ミシェル・ヴァイヨン 2003,11,20

原題：Michel Vaillant
邦題：ミシェル・ヴァイヨン
時間：116分
公開：2004/12/20
製作年度：2003
製作国：フランス
配給：アスミックエース
監督：ルイ＝パスカル・クグレア
脚本：リュック・ベッソン
製作：リュック・ベッソン、ピエランジュ・ル・ポギャム
出演：サガモール・ステヴナン、ディアーヌ・クルージェ、ヤングブラッド・ヒルズ

フランスのヒットコミック原作とのこと。そんなものは知らないので、予断なく観た。ありがちなスポコンものっていうか、友情、努力、勝利っていう世界普遍のカタルシス方程式をなぞってる。「予期せぬ障害」「迫る時間との競争」「味方のふりした敵」「卑怯卑劣な敵役」「さわやかな正義側の土壇場での勝利」。これらのキーワードを、カーレースの世界を舞台に展開してるだけ。ヒューマンドラマにもなり得ないし、フランス映画だからゴリゴリのカーアクションも無く、日本人にとってミシェル・ヴァイヨン役に魅力も感じないし（これは個人差かもね、あたしにとってはダメかも）。じゃあ、どんなジャンルのファンがこの映画を、どんな目的で観るんだろう。って、公開の時の客層がすっごく気になる。余計な心配ね。だって、タイトルからして、意味不明なんだもの。「日本人だと誰も知らない人の名前」なんだものね。