クリムゾン・リバー ２ 黙示録の天使たち 2004,3,16

原題：LES RIVIERS POURPRES 2: LES ANGES DE L'APOCALYPSE
邦題：クリムゾン・リバー　２　黙示録の天使たち
時間：分
公開：2004
製作年度：2004
製作国：仏、英、伊
配給：アスミックエース、GAGA
監督：オリヴィエ・ダアン
脚本：リュック・ベッソン
製作：アラン・ゴールドマン
出演：ジャン・レノ、ブノワ・マジメル、クリストファー・リー

２月１３日に字幕なしで観て以来。今日は完成披露ということで、字幕付き。ま、基本的には前回と同じね。こういう場面でこういう感じのかっちょいいシーンをやってみたい、っていう場面をつなげるための、怪しげな伝説と宗教のテイストのある接着剤な物語。記号として、いろいろなエピソードや暗喩を黙示録から採取して、ちりばめている。だからこれと言った宗教観や思想がないだけに、物語については底が浅い。しょせん、猟奇さを出すパーツなんだものね。さまざまな残虐な殺人が展開するけど、冷静に考えると、そんなにまでして「怨恨」があるのかなって、殺し方や道具立てが誰に向けての殺人なのかなって、理解不能。ま、どこかで見たことあるようなハリウッド・アドベンチャー・アクションを、フレンチソースつかって欧州の暗黒なスパイスを利かせるとこうなる、っていう作品ね。１００分くらいだから、まあ、結末の納得を求めなければ、それなりにお客さんは集まるかもしれない。