2018-102M 「未来のミライ」☆☆☆★★

Miraimira 邦題:未来のミライ
時間:98分
公開:2018-07-20
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:
監督:細田守
脚本:細田守
原作:細田守
撮影:
音楽:高木正勝
出演:上白石萌歌(くんちゃん)、黒木華(ミライちゃん)、星野源(おとうさん)、麻生久美子(おかあさん)、吉原光夫(謎の男)、宮崎美子(ばあば)、役所広司(じいじ)、福山雅治(青年)
「バケモノの子」「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督が手がけるオリジナルの長編劇場用アニメーション。甘えん坊の4歳の男児くんちゃんと、未来からやってきた成長した妹ミライの2人が繰り広げる不思議な冒険を通して、さまざまな家族の愛のかたちを描く。とある都会の片隅。小さな庭に小さな木の生えた、小さな家に暮らす4歳のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ、戸惑いの日々を過ごしていた。そんな彼の前にある時、学生の姿をした少女が現れる。彼女は、未来からやってきた妹ミライだった。ミライに導かれ、時を越えた冒険に出たくんちゃんは、かつて王子だったという謎の男や幼い頃の母、青年時代の曽祖父など、不思議な出会いを果たしていく。これがアニメ声優初挑戦の上白石萌歌がくんちゃん、細田作品は3度目となる黒木華がミライの声を担当。両親役に星野源、麻生久美子、祖父母役に宮崎美子、役所広司。
是枝監督の「万引き家族」と真逆のアプローチ。家族の物語は血脈とともに繋がる至高の存在として描かれる。

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2018-101M 「スターリンの葬送狂騒曲」☆☆☆★

Stasoso 原題:The Death of Stalin
邦題:スターリンの葬送狂騒曲
時間:106分
公開:2018-08-03
製作年度:2017
製作国:イギリス・カナダ・フランス・ベルギー
配給:ギャガ
製作総指揮:
製作:
監督:アーマンド・イアヌッチ
脚本:
原作:
撮影:
音楽:
出演:スティーブ・ブシェーミ、サイモン・ラッセル・ビール、パディ・コンシダイン、ルパート・フレンド、ジェイソン・アイザックス、マイケル・ペイリン、アンドレア・ライズボロー、ジェフリー・タンバー、オルガ・キュリレンコ
字幕も入って、公開日、邦題も決まって再見。

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2018-100M 「贅沢な骨」☆☆★★★

Zeitakunahone 邦題:贅沢な骨
時間:95分
公開:2001-08-25
製作年度:2001
製作国:日本
配給:スローラーナー
製作総指揮:
製作:行定勲、益子昌一
監督:行定勲
脚本:行定勲、益子昌一
原作:
撮影:福本淳
音楽:朝本浩文、MOKU
出演:麻生久美子(ミヤコ)、つぐみ(サキコ)、永瀬正敏(新谷アキヲ)、渡辺真起子(素子)、光石研(医師)
複雑に揺れる3人の男女の、愛の行方を描いたドラマ。監督は「閉じる日」の行定勲。脚本は、行定監督と「閉じる日」の益子昌一の共同。撮影を「閉じる日」の福本淳が担当している。主演は、「RED SHADOW 赤影」の麻生久美子、「月光の囁き」のつぐみ、「けものがれ、俺らの猿と Getting wild with our monkey」の永瀬正敏。2001年度キネマ旬報ベスト・テン監督賞受賞作品。16ミリからのブローアップ。

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2018-099M 「ファントム・スレッド」☆☆☆★

Fantomuslead 原題:Phantom Thread
邦題:ファントム・スレッド
時間:130分
公開:2018-05-26
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:ビターズ・エンド、パルコ
製作総指揮:アダム・ソムナー、ピーター・ヘスロップ、チェルシー・バーナード
製作:ジョアン・セラー、ポール・トーマス・アンダーソン、ミーガン・エリソン、ダニエル・ルピ
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
原作:
撮影:ポール・トーマス・アンダーソン
音楽:ジョニー・グリーンウッド
出演:ダニエル・デイ=ルイス(レイノルズ・ウッドコック)、ビッキー・クリープス(アルマ)、レスリー・マンビル(シリル)、ブライアン・グリーソン(ロバート・ハーディ医師)、カミーラ・ラザフォード(ジョアンナ)、ジーナ・マッキー(ヘンリエッタ・ハーディング伯爵夫人)
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン監督とダニエル・デイ=ルイスが2度目のタッグを組み、1950年代のロンドンを舞台に、有名デザイナーと若いウェイトレスとの究極の愛が描かれる。「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「リンカーン」で3度のアカデミー主演男優賞を受賞している名優デイ=ルイスが主人公レイノルズ・ウッドコックを演じ、今作をもって俳優業から引退することを表明している。1950年代のロンドンで活躍するオートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコックは、英国ファッション界の中心的存在として社交界から脚光を浴びていた。ウェイトレスのアルマとの運命的な出会いを果たしたレイノルズは、アルマをミューズとしてファッションの世界へと迎え入れる。しかし、アルマの存在がレイノルズの整然とした完璧な日常が変化をもたらしていく。第90回アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。

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2018-098M 「デッドプール2」☆☆☆★★

Deadpool2 原題:Deadpool 2
邦題:デッドプール2
時間:120分
公開:2018-06-01
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
製作総指揮:スタン・リー、ジョナサン・コマック・マーティン、ケリー・マコーミック、イーサン・スミス、アディッティア・スード、レット・リース、ポール・ワーニック
製作:サイモン・キンバーグ、ライアン・レイノルズ、ローレン・シュラー・ドナー
監督:デビッド・リーチ
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック、ライアン・レイノルズ
原作:
撮影:ジョナサン・セラ
音楽:タイラー・ベイツ
出演:ライアン・レイノルズ(ウェイド・ウィルソン/デッドプール)、ジョシュ・ブローリン(ケーブル)、ザジー・ビーツ(ドミノ)、モリーナ・バッカリン(ヴァネッサ)、ジュリアン・デニソン(ラッセル/ファイヤーフィスト)、レスリー・アガムズ(ブラインド・アル)、忽那汐里(ユキオ)
R指定ながら全世界で大ヒットを記録した異色のヒーロー映画「デッドプール」の続編。マーベルコミック「X-MEN」シリーズに登場するキャラクターで、人体実験により驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまった元傭兵のウェイド・ウイルソン/デッドプールの活躍を描くアクションコメディ。最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。ケーブル役をジョシュ・ブローリンが演じ、モリーナ・バッカリン、ブリアナ・ヒルデブランド、T・J・ミラーら前作のキャストが続投。忽那汐里が新たに参加している。監督は「アトミック・ブロンド」のデビッド・リーチ。

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2018-097M 「日日是好日」☆☆☆★

Nititniti 邦題:日日是好日
時間:100分
公開:2018-10-13
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東京テアトル、ヨアケ
製作総指揮:
製作:
監督:大森立嗣
脚本:大森立嗣
原作:森下典子
撮影:
音楽:
出演:黒木華(典子)、樹木希林(武田先生)、多部未華子(美智子)
エッセイスト森下典子が約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづり人気を集めたエッセイ「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」を、黒木華主演、樹木希林、多部未華子の共演で映画化。「本当にやりたいこと」を見つけられず大学生活を送っていた20歳の典子は、タダモノではないと噂の「武田のおばさん」が茶道教室の先生であることを聞かされる。母からお茶を習うことを勧められた典子は気のない返事をしていたが、お茶を習うことに乗り気になったいとこの美智子に誘われるがまま、流されるように茶道教室に通い出す。見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うこととなり、就職、失恋、大切な人の死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気がついていく。主人公の典子役を黒木が、武田先生役を樹木、いとこの美智子役を多部がそれぞれ演じる。監督は「さよなら渓谷」「まほろ駅前多田便利軒」などの大森立嗣。

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2018-096M 「タリーと私の秘密の時間」☆☆☆

Tarry 原題:Tully
邦題:タリーと私の秘密の時間
時間:95分
公開:2018-08-17
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:キノフィルムズ
製作総指揮:ジェイソン・クロス、アンディ・ポラック、ポール・テニソン、デイル・ウェルズ、スタン・トーマス、ロン・マクレオド、ジェイソン・ブルーメンフェルド
製作:メイソン・ノビック、ディアブロ・コーディ、シャーリーズ・セロン、ベス・コノ、A・J・ディックス、ヘレン・エスタブルック、ジェイソン・ライトマン
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コーディ
原作:
撮影:エリック・スティールバーグ
音楽:ロブ・シモンセン
出演:シャーリーズ・セロン、マッケンジー・デイビス、マーク・デュプラス、ロン・リビングストン
「JUNO ジュノ」「マイレージ、マイライフ」のジェイソン・ライトマン監督が、「ヤング≒アダルト」でもタッグを組んだシャーリーズ・セロンを再び主演に迎え、3人の子を育てる母親と不思議な魅力をもったベビーシッターの女性との交流や絆を、コミカルかつハートウォーミングに描いたドラマ。仕事に家事に育児にと何でも完璧にこなしてきたマーロだったが、3人目の子どもが生まれて疲れ果ててしまう。そんなマーロのもとに、夜だけのベビーシッターとしてタリーという若い女性がやってくる。自由奔放でイマドキな女子のタリーだったが、仕事は完璧で、悩みも解決してくれ、マーロはそんなタリーと絆を深めることで次第に元の輝きを取り戻していく。タリーは夜明け前には必ず帰ってしまい、自分の身の上を語らないのだが……。セロンがマーロ役を演じ、「ブレードランナー 2049」などで注目されるマッケンジー・デイビスがタリーに扮した。脚本を「JUNO ジュノ」「ヤング≒アダルト」のディアブロ・コーディが手がけた。

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2018-095M 「クワイエット・プレイス」☆☆☆★

Quietplace 原題:A Quiet Place
邦題:クワイエット・プレイス
時間:90分
公開:2018-09-28
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:東和ピクチャーズ
製作総指揮:
製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッドリー・フラー
監督:ジョン・クラシンスキー
脚本:ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー
原作:
撮影:
音楽:
出演:エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキー、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ
「ボーダーライン」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラントが主演、ブラントの夫でもある俳優のジョン・クラシンスキーが監督・脚本を手がけ、全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー。ブラントが主人公となる一家の母親エヴリンに扮し、エヴリンを支える夫のリーをクラシンスキーが自ら演じ、夫婦共演も果たした。聴覚障害を持つ娘役は、自身も同じ障害を持つ「ワンダーストラック」のミリセント・シモンズ。音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、「決して音を立ててはいけない」というルールを守り、生き延びている家族がいた。彼らは会話に手話を使い、歩くときは裸足で、道には砂を敷き詰め、静寂とともに暮らしていた。しかし、そんな一家を想像を絶する恐怖が襲う。

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2018-094M 「パシフィック・リム アップライジング」☆☆★★★

Pasificrimuprising 原題:Pacific Rim: Uprising
邦題:パシフィック・リム アップライジング
時間:111分
公開:2018-04-13
製作年度:2018
製作国:アメリカ
配給:東宝東和
製作総指揮:エリック・マクレオド
製作:トーマス・タル、メアリー・ペアレント、ジョン・ジャシュニ、ケイル・ボイター、ギレルモ・デル・トロ、フェミ・オグンス、ジョン・ボイエガ
監督:スティーブン・S・デナイト
脚本:エミリー・カーマイケル、スティーブン・S・デナイト、T・S・ノーリン、キラ・スナイダー
原作:
撮影:ダン・ミンデル
音楽:ローン・バルフェ
出演:ジョン・ボイエガ(ジェイク・ペントコスト)、スコット・イーストウッド(ネイト・ランバート)、カイリー・スパイニー(アマーラ・ナマーニ)、菊地凛子(森マコ)、チャーリー・デイ(ニュートン・ガイズラー博士)、ジン・ティエン(リーウェン・シャオ)、バーン・ゴーマン(ハーマン・ゴットリーブ博士)、マックス・チャン(チュアン司令官)、アドリア・アルホナ(ジュールス・レジェス)、新田真剣佑(リョーイチ)
人が乗り込み操縦する巨大ロボットのイェーガーと「KAIJU」と呼ばれる巨大モンスターの戦いを描いて話題となったSFアクション大作「パシフィック・リム」の続編。前作を手がけたギレルモ・デル・トロは製作にまわり、テレビシリーズ「Marvel デアデビル」などで知られるスティーブン・S・デナイトが長編映画初監督を務めた。前作でイドリス・エルバが演じたスタッカーの息子ジェイクが新たな主人公となり、前作から10年後、平穏が訪れたと思われた地球に再びKAIJUが現れたことをきっかけに、新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロットたちの戦いを描いた。ジェイク役は「スター・ウォーズ フォースの覚醒」で一躍世界的に知られる存在となったジョン・ボイエガ。共演にスコット・イーストウッド、ジン・ティエン、前作から続投のチャーリー・デイ、菊地凛子ら。日本からは菊地のほか、新田真剣佑がパイロット訓練生のひとりとして登場する。自らの命と引き換えに人類を救った英雄スタッカーを父に持つジェイクは、父とは別の道を歩んでいたが、KAIJUに復讐心を燃やす少女アマーラと出会ったことをきっかけに、義姉である森マコと再会。マコの説得により、一度は辞めたイェーガーのパイロットに復帰することになるが……。

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2018-093M 「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」☆☆☆★

Battlesex 原題:Battle of the Sexes
邦題:バトル・オブ・ザ・セクシーズ
時間:122分
公開:2018-07-06
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
製作総指揮:
製作:クリスチャン・コルソン、ダニー・ボイル、ロバート・グラフ
監督:バレリー・ファリス、ジョナサン・デイトン
脚本:サイモン・ビューフォイ
原作:
撮影:リヌス・サンドグレン
音楽:ニコラス・ブリテル
出演:エマ・ストーン(ビリー・ジーン・キング)、スティーブ・カレル(ボビー・リッグス)、アンドレア・ライズボロー(マリリン・バーネット)、サラ・シルバーマン(グラディス・ヘルドマン)、ビル・プルマン(ジャック・クレイマー)、アラン・カミングカス(バート・“テッド”・ティンリング)、エリザベス・シュー(プリシラ・リッグス)、オースティン・ストウェル(ラリー・キング)
「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンが実在のテニスの女王を演じ、1970年代に全世界がその行方を見守った世紀のテニスマッチ「Battle of the Sexes(性差を超えた戦い)」を映画化。73年、女子テニスの世界チャンピオンであるビリー・ジーン・キングは、女子の優勝賞金が男子の8分の1であるなど男女格差の激しいテニス界の現状に異議を唱え、仲間とともにテニス協会を脱退して「女子テニス協会」を立ち上げる。そんな彼女に、元男子世界チャンピオンのボビー・リッグスが男性優位主義の代表として挑戦状を叩きつける。ギャンブル癖のせいで妻から別れを告げられたボビーは、この試合に人生の一発逆転をかけていた。一度は挑戦を拒否したビリー・ジーンだったが、ある理由から試合に臨むことを決意する。ビリー・ジーン役をストーン、ボビー役を「フォックスキャッチャー」のスティーブ・カレルが演じた。監督は「リトル・ミス・サンシャイン」のジョナサン・デイトン&バレリー・ファリス。「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイルが製作、サイモン・ビューフォイが脚本。

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2018-092M 「モリのいる場所」☆☆★★

Morinoirubasyo 邦題:モリのいる場所
時間:99分
公開:2018-05-19
製作年度:2018
製作国:日本
配給:日活
製作総指揮:
製作:
監督:沖田修一
脚本:沖田修一
原作:
撮影:月永雄太
音楽:牛尾憲輔
出演:山崎努(熊谷守一)、樹木希林(秀子)、加瀬亮(藤田武)、吉村界人(鹿島公平)、光石研(朝比奈)、青木崇高(岩谷)、吹越満(水島)、池谷のぶえ(美恵ちゃん)、きたろう(荒木)、林与一(昭和天皇)、三上博史(知らない男)
山崎努と樹木希林という、ともに日本映画界を代表するベテランが初共演を果たし、伝説の画家・熊谷守一夫妻を演じた人間ドラマ。30年間もの間、ほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を見つめ描き続けたという熊谷守一=モリのエピソードをベースに、晩年のある1日を、「モヒカン故郷に帰る」「横道世之介」の沖田修一監督がフィクションとしてユーモラスに描いていく。昭和49年の東京・池袋。守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていた。それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課であった。そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客が訪れる。守一を撮影することに情熱を傾ける若い写真家、守一に看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、さらには得体の知れない男まで。老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかだった。

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2018-091M 「女と男の観覧車」☆☆☆★★

Kanransha 原題:Wonder Wheel
邦題:女と男の観覧車
時間:101分
公開:2018-06-23
製作年度:2017
製作国:アメリカ
配給:ロングライド
製作総指揮:アダム・B・スターン、マーク・アタナシオ、ロナルド・L・シェ
製作:レッティ・アロンソン、エリカ・アロンソン、エドワード・ワルソン
監督:ウッディ・アレン
脚本:ウッディ・アレン
原作:
撮影:ビットリオ・ストラーロ
音楽:
出演:ケイト・ウィンスレット(ジニー)、ジャスティン・ティンバーレイク(ミッキー)、ジム・ベルーシ(ハンプティ)、ジュノー・テンプル(キャロライナ)、ジャック・ゴア(リッチー)、デビッド・クラムホルツ(ジェイク)、マックス・カセラ(ライアン)
ウッディ・アレン監督がケイト・ウィンスレットを主役に迎え、1950年代ニューヨークのコニーアイランドを舞台に、ひと夏の恋に溺れていくひとりの女性の姿を描いたドラマ。コニーアイランドの遊園地内にあるレストランで働いている元女優のジニーは、再婚同士で結ばれた回転木馬操縦係の夫・ハンプティと、ジニーの連れ子である息子のリッチーと3人で、観覧車の見える安い部屋で暮らしている。しかし、ハンプティとの平凡な毎日に失望しているジニーは夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをしながら劇作家を目指している若い男ミッキーと不倫していた。ミッキーとの未来に夢を見ていたジニーだったが、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナの出現により、すべてが大きく狂い出していく。ウィンスレットが主人公のジニーを演じるほか、ミッキー役を歌手で俳優のジャスティン・ティンバーレイク、ハンプティ役をジム・ベルーシ、キャロライナ役をジュノー・テンプルがそれぞれ演じる。

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2018-090M 「欲望という名の電車」☆☆☆☆

Yokubo 原題:A Streetcar Named Desire
邦題:欲望という名の電車
時間:122分
公開:1952-05-22
製作年度:1951
製作国:アメリカ
配給:WB
監督:エリア・カザン
脚本:テネシー・ウィリアムズ
原作:テネシー・ウィリアムズ
音楽:アレックス・ノース
製作:チャールズ・フェルドマン
出演:ヴィヴィアン・リー 、マーロン・ブランド 、キム・ハンター 、カール・マルデン 、ルディ・ボンド
1948年度のピュリッツア賞を受けたテネシー・ウィリアムズ「ガラスの動物園(1950)」の同名の戯曲の映画化1951年度作品。「ガラスの動物園(1950)」のチャールズ・K・フェルドマンが製作、原作者ウィリアムズが自ら脚本を書き「暗黒の恐怖」のエリア・カザンが、部隊初演以来の監督を担当する。撮影は「踊る海賊(1948)」のハリー・ストラドリング、音楽はアレックス・ノースの担当。主演はこの舞台劇をロンドンで演じたヴィヴィアン・リー(「アンナ・カレニナ」)と、ニューヨーク初演以来のマーロン・ブランド(「兵隊」)で、助演陣も初演以来のキャストを中心にして、キム・ハンター(「天国への階段」)、カール・マルデン(「拳銃王」)、ルディ・ボンド、ニック・デニス、ベグ・ヒリアスらが出演する。なおヴィヴィアン・リー、キム・ハンター、カール・マルデン及び美術監督のリチャード・デイ、装置のジョージ・J・ホプキンスは夫々51年度アカデミー賞を受けた。

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2018-089M 「夜のピクニック」☆☆☆

Bd711c269c55a15a 邦題:夜のピクニック
時間:96分
公開:2006-09-30
製作年度:2006
製作国:日本
配給: ムービーアイ,松竹
製作総指揮:
製作:牛山拓二
監督:長澤雅彦
脚本:
原作:恩田陸
撮影:小林基己
音楽:REMEDIOS
出演:多部未華子、石田卓也、郭智博、西原亜希、貫地谷しほり、柄本佑、加藤ローサ、池松壮亮、嶋田久作、田山涼成、南果歩
第2回本屋大賞に輝いた恩田陸の同名ベストセラーを「ココニイルコト」「ソウル」の長澤雅彦監督が映画化。24時間、夜通しで80kmを歩き続ける高校の伝統行事“歩行祭”に参加した生徒たちの心の成長と恋愛をストレートに描く青春群像劇。主演は宮部みゆき原作の「理由」に出演した多部未華子。共演に嶋田久作、田山涼成、南果歩ら。

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2018-088M 「羊と鋼の森」☆☆☆★

Hitujitohaganenomori 邦題:羊と鋼の森
時間:134分
公開:2018-06-08
製作年度:2018
製作国:日本
配給:東宝
製作総指揮:
製作:
監督:橋本光二郎
脚本:金子ありさ
原作:宮下奈都
撮影:山田康介
音楽:世武裕子
出演:山崎賢人(外村直樹)、鈴木亮平(柳伸二)、上白石萌音(佐倉和音)、上白石萌歌(佐倉由仁)、堀内敬子(北川みずき)、仲里依紗(濱野絵里)、城田優(上条真人)、森永悠希(南隆志)、佐野勇斗(外村雅樹)、光石研(秋野匡史)、吉行和子(外村キヨ)、三浦友和(板鳥宗一郎)
ピアノ調律師の青年の成長を描き、2016年・第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都の小説を、山崎賢人の主演で映画化。将来の夢もなく生きていた外村は、高校でピアノ調律師の板鳥と出会い、板鳥の調律したピアノの音色に魅せられ、その日から自身も調律の世界を目指すことを決意。専門学校を出て新米調律師として働くようになった外村は、調律師の先輩たちをはじめ、高校生姉妹、引きこもりの青年、意地悪なバーのオーナーなど、調律を通して知り合う人々とのかかわりによって、調律師として、そしてひとりの人間として成長していく。山崎が主人公・外村に扮し、外村が調律の世界に足を踏み入れるきっかけとなった板鳥を名優・三浦友和が演じる。また、実の姉妹である上白石萌音と上白石萌歌が、ピアノを弾く高校生姉妹の和音と由仁をそれぞれ演じ、初共演した。監督は「orange オレンジ」の橋本光二郎。
■原作のもつ透き通ったクリスタルの様な静謐なイメージが果たして映画のスクリーンに再現できていただろうか。おそらく、監督が一番自覚しているのではないだろうか。ひたすらに森の風景を出すことで、足りていない部分を補完しようとしているとしか思えない。それぞれの登場人物の持つ「物語」がひとつの詩文に収束する原作の余韻は、描き切れてはいなかった。

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