・ミラー物語 2004,10,10

gurenm 原題:
邦題:グレン・ミラー物語
時間:117分
公開:
製作年度:1954
製作国:アメリカ
配給:ユニバーサル
監督:アンソニー・マン
脚本:ヴァレンタイン・デイヴィス 、オスカー・ブロドニー
原作:
音楽:ジョセフ・ガーシェンソン 、ヘンリー・マンシーニ
製作:アーロン・ローゼンバーグ
出演:ジェームズ・スチュワート 、ジューン・アリソン 、ルイ・アームストロング 、ベン・ポラック

「スウィング・ガールズ」がヒットしてる。「シコふんじゃった」以来「ウォーターボーイズ」あたりまでの、ミスマッチ環境への巻き込まれ&本気になっちゃう物語。それはどうでもいいけど、テーマにしたスウィング・ビッグバンド・ジャズっていう音楽ジャンルをちょっと興味の対象にしちゃった。で、借りてみたのがこの映画。ほかにも「ベニー・グッドマン物語」や「五つの銅貨」とかを推薦されたけど、「スウィング・ガールズ」で演奏されてた曲がメインになってたのがこの作品。映画って出会いなんだなって思うけど、「スウィング・ガールズ」を観てなければ、知ってたけど死ぬまで観ない映画だったかもしれない。だいたいグレン・ミラーってよく知らない人だし、そんな人の伝記映画なんてね。おそらく50年代くらいのハリウッド映画の王道みたいな、愛と感動の物語で、すっかりクライマックスでは泣かされてしまった。貧乏だけど楽天的な(恋愛においても凄い楽天的っていうか勝手な男)トロンボーン奏者のグレン・ミラーがビッグバンドジャズを「発明」して、大成功&大金持ちになって、絶頂の時に戦死しちゃうっていう、泣ける要素たっぷりな物語。当時の本物のジャズ奏者が本名で出演してたり、リアルタイムで観たアメリカの観客にはたまらない映画だったんでしょうねって想像できる。古き良きアメリカ映画。シニカルさとか毒とか無い、職人の映画作家が、観客に感動っていう満足をきっちり「入場料分返す」作品に出来ている。こういう映画は重箱の隅つつくみたいな批判や突っ込みをしちゃいけないわよね。

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