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ラストサムライ 2003,12,10

lasts 原題:THE LAST SAMURAI
邦題:ラストサムライ
時間:154分
公開:2003/12/06
製作年度:2003
製作国:アメリカ
配給:WB
監督:エドワード・ズゥィック
脚本:エドワード・ズゥィック
製作:マーシャル・ハースコビッツ
出演:トム・クルーズ、ティモシー・スポール、ビリー・コノリー、トニー・ゴールドウィン、渡辺 謙、真田広之、小雪、中村七之助

外国人が作ったチャンバラ映画。武士道とか侍を妙に美化している違和感はあるけど、でも日本人でも昨今の制作者だと、同じようになってしまうかも。メルヴィルの「サムライ」という映画があって、アラン・ドロンが物静かなヒットマンを演じてて、それがベッソンの「レオン」に繋がっていくフレンチな侍解釈のテイストと、アメリカ人が解釈するサムライとの違いはどこにあると思う?多分、「七人の侍」を「荒野の七人」にしてしまったりする、本当はそれだけが全てなくせに、ポーズとして力と正義に対する、根拠のない(無い物ねだりな)アンチテーゼがアメリカンなのかもしれない。都合よく「オナー(名誉とか生きる思想って意味)」という言葉、これまた唯物論者の楽園であるアメリカには、幻想にしか存在しないもので表現している。それはさておき、相変わらず「騎兵隊系=白黒はっきりさせちまえ系」の話で、きっとトム・クルーズは楽しかったんだろうな、っていう主演者満足度の高い映画に仕上がっている。アメリカ人の監督とかも、多分かなり謙虚に日本人俳優とかのまっとうな意見をとりいれていたようで、さまざまなポイントで「勘違い」しそうな点が破綻しないで進んで行く。ぎりぎりキワモノ映画にならずに済んでいるという感じ。ナニコレ?な雰囲気が途中もっと頻出すると思ったけど大丈夫だった。踏みとどまった。だけどやっぱり、エンドクレジット眺めながら、マクロ的な違和感は残ってしまう。まあしょうがないかも。しょせん、チャンバラ映画だもの。世が世なら、場末の東映系の劇場でトイレの臭いとかが漂うスクリーンに割れた音が耳障りな、そんな場しか与えられない「チャンバラ」が、あれだけの観客を集めてロードショーでヒットしてる。ところで、売店でグッズを売っていたけど、「記念印篭」とか買ってる人、何考えているのだろう。

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