2026-123M 「大丈夫、大丈夫、大丈夫!」☆☆☆★

Sdaijobu原題:It's Okay!
邦題:大丈夫、大丈夫、大丈夫!
時間:102分
公開:2026-04-10
製作年度:2023
製作国:韓国
配給:日活、KDDI
製作総指揮:
製作:ソン・ウォンソク
監督:キム・へヨン
脚本:
原作:
撮影:イ・ソクミン
音楽:キム・ジュンソク
出演:イ・レ(イニョン)、チン・ソヨン(ソラ)、チョン・スビン(ナリ)、イ・ジョンハ(ドユン)、ソン・ソック(ドンウク)

韓国・ソウルの芸術団を舞台に、母を亡くした女子高生と完璧主義の先生の心の交流を描いたヒューマンドラマ。

ソウル国際芸術団の舞踊学科に所属するイニョンのもとに、母の訃報が届く。母子家庭で育った彼女は家賃を払えず家を追い出されてしまい、芸術団の練習室に隠れて寝泊まりするようになる。芸術団の60周年公演に向けて猛特訓が続くなか、「魔女」と呼ばれる冷徹な芸術監督ソラに練習室での生活を知られてしまったイニョンは、ソラの家に居候することになる。年齢も性格も生活習慣も異なる2人は互いに戸惑いながらも、同じ時間を過ごすうちに心を通わせていく。そんな中、芸術団のエースでイニョンを敵対視するナリの不調をきっかけにチーム内で問題が発生し、イニョンら団員たちとソラの気持ちはバラバラになってしまう。

「ソウォン 願い」のイ・レが主人公イニョン、「毒戦 BELIEVER」のチン・ソヨンが「魔女」と呼ばれる先生ソラを演じ、「犯罪都市 THE ROUNDUP」のソン・ソックが共演。テレビドラマ「恋愛体質 30歳になれば大丈夫」などのキム・ヘヨン監督が長編初メガホンをとり、2024年・第74回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門にて、韓国映画として初めてクリスタル・ベア賞(最優秀作品賞)に輝いた。

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2026-122M 「シネマ歌舞伎 曽根崎心中」☆☆☆★★

Ssonezakisinju邦題:シネマ歌舞伎 曽根崎心中
時間:99分
公開:2026-04-10
製作年度:2026
製作国:日本
配給:松竹
脚本:宇野信夫
原作:近松門左衛門
出演:坂田藤十郎、中村鴈治郎、坂東竹三郎、松本錦吾、中村亀鶴、中村芝翫、片岡我當

近松門左衛門が実際の事件をもとに悲恋を描き、人形浄瑠璃や歌舞伎で上演される名作「曽根崎心中」。歴史的大ヒットとなった映画「国宝」でも重要なシーンを担った同演目を、歌舞伎の舞台を映画館でデジタル上映する「シネマ歌舞伎」としてスクリーン上映。

遊女・お初を生涯で1400回以上も演じた人間国宝・四世坂田藤十郎、恋人の徳兵衛を藤十郎の長男で、映画「国宝」で歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎が演じた、2009年4月の歌舞伎座公演を収録した。

相思相愛の仲である遊女・お初と商人・徳兵衛。ある日、徳兵衛は友人の裏切りにより、伯父に返すはずだった金をだまし取られてしまう。名誉を傷つけられ絶望する徳兵衛を、お初は信じ続けていた。縁の下に潜む徳兵衛に、「命をかけて潔白を証明する」覚悟を問うお初。その問いに「死の決意」をもって応える徳兵衛。潔白を証明し、来世で添い遂げるため、2人は夜陰にまぎれて曽根崎の森へと向かう。

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2026-121M 「ヴィットリア 抱きしめて」☆☆☆★★

Svitoriadakishimete原題:Vittoria
邦題:ヴィットリア 抱きしめて
時間:84分
公開:2026-04-10
製作年度:2024
製作国:イタリア
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
製作総指揮:
製作:ロレンツォ・チオッフィ ジョルジオ・ジャンパ ナンニ・モレッティ
監督:アレッサンドロ・カッシゴリ ケイシー・カウフマン
脚本:アレッサンドロ・カッシゴリ ケイシー・カウフマン
原作:
撮影:メリッサ・ノチェッティ
音楽:ジョルジオ・ジャンパ
出演:マリレーナ・アマート、ジェンナーロ・スカーリカ、ヴィンチェンツィオ・スカーリカ、アンナ・アマート、ニーナ・ロレンツァ・チャーノ

養子縁組を通して家族同士の複雑な関係性や倫理観を描いたイタリア発のヒューマンドラマ。

ナポリでヘアサロンを営みながら、夫や3人の息子たちと暮らすジャスミン。家族仲は円満で仕事も充実しているが、自分の人生に足りない何かを感じていた。父を亡くした後、ジャスミンは見知らぬ少女の夢をたびたび見るようになる。夢の中で自分の腕に飛び込んでくる少女に会いたいと強く望む彼女は養子縁組を行うことを決意するが、家族から理解を得られず家庭内がぎくしゃくしてしまう。しかも、通常の養子縁組では性別を選ぶことは許されないことだった。

「カリフォルニエ」のアレッサンドロ・カッシゴリとケイシー・カウフマンが監督・脚本を手がけ、同作にも出演したマリレーナ・アマートが主演を務めた。製作にはイタリアの名匠ナンニ・モレッティが名を連ねた。2024年・第81回ベネチア国際映画祭アルカ・シネマ・ジョヴァーニ部門にて最優秀イタリア映画賞を受賞。

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2026-120M 「脛擦りの森」☆☆☆

Ssunekosurinomori邦題:脛擦りの森
時間:61分
公開:2026-04-10
製作年度:2025
製作国:日本
配給:シンカ
製作総指揮:
製作:川村岬 平賀督基 スージュン 伊藤義彦 北原豪 中村高志
監督:渡辺一貴
脚本:渡辺一貴
原作:
撮影:大和谷豪
音楽:福田廉之介
出演:高橋一生(謎の男)、蒼戸虹子(さゆり)、黒崎煌代(若い男)

「岸辺露伴は動かない」シリーズの監督・渡辺一貴と主演・高橋一生のタッグによるオリジナル作品。岡山県に伝わる妖怪「脛擦り(すねこすり)」に着想を得て、深い森の中を舞台に、神秘的で美しく、そして残酷な愛の物語を描き出す。

人里から離れた深い森の中。足に傷を負った若い男は、女の甘い歌声に導かれ、古めかしい神社にたどり着く。そこには謎の男と、若く美しい妻・さゆりが暮らしていた。看病を受け、傷も癒えた若い男は、そこで夢のような、時の止まったかのような時間を過ごす。繰り返される穏やかな日々は、まるで永遠に続くかに思えたが……。

渡辺監督が岡山県の森に足を運び、その地に伝わる物語からインスピレーションを受けてオリジナル脚本を執筆。岡山県の高梁市や新見市で撮影が行われた。謎の男役で高橋一生が主演を務め、男とともに森の奥深くに暮らす謎の女・さゆりを、これが映画出演2作目となる新星・蒼戸虹子が演じた。第78回カンヌ国際映画祭監督週間に出品された「見晴らし世代」で主演を務め、注目を集める黒崎煌代が、傷を負い森に迷い込む若い男に扮する。

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2026-119M 「1975年のケルン・コンサート」☆☆☆★

S1975kerun原題:Köln 75
邦題:1975年のケルン・コンサート
時間:116分
公開:2026-04-10
製作年度:2025
製作国:ドイツ・ポーランド・ベルギー
配給:ザジフィルムズ
製作総指揮:オーレン・ムーバーマン リリアン・ラサール ポール・ハドソン ライン・ランヌ ジェニファー・フォックス
製作:ソル・ボンディ フレッド・ブール
監督:イド・フルーク
脚本:イド・フルーク
原作:
撮影:イェンス・ハラント
音楽:
出演:マーラ・エムデ(ヴェラ・ブランデス)、ジョン・マガロ(キース・ジャレット)、マイケル・チャーナス(マイケル・ワッツ)、アレクサンダー・シェーア(マンフレート・アイヒャー)、ウルリッヒ・トゥクール(ヴェラの父親)、ヨルディス・トリーベル(ヴェラの母親)

世界的ジャズピアニストのキース・ジャレットが1975年1月24日にドイツのケルン歌劇場で行ったコンサートの開催までの舞台裏を、当時18歳だった女性プロモーターを主人公に描いた音楽青春映画。

ドイツ・ケルンに住む音楽好きの高校生ヴェラ・ブランデスは、厳格な父親への反抗心もあり、来独ミュージシャンのツアーをブッキングするアルバイトを始める。持ち前のバイタリティを発揮して仕事が軌道に乗り始めた頃、ベルリンのジャズ・フェスティバルに出向いた彼女は、アメリカの天才ピアニスト、キース・ジャレットの演奏に衝撃を受ける。キースのケルン公演を実現させようと決意した彼女は、幾多の困難を乗り越えてコンサート開催に漕ぎつけるが、当日、キースの希望していたピアノとは異なる種類のピアノが用意されるというトラブルが発生する。開演時間が迫る中、キースは演奏を拒否し、コンサート開催が危ぶまれるが……。

ライブアルバムの名盤「ケルン・コンサート」としても知られる伝説的なコンサートが、開催中止寸前のトラブルに見舞われるも、弱冠18歳の女性プロモーターの機転と行動力で実現したという、知る人ぞ知る実話を史実に基づき映画化。ドイツの新鋭マラ・エムデがヴェラ役を演じ、キース・ジャレット役を「ファースト・カウ」「パスト ライブス 再会」などで知られるジョン・マガロが演じた。

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2026-118M 「ひなぎく」☆☆★★

Shinagiku原題:Sedmikrásky
邦題:ひなぎく
時間:75分
公開:2026-03-14
初公開:1991年3月3日
製作年度:1966
製作国:チェコスロバキア
配給:チェスキー・ケー
製作総指揮:
製作:
監督:ベラ・ヒティロバー
脚本:ベラ・ヒティロバー エステル・クルンバホバー
原作:ベラ・ヒティロバー パベル・ユラーチェク
撮影:ヤロスラフ・クチェラ
音楽:イジー・シュスト イジー・シュルトル
出演:イトカ・チェルホバー、イバナ・カルバノバー

1960年代チェコ・ヌーベルバーグを代表する一作で、「マリエ1」と「マリエ2」という奔放な2人の少女が繰り広げる大騒ぎを、色ズレやカラーリング、実験的な光学処理、斬新な効果音、唐突な場面転換など冒険心に満ちた多彩な手法を用いて描き出した。

金髪のボブにひなぎくの花輪をのせた姉と、こげ茶の髪を2つに結んだ妹。2人はともに「マリエ」と名乗って姉妹と偽り、男たちを騙して食事をおごらせた挙句に嘘泣きして逃げ出したりと自由気ままに生きている。部屋の中でも、牛乳風呂に入ったり紙を燃やしたりとやりたい放題。グラビアを切り抜き、ベッドのシーツを切り、ついにはお互いの身体をちょん切り始め、やがて画面そのものがコマ切れになる。

監督・脚本は、チェコ映画の先駆者であり、チェコ・ヌーベルバーグで最も著名な女性監督ベラ・ヒティロバー。主人公の2人を演じたのは、オーディションで選ばれた素人のイトカ・ツェルホバーとイバナ・カルバノバー。そのほかの登場人物も作曲家やデザイナーなど、プロの俳優ではない面々が務めている。日本では1991年に吉祥寺バウスシアターで初めて正式に劇場公開され、口コミでロングラン上映となった。以降もカルト的人気を集め、2026年3月には製作60年、日本公開35年を記念して4Kレストア版でリバイバル公開される。

破戒的な描写のカオス。ど前衛の極み。

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2026-117M 「パリから来た殺し屋」☆☆★★★

Soutsideman原題:The Outside Man
邦題:パリから来た殺し屋
時間:112分
公開:2026-04-03
製作年度:1972
製作国:フランス・イタリア・アメリカ
配給:コピアポア・フィルム
製作総指揮:
製作:ジャック・バール
監督:ジャック・ドレー
脚本:ジャン=クロード・カリエール ジャック・ドレー イアン・マクレラン・ハンター
原作:ジャン=クロード・カリエール ジャック・ドレー
撮影:シルバーノ・イッポリティ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:ジャン=ルイ・トランティニャン、アン=マーグレット、ロイ・シャイダー、アンジー・ディキンソン、ミシェル・コンスタンタン、ウンベルト・オルシーニ、フェリス・オーランディ、テッド・デ・コルシア、タリア・シャイア、ジャッキー・アール・ヘイリー

「男と女」「暗殺の森」などで知られるフランスの名優ジャン=ルイ・トランティニャンが主演を務めた、フランス、イタリア、アメリカ合作によるクライムサスペンス。

ロサンゼルス国際空港に降り立ったフランス人の殺し屋ルシアン。ビバリーヒルズのホテルにチェックインし、拳銃を懐にしのばせたルシアンは、車でターゲットである組織の大ボスが住む高級住宅街へと向かう。ターゲットを手際良く始末したルシアンがホテルに戻ると、ホテルは何者かによってチェックアウトされ、パスポートと航空券が消えていた。疑心暗鬼に陥るルシアンに、突如、正体不明の殺し屋が放つ銃弾の雨が降り注ぐ。

ルシアン役のトランティニャンのほか、「愛の狩人」のアン=マーグレット、「フレンチ・コネクション」のロイ・シャイダーをはじめとする仏・伊・米の個性派俳優たちが共演。監督は「ボルサリーノ」2部作や「フリックストーリー」などで知られるジャック・ドレー。脚本を「存在の耐えられない軽さ」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」など数々の名作を手がけたジャン=クロード・カリエールが担当。1972年の製作から半世紀以上を経て、2026年に4Kリマスター版で日本初公開。

1972年のジャック・ドレー監督作品。なんと劇場では日本初公開らしい。この頃はこの手の欧州作品は日本ヘラルドかフランス映画社の牙城。ジャック・ドレーならヘラルドかな。米、仏、伊の三国共作。それでも日本公開がされなかった、というのはやはり作品クオリティが合格点ではなかったのか。そのあたりが、心配だったが、案の定フランス俳優がロサンジェルスを舞台にして英語を駆使。これってもう、ジャン=ルイがかわいそうなだけ。

 

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2026-116M 「落下音」☆☆☆★

Srakkaon原題:In die Sonne schauen
邦題:落下音
時間:155分
公開:2026-04-03
製作年度:2025
製作国:ドイツ
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:
監督:マーシャ・シリンスキ
脚本:マーシャ・シリンスキ ルイーズ・ピーター
原作:
撮影:ファビアン・ガンパー
音楽:
出演:ハンナ・ヘクト(アルマ)、レーア・ドリンダ(エリカ)、レナ・ウルツェンドウスキ(アンゲリカ)、レーニ・ガイゼラー(レンカ)

北ドイツの農場を舞台に、それぞれ異なる時代を生きる4人の少女が体験する不可解な出来事を描いた映像叙事詩。

1910年代、アルマは同じ村で自分と同じ名前を持つ、幼くして死んだ少女の気配を感じる。1940年代、戦争の傷跡が残るなか、エリカは片足を失った叔父への抑えきれない欲望に気づき、自らの得体の知れない影に戸惑う。1980年代、アンゲリカは常に自分の肌にまとわりつく“何か”の視線におびえていた。そして現代、家族とともに移り住んだレンカは、自分の存在が消えてしまいそうな孤独感にさいなまれる。4人の少女の不安は百年の時を経て響き合い、北ドイツの農場を静かに覆い尽くしていく。

本作が長編第2作となるドイツ出身の新鋭マーシャ・シリンスキが監督・脚本を手がけ、2025年・第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて審査員賞を受賞した(オリバー・ラクセの「Sirât」と同時受賞)。

 

 

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2026-115M 「ザッケン!」☆☆☆★

Szakken邦題:ザッケン!
時間:98分
公開:2026-04-03
製作年度:2026
製作国:日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
製作総指揮:
製作:真家基成 安倍純子 石田誠 野村弘幸 岩尾純一
監督:上村奈帆
脚本:上村奈帆
原作:上村奈帆 モノガタリラボ
撮影:野口高遠
音楽:入江陽
出演:中島瑠菜(杉野ゆかり)、大島美優(徳田みみ)、八神遼介(三木カオル)、阿佐辰美、豊島心桜(大森まどか(グー子))、仲村悠菜(狂咲蘭)、山崎光、中村守里、中島歩(福澤先生)、土屋伸之(杉野優一)、板谷由夏(杉野梨花子)、岡本信人(道草四太郎)

東京都立日比谷高校に実在する部活動「雑草研究部」をモチーフに、脚本家・映画監督の上村奈帆とシナリオ制作チーム「モノガタリラボ」が原作を開発して誕生した漫画「ザッケン!」(小学館刊)を、上村が自ら脚本・監督を務めて映画化した青春ストーリー。自分がわからずに迷う思春期の少女が、それまで見向きもしていなかった足元に生える雑草から、自分らしさを見つけていく姿を繊細かつみずみずしく描く。

高校1年生の春。何かに夢中になれるわけでもなく、ただ日々をこなすだけの、どこにでもいる少女だった杉野ゆかりは、雑草を愛し、その生命力に魅せられている同級生の徳田みみ=通称「ドクダミちゃん」と出会う。少し風変りだが、まっすぐでピュアな心を持つ彼女に、ゆかりも少しずつ心を開いていく。ドクダミちゃんは「ザッケン」こと「雑草研究部」の復活を願っており、ゆかりはその熱意に戸惑いながらも、彼女とともにザッケン復活を目指す活動を始めることになるが……。

「蔵のある街」「とれ!」など主演作が続き、「TOKYOタクシー」では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した中島瑠菜が杉野ゆかり役、NHK連続テレビ小説「おむすび」やドラマ「ぼくたちん家」など話題作に出演する大島美優が徳田みみ役を演じ、主演を務めた。

 

 

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2026-114M 「炎かがよへ」☆☆★★

Shomura邦題:炎かがよへ
時間:112分
公開:2026-04-03
製作年度:2026
製作国:日本
配給:S・D・P、shinshin
製作総指揮:堀江圭馬
製作:梅村安 嶋田豪
監督:松田圭太
脚本:冨岡淳広 松田圭太
原作:堀江圭馬
撮影:吉沢和晃
音楽:朝倉紀行
出演:荒木飛羽(蘆名盛隆)、元之介(佐竹義重)、樋口日奈(彦姫)、ゆうたろう(大庭三左衛門)、吉田メタル(佐瀬種常)、松大航也(松本行輔)、杉江大志(蘆名盛興)、翔(栗村盛胤)、佳久創(蘆名盛氏)、加藤小夏(桔梗)、ダイアモンド☆ユカイ(鷗閑斎)、原嘉孝(金上盛備)、戸塚祥太(織田信長)、京本政樹(松本氏輔)、中村梅雀(富田氏実)

現在の福島県会津地方を中心に、鎌倉時代から400年続いた蘆名家の第18代当主として、織田信長からも一目置かれながらも、わずか24年で生涯を閉じた戦国武将・蘆名盛隆(あしなもりたか)を描いた時代劇。

陸奥国を本拠とし、鎌倉時代から400年続く戦国大名・蘆名家に、戦で敗れた二階堂家は、幼い嫡男の盛隆を蘆名家に人質として差し出していた。14歳で初陣した盛隆は、やがて同盟を超えた関係を育むことになる武将・佐竹義重と運命的な出会いを果たす。ほどなくして蘆名家跡取りの蘆名盛興が若くして病死すると、当主・蘆名盛氏は盛興の妻である彦姫の婿として人質の身である盛隆を迎え、やがて盛隆は蘆名家の18代当主となる。実権を掌握した盛隆はある日、美しい舞を舞う家臣・大庭三左衛門に出会い、心を奪われる。

盛隆役を、NHK大河ドラマ「西郷どん」、連続テレビ小説「半分、青い。」などに出演した荒木飛羽が演じ、俳優・インフルエンサーなどの顔を持つ元之介、「乃木坂46」元メンバーの樋口日奈らが顔をそろえる。監督・脚本を「最果てリストランテ」「渚に咲く花」の松田圭太が手がけた。

戦国武将・蘆名盛隆を描いた時代劇。驚いた!BL時代劇だった。嫉妬に狂った美形小姓。

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2026-113M 「ザ・ブライド!」☆☆☆★★

Sbride原題:The Bride!
邦題:ザ・ブライド!
時間:127分
公開:2026-04-03
製作年度:2026
製作国:アメリカ
配給:東和ピクチャーズ、東宝
製作総指揮:カーラ・ライジ デビッド・ウェッブ コートニー・キボウィッツ
製作:マギー・ギレンホール エマ・ティリンジャー・コスコフ オスナット・ハンデルスマン・カレン
監督:マギー・ギレンホール
脚本:マギー・ギレンホール
原作:
撮影:ローレンス・シャー
音楽:ヒドゥル・グドナドッティル
出演:ジェシー・バックリー(ブライド)、クリスチャン・ベール(フランク)、ピーター・サースガード(ジェイク・ワイルズ刑事)、アネット・ベニング(コーネリア・ユーフォロニウス博士)、ジェイク・ギレンホール(ロニー・エドウィン・リード)、ペネロペ・クルス(ミルナ・マロイ)

2021年の長編初監督作「ロスト・ドーター」で高く評価された俳優マギー・ギレンホールが監督・脚本を手がけ、孤独な不死身の怪物・フランケンシュタインと、墓場からよみがえった花嫁・ブライドが繰り広げる愛と破壊の逃避行を描いた作品。

1930年代のシカゴ。自らを創造した博士の名前であるフランケンシュタインを名乗って生きる怪物は、人間たちから忌み嫌われ、誰とも心を通わせることなく過ごしてきた。孤独に耐えきれなくなった彼は、高名な研究者・ユーフォロニウス博士に伴侶を創って欲しいと依頼する。ユーフォロニウス博士は事故死した女性の遺体を墓から掘り起こし、フランケンシュタインの花嫁・ブライドとしてよみがえらせる。フランケンシュタインとブライドはある事件をきっかけに追われる身となるが、2人の逃避行は人々や警察を巻き込み、やがて社会全体を揺るがす革命へと突き進んでいく。

「ハムネット」のジェシー・バックリーがブライド、「ダークナイト」のクリスチャン・ベールがフランケンシュタインを鮮烈に演じ、共演にもピーター・サースガード、アネット・ベニング、ジェイク・ギレンホール、ペネロペ・クルスら豪華キャストが顔をそろえた。

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2026-112M 「黄金泥棒」☆☆☆

Sohgondorobo邦題:黄金泥棒
時間:112分
公開:2026-04-03
製作年度:2026
製作国:日本
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:
製作:
監督:萱野孝幸
脚本:萱野孝幸
原作:
撮影:宗大介
音楽:松下雅史
出演:田中麗奈、森崎ウィン、阿諏訪泰義、石川恋、岩谷健司、中村祐美子、勝野洋、宮崎美子

人生に退屈していた平凡な主婦が金(きん)の魅力にとりつかれ、100億円相当の金の茶碗を盗み出そうとする姿を描いたクライムコメディ。実在の事件から着想を得た物語で、主人公の主婦・美香子を田中麗奈が演じた。

平凡で味気ない日々に退屈していた専業主婦の美香子は、ある日訪れた百貨店で、ゴールドカンパニーのSGCが販売する、100万円もする「金のおりん」をつい盗んでしまう。普通であることが幸せだと言い聞かされて育った美香子だったが、金の魅力にとりつかれたことをきっかけに、幼いころに抱いていた「特別な人になりたかった」「私にしかできないことをする」という夢がよみがり、無謀にも100億円相当の「秀吉の金の茶碗」を盗み出す計画を立てる。しかし、美香子を利用しようとするSGCの社員・金城との駆け引きや、なし崩し的に泥棒の共犯者となった夫の浮気など、トラブルが連続し……。

金の精錬から製作、販売、買取などすべてを手がけるゴールドカンパニーの株式会社SGCが協力し、総額数百億円にものぼる本物の金工芸品の数々が劇中に登場。美香子と駆け引きを繰り広げる金城役で森崎ウィンが共演。監督・脚本は「断捨離パラダイス」「津田寛治に撮休はない」などのオリジナル作品を手がける萱野孝幸。主題歌を広瀬香美が担当。

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2026-111M 「俺たちのアナコンダ」☆☆☆★

Sanakonda2026原題:Anaconda
邦題:俺たちのアナコンダ
時間:99分
公開:2026-04-03
製作年度:2025
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
製作総指揮:サムソン・ムク
製作:ブラッド・フラー アンドリュー・フォーム ケビン・エッテン トム・ゴーミカン
監督:トム・ゴーミカン
脚本:トム・ゴーミカン ケビン・エッテン
原作:ハンス・バウアー ジム・キャッシュ ジャック・エップス・Jr.
撮影:ナイジェル・ブラック
音楽:デビッド・フレミング
出演:ジャック・ブラック、ポール・ラッド、スティーヴ・ザーン、タンディウェイ・ニュートン、ダニエラ・メルキオール、セルトン・メロ

ジャック・ブラックとポール・ラッドが主演を務め、映画「アナコンダ」のリメイク版制作のためジャングルを訪れた主人公たちが本物の巨大ヘビに襲われる姿を描いたアドベンチャーコメディ。

少年時代から映画を愛してきた幼なじみのダグとグリフは、1997年公開のパニックスリラー映画「アナコンダ」をバイブルとして崇めていた。40代を迎えた現在、ダグは映画監督の夢を諦めて結婚式カメラマンの仕事に従事し、グリフは売れない俳優として暮らしている。ある日、地元のパーティで再会した2人は、長年の夢だった「アナコンダ」のリメイク版を自主制作するべく立ち上がる。友人たちを引き連れて南米アマゾンへ向かった彼らは、低予算ながらも順調に撮影を進めていくが、グリフが誤って主役のヘビを殺してしまうトラブルが発生。代役のヘビを探そうとジャングル奥地へ足を踏み入れたものの、そこには巨大なアナコンダが潜んでいた。

主人公2人の友人役で「猿の惑星:聖戦記」のスティーブ・ザーンと「M:I-2」のタンディウェ・ニュートン、謎めいたガイド役で「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のダニエラ・メルキオール、ヘビ使い役で「アイム・スティル・ヒア」のセルトン・メロが共演。「マッシブ・タレント」のトム・ゴーミカン監督がメガホンをとった。

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2026-110M 「そして彼女たちは」☆☆☆★★★

Ssoshitekanojotachiha原題:Jeunes mères
邦題:そして彼女たちは
時間:104分
公開:2026-03-27
製作年度:2025
製作国:ベルギー・フランス
配給:ビターズ・エンド
製作総指揮:
製作:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ デルフィーヌ・トムソン ドゥニ・フロイド
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ リュック・ダルデンヌ
原作:
撮影:ブノワ・デルボー
音楽:
出演:バベット・ファーベーク、エルサ・ホーベン、ジャナイナ・ハロイ・フォーカン、ルシー・ラリュエル、サミア・ヒルミ

「ある子供」「少年と自転車」などで知られるベルギーの名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、母子支援施設で暮らす5人の若き母親たちを描いた群像劇。

若くして妊娠した女性たちを支援する施設で共同生活を送る、ジェシカ、ペルラ、アリアンヌ、ジュリー、ナイマの5人の少女。頼る人を持たず、貧困や暴力などさまざまな問題を抱える彼女たちは、戸惑い、悩み、目指すべき家族像を見いだせないまま母親になる。押し寄せる孤独感に飲み込まれそうになりながらも「愛する」ことを望む少女たちは、時に誰かに寄り添われ、それぞれが歩むべき道を選びとっていく。

「CLOSE クロース」のルーカス・ドン監督が共同プロデューサーに名を連ねた。2025年・第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、脚本賞とエキュメニカル審査員賞を受賞。

カンヌ映画祭が愛してやまないダルデンヌ兄弟の新作。多分、相変わらずの散文詩だろうなあ。と思ったら、4組の未成年母子の物語を、きちんとヴァリエーションをつけて、破綻なくカットバックで描いて、一定の結末にたどり着いていた。なかなか心に刺さる、貧困の断面を見せつけられた。傑作。

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2026-109M 「金子文子 何が私をこうさせたか」☆☆☆★

Skanekoayako_20260402073901邦題:金子文子 何が私をこうさせたか
時間:121分
公開:2026-02-28
製作年度:2025
製作国:日本
配給:旦々舎
製作総指揮:
製作:
監督:浜野佐知
脚本:山﨑邦紀
原作:
撮影:高間賢治
音楽:吉岡しげ美
出演:菜 葉 菜、小林且弥、三浦誠己、洞口依子、白川和子、結城貴史、和田光沙、鳥居しのぶ、大方斐紗子、菅田俊、吉行和子

約100年前に日本の国家権力に全力で抗った虚無主義者・無政府主義者の金子文子を主人公に、死刑判決から獄中での自死に至るまでの121日間を描いた伝記ドラマ。「雪子さんの足音」などの女性監督・浜野佐知が、金子文子の生の声を伝える短歌をもとに、彼女の孤独な闘いを描き出す。

1903年に生まれた金子文子は、父親が出生届を出さなかったため「無籍者」として育ち、9歳の時に朝鮮半島で暮らす祖母と叔母の家に引き取られた。植民地である朝鮮の村人たちを搾取する祖母一家から奴隷同然の虐待を受け、1919年には朝鮮の三・一独立運動を目撃。16歳で山梨の母の実家に戻され、その後東京で苦学した文子は、思想的にはキリスト教から社会主義、無政府主義を経て虚無主義にたどり着いた。やがて彼女は、朝鮮で独立運動に身を投じ日本に逃れて来た朴烈と出会う。同志にして恋人となった2人は、日本の帝国主義・植民地主義を批判する活動に奔走するが、1923年の関東大震災の際に検束され、死刑判決を受ける。その後、恩赦により無期懲役に減刑され栃木女子刑務所へ送られた文子は、たったひとりの獄中闘争を続けるが……。

菜葉菜が主演を務め、最後まで国家権力に反逆した文子の魂の叫びを体現。小林且弥が朴烈を演じ、三浦誠己、洞口依子、吉行和子が共演。

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