ドーベルマン 2003,11,23

原題：DOBERMANN
邦題：ドーベルマン
時間：105分
公開：1997
製作年度：1997
製作国：フランス
配給：コムストック
監督：ヤン・クーネン
脚本：ジョエル・ウサン
製作：フレデリック・デュマ、エリック・ネヴェ
出演：ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ、チェッキ－・カリョ、ロマン・デュリス、アントワーヌ・バズレール、ドミニク・ベタンフェルド

フランスのコミック風な映画ってどういうんだろう、って「ミシェル・ヴァイヨン」を観た後の会話で教えてもらった映画を借りてみた。結局、アメリカ映画への憧れなのか、フランス映画でコミックタッチ（原作だったりも）するのは、こっちの方向へ来てたのね、っていうのがよくわかった。ただ、細かな描写（ちょっとしたウケ部分やくすぐり）に凝ってるのがフレンチなのかな。そういうとこって、もっとアメリカンだとベタに客にアピールするもの。作り手たちが、思い込みで「面白がって」るクスグリが嫌だとついていけないかも。早く話しを進めろ！ってね。ラストの方のアンニュイなとこ（ママが赤ちゃん救うシーン）なんかは、ああフレンチって感じ。狂乱の刑事がソニアの誕生日に行く前に路上で食べてるホットドッグが美味しそう。大好きな焼きたてフランスパンに、堅めのソーセージ。ワイルドでいい。食べたい。