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マトリックス・レボリューションズ 2003,11,26

matr 原題:The Matrix Revolutions
邦題:マトリックス・レボリューションズ
時間:129分
公開:2003/11/05
製作年度:2003
製作国:アメリカ
配給:ワーナー
監督:アンディー・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
脚本:アンディー・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
製作:アンディー・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー=アン・モス/ヒューゴ・ウィービング/ジャダ・ピンケット・スミス/モニカ・ベルッチ/コリン・チャウ

3話で完結らしい。もともと世界観とかよく分からないシリーズだったしね。ちょっとマニアックなゲームで攻略本が必要なのと同じ気分。1本目の後半で、ついて行くのを諦めてるから、どんなことが起きても怒らないことにしていたので、まあ納得。たくさんのお金を使って、視覚的に楽しませてくれたからいいとしてみる。公開してから早速劇場に行った「ファン」の人たちから、けっこう怒号を聞いていたので心配してたけど、入場料を捨てた気分になるほどではなかった。いちおう1000円の日に行って保険かけてたけどね。ドラゴンクエストという伝説的なRPG、1本目はそれなりに完結してたけど、その後2,3と続き、4の完全完結編では、すべての辻褄が見事に収束してマニアに賞賛されていたと聞いている。想定していない続編を製作する「理想的なお手本」だといわれている。ウォシャウスキー兄弟は、ドラゴンクエストをプレーするべきだったわね。マト2,3を製作する前に。でなければ、ここまで世界観においてお客さんを置いてきぼりにすることはなかったと思う。でも、西部劇のパロディみたいな「味方の砦」「攻めるインディアン」「救いに来る騎兵隊」の構造が、悔しいけどワクワクさせられた。鬼隊長が命懸け、憧れる若者が勇気を持って大事な仕事をし遂げる。ピントはずれな総司令官にイライラさせられる観客。なんか、映画の遺伝子に刷り込まれているような「ベタ」だけど「身を乗り出しちゃう」展開に、ちいさく拍手。このあたりが、この兄弟の真骨頂だったりしてね。

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